やっぱり好きだなぁ~新潟の夏♪
新潟競馬も開催しているし、夏祭りもたくさんあるし、茶豆をはじめとする食べ物がウマい!
ボクの住んでいる辺りだけかもしれませんが、苦手な蚊やゴキブリもほとんど見ないですし、
暑いことは暑いのですが、実家の埼玉と比べればぜんぜん過ごしやすい。
暑いことは暑いのですが、実家の埼玉と比べればぜんぜん過ごしやすい。
そして、なんたってその埼玉出身のボクの最大の憧れ「海」が近くにあるんですよ!
って言っても、日本海・・・オシャレな湘南とかとは違いますけどね。
サザンの「烏帽子岩」ではなく、森昌子の「悲しみ本線」の世界かもしれません。
しか~し! そんな日本海でも湘南にも誇れるものがあります。
それは、この大海原に沈むオレンジ色の夕日♪
そして、今年もやってまいりました!
ここに住んでいて良かったなぁ~とシミジミ思うイベントが!
ここに住んでいて良かったなぁ~とシミジミ思うイベントが!

「日本海夕日コンサート」が!
ボクの家から歩いて10分。
新潟市西区の「青山海岸」で年々狭くなっていっている砂浜に
巨大ステージを設置して行われる音楽のイベントに今年も行ってきましたぁ♪
巨大ステージを設置して行われる音楽のイベントに今年も行ってきましたぁ♪
今年で25回目をむかえる「日本海夕日コンサート」は「日本海夕日キャンペーン」の一環として、
新潟市をはじめ、いろいろな企業、団体、個人からの協賛金と、
新潟大学をはじめたくさんの地元の方のボランティアで成り立っていて、基本入場無料のコンサートなんです。
新潟市をはじめ、いろいろな企業、団体、個人からの協賛金と、
新潟大学をはじめたくさんの地元の方のボランティアで成り立っていて、基本入場無料のコンサートなんです。

この恒例になった砂浜のランドアートも新潟大学の学生さんを中心に
新潟市内の小学校や幼稚園の皆さまのワークショップで一枚一枚染め上げた布を帆船に見立てたものです。
新潟市内の小学校や幼稚園の皆さまのワークショップで一枚一枚染め上げた布を帆船に見立てたものです。
夕日に映えるこのシルエット、カッコイイですねぇ♪
そういったこのイベントを成功させたいという皆さんの1つ1つの力でつくられている
ですが、やはり市や企業や個人の出資だけではキビしいらしく、
ですが、やはり市や企業や個人の出資だけではキビしいらしく、
入場の際には運営資金のカンパ金を一口500円から呼びかけています。
当然ボクもこのような素晴らしいイベントがいつまでも続いて欲しいのでカンパ金を支払いますが、
寄付すると、プログラムとうちわ、ワッペンがもらえるんです。
寄付すると、プログラムとうちわ、ワッペンがもらえるんです。

お金の無い中、プログラムは協力してくれたスポンサーを載せるのに必要としても、
うちわやワッペンは、もらえればうれしいですが、
経費削減のためになくしてもいいのではないかなぁ・・・と思います。
うちわやワッペンは、もらえればうれしいですが、
経費削減のためになくしてもいいのではないかなぁ・・・と思います。
だって毎年このもらったうちわ、コンサートでエキサイティングして、
終わった頃にはボロボロになってしまうんですもん・・・
終わった頃にはボロボロになってしまうんですもん・・・
今年も見事に最後の曲で柄が折れてしまいましたよ。
それにワッペンはカンパした人の目印として腕や胸などに貼るらしいのですが、
結構その粘着力が強く、数年前にワッペンをはがした後の相方の服に
ベタベタがいつまでもついて取れなくなってしまった経験があるんです。
結構その粘着力が強く、数年前にワッペンをはがした後の相方の服に
ベタベタがいつまでもついて取れなくなってしまった経験があるんです。
それ以来つけてないので、一度カンパした人を把握するだけならどれか1つでもいいのかもしれませんね。
ちょっともったいないなぁと思ってます。

今年はいつも早い16時半からのスタートだったんですが、
まだまだ日中の暑さが続いていて砂浜も焼けているので、
まだまだ日中の暑さが続いていて砂浜も焼けているので、
軟弱なボクは夕日の沈むタイミングの18時半頃会場に到着しました。
すると、激しいロックンロールが演奏されているので「誰だ?」って思ったら、
それはなんと懐かしい「KAN」でした。
それはなんと懐かしい「KAN」でした。
「KAN」と言えば、あの気持ちが前向きになる例の曲が有名ですが、
こういった熱いロックも歌うんですねぇ。
こういった熱いロックも歌うんですねぇ。
そして、夕日の沈む一番いい時間にあの名曲「愛は勝つ」を持ってきましたぁ!
いきなりテンションアゲアゲな気分にさせてくれましたよ。
まだ飲んでもいないのに・・・

レジャーシートで場所をとって、さっそくサッポロの「アルビレックス缶」でキックオフです!
ちょうどこの時間、アルビレックス新潟が京都で戦っているので、
魂は「西京極」に向けて、目と耳は特設ステージに向けて盛り上がっていきますよぉ!
魂は「西京極」に向けて、目と耳は特設ステージに向けて盛り上がっていきますよぉ!
浜辺で飲むビールのツマミとして、透き通った音楽といつまでも続く波の音、
そして茜色の大空でも充分なのですが、
そして茜色の大空でも充分なのですが、
やっぱり新潟の夏と言えば「茶豆」!
近所のスーパーのお惣菜コーナーでから揚げやコロッケ、フランクフルトなどと一緒に買ってきましたよ。
さらには、もう一つ新潟グルメの1つとして「くるみ入り太巻き」も用意して準備万端です!
意外と新潟の人って太巻きには「くるみ」が入っているのが当たり前だと思っている方が多いみたいです。
って、相方がそうでしたもん。

すでに「KAN」の前には「FROM CRESCENT」という地元新潟で結成されたバンドがオープニングを飾り、
「元ハイファイセット」の「山本潤子」が、松任谷由実の曲で有名な「中央フリーウェイ」や
「卒業写真」が盛り上げたそうです。
「卒業写真」が盛り上げたそうです。
また、1997年サッカーW杯アジア予選で話題になったことがきっかけで、
翌年の長野五輪で歌われた「翼をください」を「山本潤子」と「夕日コーラスキッズ」が合唱したそうです。
翌年の長野五輪で歌われた「翼をください」を「山本潤子」と「夕日コーラスキッズ」が合唱したそうです。
「夕日コーラスキッズ」とは新潟市の小学生の中から厳選なオーディションで選ばれ、
連日、この日のためだけに厳しいレッスンを行ってきた、この「夕日コンサート」のある意味主役の1人なのです。
連日、この日のためだけに厳しいレッスンを行ってきた、この「夕日コンサート」のある意味主役の1人なのです。

また「FROM CRESCENT」とも一緒に歌ったらしいですし、
「KAN」とも最新曲の「よければ一緒に」にという曲を熱唱してました。
「KAN」とも最新曲の「よければ一緒に」にという曲を熱唱してました。
こんな大舞台に有名アーティストと一緒に立って歌うなんて、
子どもたち以上に保護者の方が年代的にきっとこの夏一番の感動となっているでしょうね。
子どもたち以上に保護者の方が年代的にきっとこの夏一番の感動となっているでしょうね。
そして完全に太陽が姿を消した頃、この時が一番美しい空になるとボクは思うのですが、ついにお待ちかね!
この日のラストを飾るのは「STARDUST REVUE」、略して「スタレビ」です!

この「夕日コンサート」に同じアーティストが2回登場するのは珍しいらしいのですが、
「スタレビ」は3年ぶり2回目の登場なんです。
GWに行われる「川まつり」など、なぜか「スタレビ」はよく新潟のこういった
無料のイベントに良く来てくれます。
無料のイベントに良く来てくれます。
超ベテランなのは言うまでもないのですが、新潟にもきっと根強いファンがたくさんいるんでしょうね。
最初の曲は『こんなに盛り上がっているのにいきなりバラードですみません』
『たぶん聞いたことあると思うのですが、ご存じなかったら新曲だと思って聴いてください』と言って、
♪逢いたくて 逢いたくて この胸のささやきが あなたを探している
と、歌いだした「木蘭の涙」には鳥肌がたってしまいましたよ。
もう完全に1曲目から「スタレビ」にやられたという感じです。
だんだんとハッキリしてきた頭上の星を見つめながら聞いてしまいました。

さらに、♪遠い 昔のことさ 夢で見たんだ 燃える 空に包まれて
と始まった2曲目の「夢伝説」では完全にノックアウト!
「スタレビ」の曲って意外と聴いたことあったんですね。
っていうか、なんだか身体の内側に染み込んでくれるって感じですよ。
っていうか、なんだか身体の内側に染み込んでくれるって感じですよ。
「スタレビ」はMCの時に『こんなに歌い手を気持ちよくさせてくれるコンサートってスゴイですよ』
『こんなにお客さんがひき込んでくれるのは、入場料が無料だから?』
とかいう、ゆる~いMCとのギャップがまた心地いいですね。
さすが「スタレビ」という感じです♪
「スタレビ」のMCといえば『1回のライブで3曲しか歌わなかった』とか、
『メンバー紹介だけで1時間かけた』などの伝説があるほどMCだけでも、見に来たかいがありますもん。
『メンバー紹介だけで1時間かけた』などの伝説があるほどMCだけでも、見に来たかいがありますもん。
しかし、曲もまた最高♪
3曲目には「スタレビ」も「愛の歌」を「夕日コーラスキッズ」と合唱・・・の前に、
そんな小学生たちに『スタレビのCD勝手ね』と連呼させていました。
ん~やっぱりボーカルの「根本要」のトークは面白い!
曲は「と・つ・ぜ・ん Fall In Love」「Goin' Back To 1981」「夢への地図」「Amazing Grace」と歌い、
会場の盛り上がりは最高潮になり「スタレビ」は舞台を去りました。
会場の盛り上がりは最高潮になり「スタレビ」は舞台を去りました。
ステージから誰もいなくなると、真っ暗になった「青山海岸」には、
波の音を掻き消すほどのアンコールの声の津波が寄せては返しています。
波の音を掻き消すほどのアンコールの声の津波が寄せては返しています。

再び舞台に明かりが灯ると、グランドフィナーレには「スタレビ」を中心にこれまでの出演者が全員集合!
「東京ブギウギ」の替え歌の「新潟ブギウギ」で
会場はすでに総立ち状態で飛んだり跳ねたりツイストしたりの狂喜乱舞状態。
会場はすでに総立ち状態で飛んだり跳ねたりツイストしたりの狂喜乱舞状態。
会場のボルテージは例年以上にヒートアップしましたよ!
さすがベテラン「スタレビ」、いや「根本要」の世界にみんな面白いように酔狂していましたよ。
もちろんボクもその一人。
飲んだビールが汗になって蒸発するほどエキサイティングしましたよ。

そして、例年のこの宴を最後に盛り上げるということよりも、
今年はもう永遠とつづきそうなこの時間にピリオドを打つ意味で打ち上げられた数十発の花火。
今年はもう永遠とつづきそうなこの時間にピリオドを打つ意味で打ち上げられた数十発の花火。
これほど、この花火が「イベントの終わりを告げるもの」として寂しく感じてしまったのも、
今年が初めてだったかもしれません。
今年が初めてだったかもしれません。
でも、ボクはこれ以上無理だったかも。
完全燃焼しましたよ。
完全燃焼しましたよ。
こんな夏の日がずっとずっと続けばいいのにな・・・
やっぱり、新潟の夏は最高だ♪