昨日4/29(金)の昭和の日に我が「アルビレックス新潟」はJ1リーグ第8節を
アウェイの「キンチョウスタジアム」で「セレッソ大阪」と戦いました!
アウェイの「キンチョウスタジアム」で「セレッソ大阪」と戦いました!
まずは、大阪まで遠征されたアルビサポーターの皆さまお疲れ様でした。
ボクはスカパー!を見ながら西を向いて念を送っていましたよ。

セレッソは今季はACLの疲れもあるのか?また勝ちをあげてませんが、
昨年度はJ2から昇格したばかりなのにJ1リーグ3位となった強敵です。
昨年度はJ2から昇格したばかりなのにJ1リーグ3位となった強敵です。
昨年アルビもリーグ戦では勝ててません。
さらに昨年オープンした新たなホーム「キンチョウスタジアム」では、
リーグ戦6勝2分と不敗神話が続行中のところ、今季初のホーム戦になります。
リーグ戦6勝2分と不敗神話が続行中のところ、今季初のホーム戦になります。

しかし、今季のアルビはまだ負けていませんので、
このまま上位に留まるためには確実に勝ち点を積み重ねていかなければなりません。
このまま上位に留まるためには確実に勝ち点を積み重ねていかなければなりません。
「セレッソ」とはスペイン語で桜の意味。
新潟の桜もすっかり先週で散ってしまいましたので、大阪の桜も咲いてもらう訳にはいきませんね。
15:04、黙祷のあと、9,014人の歓声を受けキックオフです。

すると、昨年まではわりと立ち上がりが悪かったアルビでしたが、今年はどうやら違うみたいです。
なんと! 開始3分でブルーノロペスが酒井高得とのヒールを使ったワンツーで、いきなりゴーーーーーール!!
2試合連続で早い時間の先制点!

今年は例年の課題でもあった、試合の入り方の悪さが解消されているみたいです!
しかし、前節は早い時間に先制しておいて流れがあるうちに追加点がとれず、
後半には体力や集中力が続かないで、結局ドローになってしまいました。
後半には体力や集中力が続かないで、結局ドローになってしまいました。
先制したのに追いつかれてしまうドローは気分的にも落ちて終わるので、
なんとしてもこのまま逃げ切り、いや追加点をとって引導を渡したいところです。
なんとしてもこのまま逃げ切り、いや追加点をとって引導を渡したいところです。
この日はザッケローニ日本代表監督も視察に来ていたのですが、
1点目をアシストし、南アフリカW杯の時のサポートメンバーでもあった高得が
キレキレでわかりやすいぐらいもうアピールをしていますよ。
1点目をアシストし、南アフリカW杯の時のサポートメンバーでもあった高得が
キレキレでわかりやすいぐらいもうアピールをしていますよ。

荒いけど攻守に渡って積極的に仕事をし、いつもこれぐらいのモチベーションでやってもらいたいほどですが、
これが後半までもつのかが心配ですよ。
これが後半までもつのかが心配ですよ。
また、チャリティーマッチでカズにゴールを譲ったGKの東口や
首の不調のセンターバック石川に代わり、今季スタメン初のUー22の代表でもある
鈴木大輔もしっかりアピール出来ていますよ。
首の不調のセンターバック石川に代わり、今季スタメン初のUー22の代表でもある
鈴木大輔もしっかりアピール出来ていますよ。
しかし、ケガから復帰して待望のボランチとして今季初スタメンで出られた菊池でしたが、
前半29分の故障から、予期せぬ形で慶行に交代してしまい、少し嫌な空気が流れてたかにも思えました。
前半29分の故障から、予期せぬ形で慶行に交代してしまい、少し嫌な空気が流れてたかにも思えました。
でも、それぐらいでアルビの勢いは止まりませんでしたよ!
相手のアマいパスも見逃さずしっかりとカットし、セカンドボールも自分たちのものにする。
さらに中央突破がコワい相手の攻めをどんどん端っこに追いやる事も出来ていました。
ん~いいぞぉ! このペースで追加点だぁ!
・・・と思ってたら前半42分、一瞬の隙をつかれて、
セレッソのホドリゴ・ピンパォン選手が右から内側に自ら切り込まれ、
最後中央を走ってきた乾選手に渡して、見事キレイな連携で同点騨を決められてしまいました。
セレッソのホドリゴ・ピンパォン選手が右から内側に自ら切り込まれ、
最後中央を走ってきた乾選手に渡して、見事キレイな連携で同点騨を決められてしまいました。

あっちゃ~っ!
また勢いのあるうちに追加点がとれず、追いつかれてしまったぁ!
これで「1ー1」で後半に入る事になりますが、前節は体力も持たず厳しい試合になってしまったので、
なんとか今回は前半の勢いは続けてくれよぉ!
なんとか今回は前半の勢いは続けてくれよぉ!
そう思っていたら、後半開始前にちょっと珍しい光景が・・・
セレッソの選手が円陣組み、後半開始のホイッスルが鳴るのを待つのみな時に、
アルビの選手たちは誰もピッチに来ていない。
アルビの選手たちは誰もピッチに来ていない。
これはアルビの選手たちが遅刻したのか? セレッソの選手が早すぎたのかはわかりませんが、
セレッソのホームである「キンチョウスタジアム」はブーイングにつつまれてしまいました。
セレッソのホームである「キンチョウスタジアム」はブーイングにつつまれてしまいました。

でも、アルビの選手たちは何だかそのブーイングされている事が
どこかうれしそうな表情をしているように見えましたけどね。
どこかうれしそうな表情をしているように見えましたけどね。
まあ、なかなかアルビの選手は地味な人達が多いので、
歓声はもちろん、なかなかブーイングもされる事ないですから。
歓声はもちろん、なかなかブーイングもされる事ないですから。
そのブーイングでさらにモチベーションは上がりますよぉ!
・・・なんて思ったら、後半になってもアルビがめちゃくちゃペースを握ってます。
前節の課題がしっかりとクリアされていましたよ。
特にブルーノロペスの決定的なシュートは相手GKのキム・ジンヒョン選手の
ファインセーブにバマまれましたが、その後どんどん勢いが増しましたね。
ファインセーブにバマまれましたが、その後どんどん勢いが増しましたね。

今日は勝てる! いや、勝たないといけないんだ!
・・・なんて思っているのはアルビだけでなく、
さすがにホーム開幕戦でもあるセレッソもその思いは強いはずです。
さすがにホーム開幕戦でもあるセレッソもその思いは強いはずです。
徐々に、両チームとも攻撃重視のカウンターでの攻め合い。
とっても激しい打ち合いとなり、スタジアムにも「緊張感」が走っていますよ!
「キンチョウスタジアム」なだけにね・・・
どちらも足が止まらない、体力の限界を超えた気力だけの戦い。
後半39分には酒井高得がその激しい戦いの中、相手のゴールキックを後頭部に受け、
戦線離脱してしまいました。
戦線離脱してしまいました。

なんでしょう?この試合。
これを勝つと、何かのタイトルがもらえるんでしょうか?
これを勝つと、何かのタイトルがもらえるんでしょうか?
両チーム共、このGWにタイトな連戦を控えているのに・・・
これがJリーガーが全力で戦うって事なんですね。
『被災地に向けてサッカー選手がやれることは全力でプレイすることです!』
という選手の言葉を耳にしましたが、こういう事を言うんですね。
という選手の言葉を耳にしましたが、こういう事を言うんですね。
試合の終了間際にはこんな珍しいシーンも見られました。

この過酷な戦いに足をツッてしまったセレッソの清武選手を、
アルビのGK東口が応急処置を施してあげていますね。
アルビのGK東口が応急処置を施してあげていますね。
試合中は敵であるはずなのに、やはりこういったことでは敵味方関係ないってことでしょうか?
それとも、全力で闘いたいからこそ全力で向かって欲しいということなのでしょうか?
それとも、全力で闘いたいからこそ全力で向かって欲しいということなのでしょうか?
結局結果は「1ー1」のドローでしたが、お互いが少しも譲らず、
そして称えあえる中身の濃い1点だったと思います。
そして称えあえる中身の濃い1点だったと思います。
GW初日ですし、初めてJリーグを見に来られたご家族もきっと満足する試合だったことでしょう。
本当ならアウェイで勝ち点をとれた事は良しとしてもいいのですが、
昨年のリーグ一引き分けの多い勝ちきれないチームという汚点を晴らすため、
しかも追いつかれてのドローってことで、ここは厳しくいきましょう。
昨年のリーグ一引き分けの多い勝ちきれないチームという汚点を晴らすため、
しかも追いつかれてのドローってことで、ここは厳しくいきましょう。
アルビ桜散る・・・
大阪で桜が散った気持ちになったのはアルビの方でした。

次のJ1リーグ第9節のアルビレックス新潟は5/3(火)憲法記念日に、
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」で「ヴィッセル神戸」との対戦です。
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」で「ヴィッセル神戸」との対戦です。
現在アルビの4位にたいして、神戸は今シーズンは1勝1敗1分の9位。
先シーズン、最終節まで降格の恐れがあったチームですが、
その高い集中力で最終戦をレッズ相手に「4-0」と大きな勝利を得てJ1に留まりました。
その高い集中力で最終戦をレッズ相手に「4-0」と大きな勝利を得てJ1に留まりました。
その一瞬の爆発力は底知れないので恐ろしいチームであることは間違いありません。
ただ、とにかく相手がどこであっても次はホームですから、
今度こそ今季ホーム初勝利を手にしなければなりませんね。
今度こそ今季ホーム初勝利を手にしなければなりませんね。
またビッグスワンで盛り上がりましょう!