やって来たど~「函館競馬場」 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日の6/19(土)・20(日)に、3年かかって馬券で貯めた旅費で、
念願の函館に上陸した競馬サークル「馬の会」の6名のオッさんたち。

1日目は優雅に函館市内観光
2日目についに、今回の最大の目的地「函館競馬場」にやってきましたぁ♪

って、もう1ヶ月も経ってしまいましたね・・・

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今回はリニューアルオープンしたばっかりの「函館競馬場」の魅力を
ダイジェストでどんどんお伝えしていきますね。

新スタンドの表から見た雲の様な屋根の中は、広い吹き抜けの空間でとっても開放感があります。

この3階の渡り廊下から撮った写真の奥にはまさにその名の通り「雲の広場」という
劇場の様な座席が置かれた場所があり、リゾート気分で競馬観戦ができますね♪

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つづいて3階から外の出て、雨の中「光の広場」という晴れた日には
きっとオープンカフェ的にくつろげる場所なのかなぁ?
というデッキを駆け抜け「展望デッキ」へ。

日本10ヶ所のJRA競馬場の中では唯一の海が見えるスタンドで、
目の前には雄大な函館山や津軽海峡、その奥には下北半島が臨め・・・るハズだったのですが、

日頃の行い通りご覧の雨。

イマジネーションを高めて、6人それぞれが思い描く絶景を満喫しております。

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その反対側を振り返ると1階にはとっても楽しそうな「ふれあいパドック」があります。

ここでは新設された広いホースリンクで、無料で乗馬や馬車に乗車ができ、
馬とのふれあいの時が過ごせますよ。

新潟競馬場で乗馬できるのは、お子様限定のポニーだけなので、大人も乗馬できるなんてうらやましいなぁ~

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さらにここでは7/25の「函館記念」がある日には往年のライバル、ウイニングチケット&ビワハヤヒデが、
また8/8(日)の「函館2歳ステークス」当日には、無敗の二冠馬ミホノブルボンがお披露目されるそうです。

これも牧場が近くの北海道競馬ならではの企画ですね。

新潟競馬場に来るには遠いですからねぇ、こんなに頻繁には来られませんよ。

またそれ以外にも、ポニーの「トリックホースショー」「フリーダムホースショー」など、
競馬場ならではイベントが満載なのです。

お子さんは動物たちと幼い時から間近にふれあっていると、優しい子に育ちそうですね。

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あと「函館競馬場」内で、度々見かけるこの「VIEW POINTO BEST10」という看板。

その名の通り、リニューアルオープンした競馬場の見どころを示した看板なのですが、
全10ヶ所見つけてまわるのも楽しいかもしれませんね。

おっと、かわいい♪

これはアメリカンミニチュアホースの「テリーくん」。

函館競馬場にはもう一頭「ブラディくん」というポニーもいて、みんなの人気者です。

函館開催の無い時などは、市内の保育園や幼稚園を訪れたり、
五稜郭公園や赤レンガ倉庫などの観光地に現れたり、
またクリスマス時季の「はこだて冬フェスティバル」というイベントでは
トナカイの格好をしたりして、まさに函館のアイドルなんですよ。

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あぁ!! 今度はあっちからアイドルとは言い難い風貌の・・・

でも函館の今や人気者の「イカール星人」がやってきましたぁ!

函館市の観光プロモーション用の映像で「イカール星人」は
宇宙人が侵略したい地球の都市No1の函館の街で大暴れ、

それに対して「五稜郭・タワーロボ」や「空中要塞・ゴリョウカク」などが防戦する、
観光映像としてはかなりブッとびの映像なので、一度皆さんも見てみてください。

ちなみにこの映像内で「旧・函館競馬場」は「イカール星人」に破壊されたことになっていますよ。

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子ども達はつかずはなれず距離をとって見ていましたが、ボクらオッさん6人は大はしゃぎ。

写真を撮りまくっていると、係りの人が『皆さんでお写真撮りませんか?』と
言ってボクらにイカの形をした帽子を渡してくれました。

「イカール星人」&「イカール帽をかぶった成人」7匹の思い出集合写真が撮れましたぁ♪


その他、ここの辺りではご当地グルメなどが食べられるテントなども並んでいて、
函館で有名な洋菓子店「ペイストリースナッフルス」も出店していましたよ。

「函館競馬場」グランドオープン記念として特製パッケージの
「ボナペティ」を販売していたそうなのですが、それはすでに完売でした。

でも、ボクは函館に来たら絶対食べてみたいと思っていたお菓子も売っていたのです♪

それはこの「チーズオムレット」。

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ボクが手に持って写真を撮っていたら、『このディスプレイのお皿の上でちゃんと撮ってあげて』って
お店のお姉さんに言われて撮った写真です。

これ、噂には聞いていたんですけど、一口食べたらめちゃめちゃ衝撃的でしたぁ♪

ふんわり柔らかく口の中で溶けて、しかもとっても濃厚だけどクドくなく・・・

スッゲ~~~~、美味すぃ~~~と♪

これを食べたオッさん仲間も一口食べるごとに『これ、旨っ!』って叫んでましたよ。

競馬場で『ウマ! ウマ!』って叫ぶオッさんたちっていうのも不思議な光景ですが・・・

この味にはマジ感動です♪ 相方のお土産はこれで決まりッスね!

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左手に「チーズオムレット」を、右手に「生ビール」を持ちながら
4コーナー付近にある「馬番連勝発売記念碑」のそばでのんびり観戦。

この記念碑は旧競馬場の頃からありましたね。

今では馬連どころか3連単が当たり前となっていますが、
1991年にここ函館競馬場で初めて馬連が発売されたらしいです。

だんだん一攫千金のギャンブル性の高い馬券が人気となってきていますが、
ボクはまったく当たらない馬単や3連単よりも、たまに当たる馬連が丁度いいですよ。

たまにですけどね・・・

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比較的直線の短い「函館競馬場」ではこの4コーナー付近が、勝負の仕掛けどころなので、
騎手の掛け声やムチの音などが鳴り響きライブ感たっぷりで、またゴール前とは違った迫力が味わえますよ。

でも、ゴール前やターフビジョンがこの位置からは見えないので、
どの馬が勝ったか?はよくわかりませんけどね・・・

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これが4コーナー付近から見た新スタンドです。

熱いファンの方たちが多いゴール前付近と違って、この辺りはピクニック気分の雰囲気が漂っています。

晴れたらもっと良かったんですけどねぇ~


さて今度は、ナゼか壁や床がしっとりとした地下道をくぐり、「内馬場」と呼ばれるところに行ってみます。

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「内馬場」とは競馬をするコースの内側に一般の人が入れるエリアなのですが、
残念ながら通いなれた「新潟競馬場」は関係者以外は入れない所なんですよねぇ~

そこはまるで小さな遊園地♪

子ども達が大好きな「ふわふわドーム」「滑り台」などの常設遊具が盛りだくさんです。

1つだけ残念なのは、馬券売り場が無いこと・・・

あぁ・・・失敗したぁ~次のレース買ってなかったよ~

子どもを遊ばせようとここを訪れるお父さんは、予め馬券を買ってから来ましょうね。

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またここから見るスタンドや観客も違った角度から見られて面白いですね。

なんて思いながら、馬券も買ってないのでただただボ~っとしていると、
函館市外の方から超低空飛行で巨大な飛行機がやってきました♪

おおぉ! これまたスゴイ迫力ぅ~

ここは「函館空港」が近いので、こんな着陸寸前の飛行機が見られるんですね。
音も結構スゴイけど、競走馬たちは驚かないのかなぁ?

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でも、こちらもなかなか迫力なのは「内馬場」から見るダートレースです。

普通、JRAの競馬場は芝コースの内側にダートコースがあって、
スタンド正面からは遠くなってしまうのですが、「内馬場」からだと近くで見られるのですよ。

「函館競馬場」の場合、間に調教用の「ウッドチップコース」がありますが、
それでもインコースをなるべくまわりたいので、ちょっと近くに見られます。

しかも、通常は「ターフビジョン」などに隠れてしまう向こう正面も、
「内馬場」からは見られて、何だかちょっとお得ですねぇ。

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白熱している観客の方たちも視界に入り、いつもとはちょっと違う視点で見られてとっても新鮮です!

って、馬券買えなかったんですけどね・・・


ここまでまったく競馬をやっていないようにも見えますが、
実は馬券はあらかじめ個々で買っておいて競馬場内を散策していました。

ただボクらは競馬サークル「馬の会」です。

ここで「馬の会」として、1つ馬券で大勝負をすることとなりました。

この旅も終盤を迎えているので、これまで貯めたお金を交通費だけ残して全部使ってしまおう!

また、もし大金になったら、帰ってから盛大に祝勝会をやれるかも!

とかいう思いで、どれか1つのレースで6人それぞれが「これだ!」と思う馬を選び、
その6頭の3連単馬券を全通り買うことにしたんです。

みんな勝負師ですねぇ~

6頭を全通り100円ずつ買ったら、全部で120通りの12,000円となります。

これで勝負だっ!

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うまくいけば何百万円にもなる3連単馬券♪

夢は広がりますが、もちろんレースも馬も吟味しましたよ。

勝負レースは函館競馬、第5レース3歳未勝利戦、15頭だてです!

みんなカブらない様に馬を選んだのですが、なんとやっぱりみんな勝負師ですよ。

1番人気を選ばないもんだから、仕方無しにボクが1番人気を指名しましたよ・・・
ボクが選んだのは結局最終的には2番人気になっていた、5番「マルカシャルダン」です。

最後の最後まで、7番か1番かで悩んでいたヤツもいましたが・・・

勝負馬券はこれになりました!

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「2・4・5・7・11・15」この6頭のうち3頭が、順番は関係無しに3着に入れば見事的中となります。

1~5番人気、そして7番人気の6頭です。

いかにも当たりそうでしょ?

人気サイドでも、3頭の順番の組み合わせによっては大金が転がり込んでくる馬券ですから、楽しみですねぇ~


いよいよ、「馬の会」函館遠征記は次回、最終回!

終わり良ければ全てよし・・・

この6頭にボクらの旅の運命がかかっていると言っても過言ではありません。

その結果は次回へ!


・・・つづく。