月夜が照らす白い肌とパリ市内観光 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

ボンジュール♪

過去の旅の記憶をたどる「過去旅ログ」。

相方の強い希望で「ドイツ」から始まった2006年6月18日(日)~26日(月)の
ヨーロッパ「新婚旅行」の記憶旅も、いよいよ残すところあと2日となりました。

6/24(土)の朝は「フランス」は「パリ」の小さな三つ星ホテル「メルキュール・オペラ・ガルニエ」で迎えました。

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このホテルはとっても狭い部屋で、ドアを開けたらすぐベッド。
荷物を広げるスペースも無いほどで、

ベッドの脇の小窓からは建物の内側の庭園が見えて、それを囲むように各部屋があるつくりです。

昨日の夜、部屋を暗くしボーっと窓から月を眺めていたら、
向かいの眼下で人影が動いた気がしたので、フと下層階に目をやると・・・

ドキッ!!

なんと!窓からはブロンドの長い髪をなびかせた真っ白な肌の若い女性が全裸で窓越しに立っていました・・・

『月夜が照らす白い肌』

すぐにその人はカーテンを閉めてしまいましたが、いつからそこに立っていたんだろか?

こんな状況めったに無いのに、なんでボクは月を眺めていたんだろう!

惜しいことをしたぁ!

あ!・・・いやいや普通の男ならそういう風に考えるでしょうけど、
ボ、ボクの場合「新婚旅行」ですから。

そ、そ、そんなこと思うわけもありませんよ。 ま、まさかねぇ。

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そして、ここの朝食はこの旅お決まりのビッフェスタイル。

朝食ですがパン3種類、ハム、チーズ、卵、ソーセージ、ヨーグルト程度で
野菜はなく、フルーツはドライフルーツ程度かなぁ・・・やっぱりヨーロッパは野菜不足になるなぁ。


同じホテルに韓国の方が泊まっていたのですが、何日も泊まっているのかな?

さすがに飽きてカップラーメンを食べている光景を見ました。
ボクらは2泊だけだから、ビジネスホテルだと思えば充分ですよ♪

ちなみにその韓国の方に同じアジア人に久しぶりに会ったよろこびで、
ボクはうれしくて通りすがりに韓国語で挨拶しましたよ。

「カムサハニダ、カムサハニダ!」

その韓国人は不思議そうな顔していましたが、それもそのはず。

ボクは「アンニョンハセヨ(こんにちは)」って言いたかったのですが、
間違って「カムサハニダ(ありがとう)、カムサハニダ(ありがとう)!」って言っちゃってました・・・

いきなり知らないアジア人にお礼言われても困りますよねぇ・・・

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でも、この「メルキュール・オペラ・ガルニエ」は最高な立地にあるんですよ。

ほぼパリの中心に位置し、すぐ近くに「サン・ラザール駅」やメトロの入口、
バス乗り場も多数あり、移動するのにも困らないし、さらに「オペラ座」などの有名地、
「プランタン」や「ギャラリー・ラファイエット」などのデパートに近くショッピングなどに便利。

周辺にはカフェやレストランなどが多数あって、観光の拠点にするのに最高でしたよ。

さっそくボクらは、昨日は地下鉄に乗って移動したので、何事も体験でバスに乗って集合場所に向かいました。

その集合場所っていうのは、ここ「パリ」で申し込む、「パリの市内観光ツアー半日コース」です。

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この様にバスの車窓からいろんな観光地を駆け足で見て回るというミニツアーなんですけど、
やっぱり日本人相手のツアーではないので、観光ガイドは英語のみ。

何を言っているのかさっぱりわからず、相方に度々通訳してもらいましたよ。

初めて行く地で路線図とか、時刻表やシステムを把握するのが得意なのはボクですが、
やっぱり言葉となると相方にたよりっきりです。

でも逆に方向感覚とか土地勘みたいなのの把握が苦手な相方・・・

たまに観光地でバスを降りて、ちょっとした自由時間を与えられるのですが、
集合時間や見どころを何て言ったのかよくわからないボクと、方向がどうなっているのかわからない相方で、
周りの外国人につかず離れず置いてかれないようにしてましたよ。

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これは「シャンゼリゼ通り」にある「ルイ・ヴィトン本店」です。

相方もボクもまったく商品には興味無いんですけどね。

「シャンゼリゼ通り」はオシャレなパリの街でもパリジェンヌも憧れるオシャレなところ。

立ち並ぶオープンカフェに座り、世界のブランドショップも建ち並び、シックでエレガントな通りで、
ここにはオノボリさんも多いのにみんながナゼか鼻先で風を切りながら歩いている気がします。

ボクも帰るまでにここを優雅に歩いてみよっと♪


そしてバスは「シャンゼリゼ通り」から「凱旋門」をグルッと回り、「エッフェル塔」へ。

「エッフェル塔」はフランス革命100周年を記念して行われた第3回パリ万国博の際に建てられた塔ですが、
当時はパリの美しい景観を損ねると、相当の批判があったそうですが、今や象徴的存在ですね。

今回は塔に登らなかったのですが、いつかパリの夜景を眼下に見ながら登ってみたいです。

バスを降り、数分時間がもらえたので塔の下でツーショット写真を撮ったのですが、
ここに公開できるデジタル画像が無いため車窓の写真を・・・

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つづいて「セーヌ川」沿いを走り、ステンドグラスが有名なゴシック様式の建築
「ノートルダム大聖堂」の外観だけを見ながら、パリ市街を見渡せる「モンマルトルの丘」へ。

って、世界遺産の「ノートルダム大聖堂」の写真も無いんかい!


で、ケーブルカーで丘の山頂を目指すんですが、このケーブルカー短っ!

今回は有料でもツアー価格に含まれるので乗ったのですが
よっぽど登りの階段がきつい人以外利用しなくてもいいかもです。

だって帰りは徒歩で下りてきましたもん。

でも、丘の上からパリ市街の風景は絶景ですよぉ♪

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そしてその山頂にそびえるのは「サクレ・クール寺院」です。

ここは「普仏戦争」の敗北や「パリ・コミューン」の騒動で亡くなった人を追悼するために
1919年に完成した比較的新しい聖堂です。

入り口上部の緑の騎馬像は、右は「ジャンヌ・ダルク」、左は「ルイ王」だそうですよ。

ここは中を見学しました。
ここもステンドグラスや天井にきらめくモザイクの内装がステキなところなのですが、
やっぱり写真がありません。

でも、ここは内部の撮影が禁止だったので許してくださいね。


「モンパルナスの丘」の周辺は「ゴッホ」や「ルノアール」「モネ」などの
有名になる前の画家たちが集まって暮らした場所でもあるんですよ。

ここ石畳が情緒のある狭い路地にはたくさんのアパートなどもあり、
世界中の画家を夢見る人たちがたくさん住みにくる地でもあり、
小さく素朴なカフェや、公園では毎日のように芸術論が交わされているそうです。

なんだかマンガ家が集まる日本の「トキワ荘」みたいですね。


また街の一角の「テルトル広場」ではたくさんの画家が絵を描いたり売ったりしていますが、
観光客相手に、人が良さそうな口調で「似顔絵描き」の押し売りをしてくるので、

かなり抽象的なもので理解できない絵でも数万円くらいは支払える方以外は
思い切って『ノン!』っていいましょう。


まあ、まだそれはいいのですが、ここには観光客もたくさんいるので、
『写真を撮ってあげましょうか?』とか新聞や雑誌を持って近寄ってスリをしてくる、
子どもたちもたくさんいるらしいので気をつけましょうね。

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こちらは「サクレ・クール寺院」の横にある「サン・ピエール教会」はモンマルトル女子大修道院の礼拝堂。

そして、「モンパルナスの丘」の麓にある赤い風車が目印の「ムーランルージュ」を再びバスの車窓から見ました。

「ムーランルージュ」はフランス語でそのまま「赤い風車」という意味なのですが、
夜になるとそこに明かりが灯り、歌と踊り寸劇などが繰り広げられるショー劇場です。

圧巻のフィナーレを飾る「フレンチ・カンカン」が有名で、
「ロートレック」の絵でもその雰囲気を感じられますね。

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で、実はたいへん申し訳ないのですが、この「パリ市内半日観光」はこれにておしまいなのです。

ここ、ホテルのある「オペラ座」付近に帰ってきてしまいましたよ。

写真が想像してたよりも全然ありませんよねぇ・・・

せっかくの「パリ市内観光」なのにこの程度でスミマセン。

白人女性の写真も無いですし・・・って、それはあっちゃマズいか!





・・・ってことは、ってことは、もしかして・・・そういうこと!?

当時デジカメを持っていたのは相方のみ。
ボクはフィルムのカメラしか持ってなかったんです。

ボクが撮った写真はそれなりにあるんですが、ブログにアップできるデジタル画像がほとんど無いんですよ。

4年経った今わかったのですが、このツアーでの相方はあまり観光出来なかったのでは?

英語のわからないボクが散々「なんて言ってるの?」って聞きまくってたから、
通訳するのに忙しかったのかもしれません。

見るもの全てが絵になるのに、ボクのせいで落ち着いて見る事も出来なかったのかもしれませんね・・・

今頃この記事を書いていて気づいちゃいましたよ。

スミマセンでした・・・


まあ、パリのステキな風景はどこでも見ることが出来るからドンマイですね。

さてさて、次回はもうちょっと優雅にパリの最後の午後を楽しみましょうかねぇ。


今回はこれにて、オ フヴォワーフ♪ 


・・・つづく。