ラッキーピエロと夜の宴 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日の6/19(土)・20(日)に、3年かかって馬券で貯めた旅費で、
念願の函館に上陸した競馬サークル「馬の会」の6名のオッさんたち。

初日はリニューアルオープンしたばっかりの「函館競馬場」尻目に、優雅に函館市内観光をしています♪

と、思ったら素敵な景色よりも食い気らしく「洋館見学」の最中から、皆さん『腹減った、腹減った』と・・・

「函館塩らーめん」も食べたばかりなのに、なんて燃費の悪い人たちなんだろうか?

って、ことで函館ご当地グルメとして有名なお店に入りましたよ。

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函館市民には「ラッピ」と呼ばれ愛されて、函館市を中心に14店舗を持つ、
ご当地バーガーのお店「ラッキーピエロ」です。

函館出身のバンドGLAYのメンバーも通ったこのお店には、ボクも函館に来るたびに毎回立ち寄っていますよ。

実はこのツアーについていた最後の4枚目の「クーポン券」を使うと無料で食べられるですよ。

これで最後の「クーポン券」もクリア!

ですが、本当は明日食べる予定だったんですけどね・・・

育ち盛りのオッさんが数名いたので、急遽この「ラッキーピエロ」ベイエリア本店に入ることになりました。

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ここは「ラッピ」の1号店で、「森の中のメリーゴーランド」と題して、
店内にはブランコの席や木馬などが配され、なんだか小鳥のさえずりや、木々のざわめきが聞こえてきそうな
童話の絵本の森の中にいる気分にさせてくれます♪

「ラッピ」の店舗はその各店のテーマによって雰囲気も違うので、色々巡ってみても面白いかもしれませんね。

で、メニューはバーガーで通常21種類もあるのですが、
この「クーポン券」では無料で食べられるメニューが3種類に決まっていました。

1つは、この「チャイニーズチキンバーガー」(350円)。

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このお店人気ナンバーワンの定番バーガーです。

揚げたての鶏のから揚げを甘辛く味付けし、マヨネーズとレタスをはさんで、
熱々ジューシーなこのバーガーはとっても食べ応えがありますよぉ。

全てのメニューは作り置きも冷凍もせず、注文を受けてから手作りするため、
混雑時は少々時間がかかってしまうのですが、その出来たての熱々がいいですよねぇ♪

しかも、ほとんど地産地消にこだわっているっていうのが、ご当地グルメとして好感が持てますよ。

これ、最高です!

で、実はボク、この「チャイニーズチキンバーガー」は何度か食べたことがあるので、
今回はちょっと違うものを選びましたよ。

「土方歳三ホタテバーガー」(380円)です。

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森町産の大粒のホタテがまるまる揚げられていて熱々のサックサク♪
しかもそれが2つも挟んであってボリュームもたっぷり。

まさに海鮮王国、北海道にやってきたという感じがします。

これは「ラッキーピエロ」が「1万人のお客様と海の幸を使った函館名物バーガーを作ろう!」と開催した、
第1回「MYバーガーアイディアコンテスト」で見事トップを飾った、
まさに函館の海の恵みと函館の人々の知恵とのコラボレーションで生まれたバーガーなのです!

これぞ、『ザ・ご当地グルメ』!

でもなんで、ホタテが土方歳三なのかはわかりませんが、
「北島三郎バーガー」という名前の候補もあったとか・・・

これに「ウーロン茶」をつけて6人分が無料だなんて、この「クーポン券」は使わないとソンソンでしたね。

ちなみに、もう1種類のメニューは高さ20cmものボリュームがある
「THEフトッチョバーガー」(720円)でしたが、こちらは1グループで1つでした。

「ラッピ」はハンバーガーだけでなく、各店の名物カレーやオムライス、スパゲッティ、
またラーメンやコロッケなどなど、バラエティにとんだメニューがあるんですよ。


まさに、ハンバーガーであってもファーストフードではない、
こだわりの食事ができるお店ですので、函館に行ったら絶対食べてみてくださいね。

「ラッキーピエロ」ベイエリア本店

北海道函館市末広町23-18
電話:0138-26-2099
営業時間:10時~0時半

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こうして、函館の街を見て食べてまわっていながらも、ここ「函館西波止場」では
夜の宴会のためのご当地の美味しいおツマミを調達することに余念が無いオッさんたち6人♪

おツマミは何にしようか?迷ってしまうほど充実していたのいですが、
どうせ酒も買うならこれもやっぱり地元のものがいい!

と、欲が湧いてきて、地ビールを探していたのですが、
そこで見つけた「はこだてビール」は函館の地下水を使っているというこだわりようで、すこしお高い!

馬券で貯めた限りある貧乏旅行なので、もっとリーズナブルなお酒は無いか?
と、もっと探すことになりフラフラと「金森赤レンガ倉庫」へ。

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このロマンチックな趣のある建物は、その名の通り昔は倉庫だったのですが、
輸送形態が陸送や飛行機が発達したために、

現在ではイベントホールやレストランなどの「BAYはこだて」、
ビヤホールなどがある「函館ヒストリープラザ」、雑貨などを扱う「金森洋物館」、
コンサートやウェディング行われる「金森ホール」などの
各錬オシャレな商業施設としても使われているんですよ。

この日も、結婚式を挙げる幸せな2人を目にしました・・・

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・・・思い出すなぁ、2005年のクリスマスイヴの夜のこと。

この場所に特設された巨大ツリーの下で、当時独身であったボクは、
クリスマスに日がかわった瞬間、プロポーズをしたんです。

相手はもちろん今の相方です。

真っ白に輝く絵に描いたような風景でしたよ・・・



それから時が経ち、再び同じ場所にオッさん6人で、お酒を探しながら訪れるとは夢にも思いませんでした。

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真っ白な周りからの視線を感じつつも、このような書き割りから顔を出すオッさん6人の風景。

どちらもボクの一生の思い出です。


この画風の書き割りは、函館の観光地のいたるところにありますので、
皆さんも見つけたら撮影してくださいね。

ボクらも年甲斐も無くもれなく毎回写真を撮りましたよ。

で、お酒を探しにさらにフラフラ。

とうとう日も暮れてしまい「函館駅」前まできてしまいました・・・

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結局、函館駅前の「棒二森屋」というデパートでお酒を買いましたよ。
それでもきっと酒屋やスーパーで買うより高いんだろうなぁ・・・

観光も含めてお酒探しで歩き回ったけど、ここらへんで妥協しなければならなかった理由があったんですよ。

この時すでに午後6時過ぎです。

みんな忘れていませんよ、この日6/19(土)は
サッカーW杯の「日本代表 vs オランダ代表」の試合がある日だって!

だってボクが一日中「サムライ・ブルー」のユニフォームを着ていたんですもん。

お風呂に入っている時間は無いけど、さっさと夕飯食べて8時半のキックオフに間に合わせなきゃ!

と、再び路面電車に乗って湯の川温泉の宿へ・・・

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ホントはホテルの近くに停まるバスに乗ろうとしたんですけど、本数があまり無くて・・・

で、到着した路面電車の停留所を降りると・・・・ガビ~~~~ン!

目の前に「酒屋」を発見!

わ~なんだったんださっきまでのお酒探しの旅は・・・?

行きにもこの場所通ったのにまったく記憶になかったぁ!

少々ショックでしたが、とにかく急げ急げ!

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無事迷いつつもホテルに到着。 キックオフまで1時間を切りました!

夕食は食堂でバイキング、イカ飯、蟹、いくら、鮭、鯡の玉子の太巻き・・・
などなど北海道の味覚がタップリ堪能できましたが、
ここはビールも注文せず、みんなモクモクと食べていましたよ。

だって時間がないんだもん、食堂からも人がだんだんいなくなってしまってます。

最初、食堂にモニターがあったので「ヤッター!」と思ったのですが、
映っているのはよくわからないプロモーションビデオ。

やっぱり、部屋に戻らなければ見られないのかぁ!

ホントはもっと味わいたかったんですけどね・・・

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そして、何とかキックオフに間に・・・合わずの前半10分。

試合はまだ動いていなくて良かったぁ♪

食堂では仲間の1人のバイキングにもかかわらず、
持ってきた食べ物を残すという行為をしたことがボクは許せず、
ちょっと険悪なムードになったのですが、サッカーが全てを忘れさせてくれましたよ。

食べ物を意図的に粗末にすることは許せないけども、
ボクもこの楽しい旅行中に雰囲気を壊してまで怒らなくてもよかったなぁ・・・

おたがい、いい歳をしているのに完全に「ガキ」ですね。

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改めて、探し回って手にいれた地ビール「大沼ビール」を手に仕切りなおしです。

馬券で貯めて行われた念願の「馬の会」の旅行を祝して、そして、南アフリカの地で戦う日本代表の活躍に、

カンパーーーーーーーーーイ!

・・・って、日本代表は健闘むなしくオランダ代表に「完敗」してしまいましたが、

競馬と同じ?芝の上を走る選手たちにみんなエキサイティングしていましたよ。

意外とみんなサッカー好きなのね。

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おツマミも「イカの塩辛」や昼間にゲットした「活裂焼烏賊」など、
函館らしくイカを中心に「鮭とば」や「とうもろこしのお菓子」などなど北海道の味覚を堪能。

「ラッキーピエロ」とバイキングがつづいたので、ボクのお腹はもう破裂寸前で、
ほとんど手をつけられなかったんですけどね、

メンバーには燃費の悪い人もいますから・・・

そしてお酒も入り、いい気分でこのまま就寝でもいい感じになってきちゃいましたが、
せっかく「湯の川温泉」泊まったのでお湯も堪能しなくちゃね。

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露天風呂に入っているのは「馬の会」のメンバー。

残念なことに天気が悪かったので、津軽海峡に浮かぶイカ釣り漁船の漁火を臨むことは出来ませんでしたが、

メンバーのイカしてない行水シーンをご覧下さい。

彼は久しぶりに会う大学からの友人・・・

東京でのほかの友人の近況や、これからの事、家族のことなどを語り合っているところでしたが、
入浴時間が0時までだったので、お掃除のオバちゃんに追い出されてしまいました。

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そして、ホテルの自販機で北海道限定のビールを追加で買ってきて部屋に戻り、再び語り合いの場に・・・

今度はさすがに「馬の会」だけあって、競馬の話で盛り上がり、
この日は朝も早く、一日中歩き回って疲れているはずなのに、

宴は深夜2時過ぎまでつづきましたとさ・・・

明日はついに「函館競馬場」に行くぞぉ!


・・・つづく。