甥っ子&姪っ子がやって来た! | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

8/9(月)の夕方、ボクは珍しく会社を定時に退社して、速攻で電車に乗りました。

新潟駅から乗ったのは「JR白新線」村上行です。

12年新潟に住んでいるのにこの線に乗ったのは初めてなんです。

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いつもは車でしか渡ったことが無い夕暮れの阿賀野川も、電車から見るとまた違った表情に見えますね。

この線が県北の「村上」や、山形の「酒田」とかにつながっていると思うと何だか不思議な気分になりますよ。

でも、今回目指すのはそんなに遠くまで行くのではなく、新潟駅からたった5駅、約20分の電車旅なのです。

降りたのは「新潟競馬場」に一番近い駅の「豊栄駅」ですよ。

2006年にリニューアルされたばかりみたいで、キレイで大きな駅ですねぇ♪

「豊栄駅」は『豊かに栄える』と、縁起のいい名前の駅だと、全国の鉄道ファンには有名な駅なんだそうですよ。

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で、その「豊栄駅」で待ち合わせしていたのは誰かと言うと・・・

埼玉に住んでいるボクの3つ下の弟なんです!

弟はボクよりはるか前に結婚もしていて、10歳の娘と8歳の息子がいるんです。

しかも一戸建ての家を持つ、一家の大黒柱としては、ボクよりもかなりベテランです。

昔は、兄貴はしっかりとしてちゃんと大学に行っているのに、弟は高校も中退してどうしようもない・・・

って、言われていたのに、大人になったら、ちゃんと家庭を持った弟に比べ、
兄貴はいつまでも独身貴族でフラフラしていてどうしようもない・・・

と、逆転されてしまいました。


そんな優秀な弟が、なぜ新潟にいるかと言いますと、
その弟の子ども、要するにボクの甥っ子&姪っ子が『新潟の海に行きた~い♪』って言うので、
新潟に海水浴に来たんです。

夏休みですもんね。

それで、「海に近いし、ウチに泊まればいいじゃん」って言ったんだけど、
せっかくだから温泉宿に泊まりたいんですって。

贅沢なヤツらだ・・・

で、ボクの結婚式以来、4年ぶりに新潟に来たってことでボクもその宿から合流することにしたんです。

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その温泉はと言うと、全国でも硫黄成分濃度が「万座温泉」に次ぐ2位の高さで知られる、
「磐越三美人湯」の一つ「月岡温泉」です!

ちょうど 一年前の夏にも お義祖母ちゃんと一緒に来ましたね。


しかも、さらに贅沢なことに、なんと宿泊旅館は、白玉の湯「華鳳」なんですよ!

月岡の「華鳳」と言えば新潟県では知らない人がいないんじゃないかと言うほど、超高級旅館。


旅行新聞社が主催している2010年「第35回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の
総合4位に選ばれた最高級の旅館なんですよ。

ちなみに見てください、このベスト5に並ぶ超有名な名前の数々を!

  1位 加賀屋 石川県和倉温泉(30年連続総合1位、35年連続トップ10入り)
  2位 稲取銀水荘 静岡県稲取温泉
  3位 日本の宿古窯 山形県かみのやま温泉(35年連続トップ10入り)
  4位 白玉の湯泉慶・華鳳 新潟県月岡温泉(この順位ですよ!)
  5位 草津白根観光ホテル櫻井 群馬県草津温泉(こちらも新潟の方にはCMでおなじみですね)

「月岡温泉街」のどこからも見える小高い丘に建っていて、豪壮な華鳳門をくぐると
車を出迎えてくれ入り口で車の鍵を預かってくれました。

基本庶民の弟はその自分で駐車場に停めなくていいことにエラく感動してましたよ。


そして広いロビーには無人のピアノの音色がゆるやかに流れ、くつろぎのひと時を演出。

この無人のピアノに甥っ子&姪っ子は釘付け・・・ホント庶民の子です。

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スゴいですねぇ、この吹き抜け!

これは8階の部屋の前の廊下から、錦鯉の泳ぐ下の池を覗いたところですよ。

って、その贅沢な空間に感動して、写真を撮りまくっているボクも同じ庶民の血が流れていますけどね。


またこの「華鳳」のご自慢は、館内の贅沢な空間だけではなく、
落ち着いた時間が流れる6000坪の庭園だったり、眼下に永遠に広がる真っ青な田園が輝く蒲原平野や、
遠くに悠然と連なる飯豊連峰など、その季節ごとに表情を変化させる広大な空間も見所となっています。

でもボクが到着した頃にはすでに夕日も沈んでしまい、
せっかくの非日常的空間を眺めている時間が無かったんですけどね。

そして、温泉宿に到着したらまずはひとっ風呂、と言いたいところですが、
着替えてすぐに慌しく夕食を食べに宴会場へ!

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宴会場に入ると、この人数なのにとっても広い畳部屋を貸切り。

しかも、ナゼか目の前にはステージがありました。

きっと大広間の隅を仕切って会場が作られているみたいですねぇ。

そして、さっそく兄弟の再会を祝してカンパ~イ♪
さらに、甥っ子&姪っ子、ようこそ新潟へ! いただきまぁ~す♪


・・・と、しばらくすると、スーツ姿の支配人みたいな方やってきて、
こんな庶民のボクらに頭をさげてご挨拶にきてくれました。

なんだかスゴいおもてなしを感じましたが、なんだかこういうのに慣れてないので緊張してしまいましたよ。

しかも、和服を着たお姉さんが、ボクらビンビールや甥っ子&姪っ子たちのジュースがコップから無くなると、
すかさずお酌しにやってくるんですよ。

いや~、スナックとかクラブとかに行き慣れている大人なら何でもないことなのかもしれませんが、
何だかボク、こういうの慣れてないから照れますねぇ・・・

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そうそう、肝心なのはお料理ですね。

甥っ子&姪っ子の子ども用メニューと大人が食べたものはいくつか違うものだったのですが、
基本的に新潟の海の幸山の幸の旬なものを堪能。

県外からから来た弟家族も満足していたようです。

・・・実は不覚にもメニュー表があったのですが、最終的に酔っ払ってしまったボクは、
もって帰ってくるのを忘れてしまいました・・・

弟はボクよりよく飲むんです。

義理の妹はまったくといっていいほど飲まないんで、
ほとんどこの「〆張鶴」を2人で飲み干しちゃいました。

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ボクらが酔っ払っていると、ヒップホップを習っている甥っ子&姪っ子はそのうちステージに上がりだし、
ボクらに踊りを見せてくれましたよ。

音楽が無いのでよくわかりませんが、とってもカワイイ踊り子さんたちの舞を見ながら旨い酒を飲み、
最高のひと時でした♪

でも、いいかげん甥っ子&姪っ子も酔っ払いの大人の相手も飽きたみたいで、
旅館の外の広場でやっている盆踊りと縁日に遊びに行ってしまいましたけどね・・・

いつの間にか遊んで帰って来たと思ったら『これくじ引きで当てたよ~♪』って、
インスタントコーヒーの詰め合わせセットを姪っ子が持って帰ってきていました。

いや~、大人も子どももご機嫌な夜になって良かったですよ。


そして、部屋にもどってみんなで「大貧民」? 姪っ子は「大富豪」って呼んでいましたが、
トランプで盛り上がり、もう夜も遅くなってきたので、ボクは「美人の湯」にでも入るとしますかね。

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すると、『ボクも行く~』って甥っ子もついてきましたよ。

もう夜中の11時近くなのにテンション高いな~

この日は朝早く埼玉を出発して、さらに昼間炎天下の中海水浴をしてきて、
すでに宿に到着してすぐ温泉には入ったはずなのに、元気だよなぁ。

大人だって疲れて眠くなっちゃう展開なのにね。

そうかそうか、オジちゃ・・・いや、お兄ちゃんとそんなに遊びたいかぁ♪

決して『オジちゃん』なんて呼ばせないですけどね。


ここ、「華鳳」の温泉は実は他の宿の「月岡温泉」とは源泉が異なり、それより深く独自に掘削した温泉なのです。

そのエメラルドグリーンに輝く硫黄泉は「月岡温泉」よりもさらに硫黄成分が濃く湯量も豊富で、
肌のスベスベ感が増すことで白玉のような肌になることから「白玉の湯」と名付けられたんだそうです。

これでボクのお肌もスベスベです♪

この「白玉の湯」はここ「華鳳」と、丘の下にある姉妹宿「泉慶」だけで楽しめるんだそうです。

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浴場では広い内風呂もあるのですが、開放感豊かな露天のみが「白玉の湯」となっていますよ。

男同士の裸の付き合い。

甥っ子とプカプカかわいいお尻を二つ並べて、
埼玉の都会よりもキレイで多い星空を眺めながらゆっくりと漬かりましたよ。



そして、さっぱりスッキリしたところで夜の旅館内を少し探検し、男ならではのスリル?を味わい。

部屋に帰ったら今度はDSで「マリオカート」をやりましたよ。

姪っ子はとっくにダウンしているのに、なんでこの子はこんなに元気なんだろうか?
結局、弟に『いい加減に寝なさい!』って言われるまでの2時過ぎまでつき合わされちゃいましたけどね。

甥っ子&姪っ子にはこの新潟で過ごした1日は夏休みのいい思い出になったかなぁ?



いや、ボクこそ久しぶりの弟家族と会い、甥っ子&姪っ子と楽しいひと時を過ごせていい思い出になりましたよ。

夏休みの宿題を持ってくれば少しはやってあげたのにね。

今度は新潟まで子どもたちだけで新幹線に乗って遊びに来る日をまってるよ♪