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馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

ボンジュール♪


過去の旅の記憶をたどる「過去旅ログ」。

相方の強い希望で「ドイツ」から始まった2006年6月18日(日)~26日(月)の
ヨーロッパ「新婚旅行」の記憶旅も、いよいよ残すところあと約3時間となりましたぁ。

最終日、6/25(日)は雨の「パリ」で過ごし、最後の観光に「凱旋門」の上から「パリ」を一望しましたよ。

さあ、あとはお土産買って日本に帰るだけです。

ここまで長々と書いてきたこの「過去旅ログ」にお付き合いいただき、
一緒に旅をしてくれた方々、大変ありがとうございます。

いよいよ最終回、やっと日本に帰れますよぉ♪

でも、家に着くまでが「新婚旅行」です! 最後までハグれずついてきてくださいねぇ。
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「凱旋門」から降りてきたボクらは世界一オシャレな通りと言われている「シャンゼリゼ通り」を、
鼻で風をきるように優雅に歩きます。

もちろんそんな時に頭の中を流れる曲はあの歌・・・

♪オ~ シャンゼリゼ~ オ~ シャンゼリゼ~・・・・・・グゥ~~~~・・・

気取って軽快に歩いてもお腹は空いちゃいますね。

そう言えば朝から何も食べてませんでした。

やっぱりせっかくなのでオシャレに「シャンゼリゼ通り」オープンカフェをたしなむのがいいでしょう♪

って、思いましたが、この日は生憎の雨模様。

誰も外のテーブルでカフェしている人はいませんでした。

ある意味、逆にここはホッとしましたよ。

だってここは高級ブランド店なども並び、世界でもトップクラスの地価が高い場所。

ただでも物価が高いパリなのにどんなことになったやら。

こんな時は「世界の言葉」マクドナルドに入りましょう!

ここ「シャンゼリゼ通り」にもまるんですねぇ。

って、あれ? 見慣れた黄色い「M」マークが白に金フチになってるぞ!?
しかも、お店は黒を基調にシックに品よくなってます。

やっぱり、「パリ」景観にあわせた規制にしたがっているんでしょうね。

・・・しかし、ここ「シャンゼリゼ通り」を歩いている人はボクらと同じ考えのおノボリさんばっかりなのかぁ?

このマクドナルドはめちゃめちゃ混んでましたよ。

まあまあ、なにも「パリ」に来て並んでまで「マック」・・・いや「マクド」に入らなくてもいいじゃないかぁ。
(ちなみに「パリ」でも日本の関西と同じで略称は「マクド」ね。)

そう思い、せっかく海外に来たのだから日本には無い、
ヨーロッパでは「Q」のマークでお馴染みのファーストフードショップ「クイック」に入りましたよ。
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まあ、ホントは「パリ」の「マクド」には
「フライドポテト」が2種類から選べるっていうので興味はあったのですが・・・

「クイック」のチーズバーガーも「マクド」の味とは違って濃厚で美味しかったですよ♪


さて、時間もせまってきたことだし「オペラ座」の近くのホテル付近に戻って、
最後のお土産でも買いに行きましょうかねぇ~♪

・・・って、ガビ~~~~~~ン!

やっぱり? そうだよねぇ、いや、わかっていたんですよ。

今日6/25は日曜日・・・「パリ」の日曜日はどこのお店もお休みするって。

近くの「プランタン」や「ギャラリー・ラファイエット」などのデパートならそれは覚悟していたのですが、
あのスーパーストアの「モノプリ」までやっていないなんて、シマッタ~・・・閉店だけに。

「フランス」の日曜日は「教会に行く日」であり「家族と過ごす日」なんですって、
知ってはいましたけどここまでとことんお休みとは・・・
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近くの「サン・ラザール駅」に行けばちょっとしたショップはあるかもしれないッスねぇ。

なんたって「パリ」では2番目に利用者の多いターミナル駅らしいですから。

しかも、「パリ」のターミナル駅では最も古い駅で、
印象派の画家「クロード・モネ」の代表作品のひとつに描かれた有名な駅なのです。

ほうら、やっぱり思ってた通り「キオスク」が開いていた♪

新聞にガム、ペットボトルのドリンクに、「パリ」らしく生花まで売っている・・・

って、お土産にしてはささやか~

それもそのはず。
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この駅はほとんど「パリ」近郊の列車の発着しかなく、地元の人が日常的に使う駅で、
観光客はほとんど利用しないんだってさ・・・

まあいいや、メインの「ドイツ」で買ったお土産もあるし、まだ空港でも買い物できるもんね。


残り時間あと1時間。

フランスのチェーンレストラン「Hippopotamus」(イポポタミュ)でゆっくりコレまでの思い出に浸りながら
あったかい「カフェ・オ・レ」で最後の時間を過ごします。
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「Hippopotamus」はフランス語で「カバ」の意味なのですが、
「パリ」市内ではこの「カバ」のマークをよくみますよ。

もともとはステーキ専門のチェーン店だったみたいですが、
今では高級なレストランが多い「パリ」の中で貴重なわりとリーズナブルなレストランです。

日本でいうファミレスみたいなお店で、日曜日も営業しているので気軽に利用できますよ。

「パリ」行くさいには「カバ」のマークを覚えておくといいかもしれませんね。
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さあ、ついに時間です。

まだ明るい18時、パリ市街とお別れをして「シャルル・ド・ゴール国際空港」に向かいます。

「パリ」はトータル約2日間だけしか過ごしていなく、まだまだもっと見たいところがたくさんありましたし、
ちょっと物価は高かったけど食べるものも簡単にありつけたし、
なんたって交通の便もわかりやすく便利で過ごしやすい街でした。

きっとまたいつかまたこの街を訪れる気がします。

空港に向かう車窓から別れゆく「パリ」の地で、
最後にボクらのテンションを上げてくれるモノを見つけてしまいましたぁ!
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超音速旅客機「コンコルド」です!

カッコイイ~~~~~♪

正確には「旅客機だった」という過去形が正しく、今は記念展示されているだけです。

エール・フランスの「コンコルド」は当時「パリ」から飛び立つと、マッハ2の超音速まで加速し、
アメリカのケネディ空港まで約3時間半という夢の様な時間で飛んでいたんですよ。

しかし2000年7月、乗員9名、乗客100名の搭乗者109名全員と現場付近にいた4名の
合わせて113名が死亡した1回の墜落事故で、3年後に運行を中止、
27年間の超音速飛行の歴史が幕を降ろした幻の飛行機なのです。

エール・フランスの「コンコルド」は、ここで永遠のマッハ0で余生を過ごしていたんですね。
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さて、とうとうこの「シャルル・ド・ゴール国際空港」を最後にヨーロッパの地を離れる時間がやってきました。

2006年6月2日に入籍をし、結婚式はやらずに家族だけの小さな「披露宴」は8月に、
そして職場の方や友人100名ほどに囲まれての「お披露目パーティー」は9月の頭に行いました。

って、ことはボクら夫婦にとって一番初めの大きなイベントは
入籍してから16日後に行ったこの「新婚旅行」だったのです。

2人ともヨーロッパは初めてで、相方は英語はしゃべれますが、実際降り立ったのはドイツ語圏とフランス語圏。

しかも、ツアーはまるっきりフリーなので自分たちで全ての行動を組み立てました。

手配されたのはホテルそこまで送り迎えの交通手段と飛行機だけで、

観光地するための電車の時間や路線を把握しキップを買ったり、
食事だってガイドブックや直感をたよりに食べるところを探しました。
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だからいきなり「ドイツ」に到着した初日の夕食から食べきれないほどの料理を注文してしまったり、

2日目の「ハイデルベルク」観光では、路面電車「トラム」乗り方がわからなかったり、

3日目の「ベルギー」の「ブリュッセル」観光ではまさかの時間管理ミスで列車に乗り遅れ、
終電が無くなりそうなこの旅最大の危機に出会いました!

もちろんそんな悪いことばかりではなく、「ハイデルベルク」は童話に出てきそうなメルヘンチックな街でしたし、

それになんたって4日目にはこの旅で最大の目的であるジーコジャパン最後の試合、
「2006 FIFAワールドカップ」ドイツ大会」の「日本代表 vs ブラジル代表」
最高に燃え上がった一生の思い出ですよ。

「4-1」で負けましたけどね・・・

それから、5日目に「パリ」移動し、6日目の夜はしっとりとセーヌ川のディナークルーズ
「新婚旅行」らしいひと時を過ごしましたしね。

ドキドキしたトラブルも、2人でなんとか乗り切れたからこそ絆がより深まり、

ワクワクのエキサイティングも、2人で同じ気持ちで過ごせたからこそ感動がより深まりました。

この「新婚旅行」思い出の全てが最高の宝ですよ。

その「新婚旅行」間もなく終わってしまいます。

しかし、ここからがボクら2人のスタートになるんですよねぇ。

きっと、この旅で経験した以上のトラブルもたくさんあることでしょう。
でも、2人で力を合わせれば乗り切れないことはわかりました。

そして、この旅で味わった以上のよろこびの瞬間にも出会えるでしょう。
それはもしかしたら、2人で味わうだけでなく、
3人4人とさらに家族で増幅させていくことになるかもしれませんね♪


そんなことを考えつつも、ANAで成田空港までの約12時間のフライトはほとんど寝ていたのですが、
26日(月)の夕方に懐かしい新潟に到着。

ボクらの新しい日常ははじまりました。

そんな、特別な日かもしれない夕食に食べるのは、2人して意見が一致。

きっと5日目の「デュッセルドルフ国際空港」にある寿司屋を見た時から決めていましたよ。


一皿100円でお馴染みの「カッパ寿司」。
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2人してたらふくお寿司を食べましたとさ。

それでは、チュ~ス♪ オ フヴォワーフ♪ そして、またね♪


「新婚旅行記」・・・Fin