はるばる来たぜ函館ぇ♪ | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日の6/19(土)20(日)に1泊で、念願の競馬仲間だけでの「函館旅行」行ってきましたぁ。

その競馬仲間とは、ボクのやっている「馬の会」という、
7人の競馬好きのオッさんだけで構成されている競馬サークルで、
新潟厩舎に5人、東京厩舎に2人に会員がいます。

今回は残念なことに新潟厩舎の1人が仕事で都合がつかず出走取消しとなりました。

さてさて、女っけなし、馬っけのみの6人のオッさんたちの函館珍道中、始まり、始まりで~す♪



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まずは新潟厩舎の4人で新潟駅に早朝6時に集合。 ふわぁああ~眠い・・・

新潟から函館直行の飛行機は出ていないし、たった1泊の旅行なのでなるべく早い時間に向かわなければ。


この日は「2010 FIFAワールドカップ」南アフリカ大会の「日本代表 vs オランダ代表」があるので、
ボクはサムライブルーのユニフォームを着て気合が入ってます。

子どもの遠足ならまだ楽なのですが、大人を引率するのって、結構たいへんなんですよねぇ・・・

この目立つユニフォームを目印に、皆さん迷子にならない様にちゃんとついてきてくださいねぇ~

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実は旅の資金のことなんですが、これもみんなで競馬で貯めたお金なんですよ。

「馬の会」とは競馬好き同士が集まって日本全国10ヶ所あるJRAの競馬場を旅しようという目標を掲げ、
それに向けて積立てを定期的する活動をしています。

でもただ単に積み立てても面白くないので、7人が毎週みんなで同じレースを同じ金額を使って予想し、
その的中した払い戻し金の半分を積み立てていく事にしたんですよ。

なので、大きなのが的中すればすぐ積立金は貯まり旅行にも早く行け、
もし的中しなければ一向に資金は貯まらないというルールなのです。


はい、そうなんです!

お察しの通り、正直言って普通に積み立てた方がもっと早く旅行に行けてますよ。

でも、やっぱりここは馬券で貯めたお金で行くっていうのが競馬ファンなんじゃないでしょうかねぇ~




新幹線を降り、浜松町駅で東京厩舎組の2人と合流したらモノレールで羽田空港へ!

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さすが「馬の会」だけあって、大井競馬場を過ぎるだけでテンションが上がりますよぉ♪

これまで「馬の会」は10年間やってきたんですが、もう今回で4度目の競馬場遠征になるんですよ。

1度目は「札幌競馬場」に遠征に行き、レンタカーを借りて日高や新冠、静内、浦賀などの
「牧場巡り」もしました。

2度目は「阪神競馬場」に行き、「有馬温泉」で豪勢に宿泊、その後「大阪なんば」で食いだおれましたよ。

3度目は「京都競馬場」で春の天皇賞を観戦し、金閣寺や銀閣寺など、
修学旅行生並の「お寺巡り」もしました。

そうなんです、ボクらの旅は競馬場だけではなく、その地の観光も堪能しちゃおうっという、
すべて1泊とは思えないほどの詰め込み旅行なんですよ。


まあ、ボクが会長をやっているだけあって、ボクの旅そのまんまなんですけどね。

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これまで全ては新潟空港から出発していたのですが、今回は初めての羽田空港発です。

資金はみんなで3年かかってコツコツ的中させて貯めた積立金を分配すると、
一人当たり約8万円あるのですが、
新潟からは普通に新幹線や飛行機で往復するだけで7万円はかかってしまいますよねぇ。

でも、せっかく函館に行くんだったら「湯の川温泉」にも泊まりたいし、
美味しいもんも食べたいし、お土産も買いたい、
そして贅沢を言うならそこから「函館競馬場」で遊ぶ馬券代も捻出したいし・・・

そんな、わがまま言える資金じゃないですけどね。

で、みんなの希望を、いや自分の欲望を叶えるためにも調べまくりましたよ。

最初は新潟から寝台車で行こうとも考えましたが、1泊増えることになるので、
結構電車代もかさんできちゃうんですよねぇ・・・

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新幹線で青森経由で行くとか、千歳空港経由で行くとか、色々考えましたが、
お金の面がクリアになったとしても、函館滞在時間が少なく、
やっぱり結局、羽田空港経由がベストだとわかりました。

ん~・・・もう少し積立てをしてから考えるか? もしくは函館遠征を小倉か中京に変更するか?

などと半分あきらめ気味の最後の手段で、旅行代理店が企画する激安ツアーを探してみたんです・・・


するとあったんですよ、激安函館ツアーが!


「羽田-函館間の往復飛行機代」と「ホテル1泊」がついて、なんと、「3万7千800円」!

それに、フライト時刻指定代とホテル指定料金をプラスし、割引のあるカード会社予約にし、
さらに新幹線の往復を安いウィークエンドパスにして足したら、
「約6万円」で函館旅行に行けることがわかったのです。

そしてさらにさらに、無料お食事クーポン券などがついていて、現地での食事代もほぼ心配なし。

8万円という積立金では実現不可能だと思っていた新潟からの1泊函館遠征でしたが、
いろいろ探したかいがあって2万円近くのお小遣いが出ることになりました♪


やったね!


条件が結構限られちゃうので、旅行代理店のプランはあまり国内では利用しないのですが、
まさにピッタリとハマるお得なパックがあったんですよねぇ♪

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飛行機の席も抜かりなく、旅行代理店の確保した席をインターネットで確認し、
好きな席に組み替えておきましたよ。

ここは、非常口の脇の席なんですが、ボクはこの席広くて好きなんですよねぇ♪

キャビンアテンダントさんと向き合うのがちょっと、照れくさいですけどね・・・

でも、ANAの国内線での機内のドリンクサービスがこの4月で無くなってしまったのは悲しいですね・・・

この時は特別サービスでアップルジュースとお茶を無料で出してもらったのですが、
全てが有料だと勘違いしてしまった仲間は、
それすら断わってしまい後で無料だと知って後悔してましたよ・・・残念でしたぁ。

まあ、その他のサービスは失われてなく、キャビンアテンダントさんは
機内の席に座ったオッさん6人のみの異様な集合写真も快く撮ってくれました。





さあ、羽田を飛立って1時間半のフライトを経て、ついに12時頃函館の地に降り立ちましたぁ♪

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今回、なぜ函館を目的地にしたかと言いますと、

その理由の1つは、この日6/19(土)に「函館競馬場」がリニューアルオープン。

日本で唯一海が見える競馬場が1年間の改修工事を経て新しくなったのです!

そうなったら、早速行ってみたくなっちゃいますもんねぇ。

函館空港にも早くもそれを告知する看板があり、競馬好きのオッさんたちの胸は高鳴りますよぉ。

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はい、はい、でもその前に皆さ~ん、湯の川温泉のホテルに荷物を置いて身軽にして行きますよぉ!

・・・って、なんでボクが1~10まで苦労して旅行の手配から引率までしているのか?
って言いますと、ボクが会長だからという訳でなく、

実は積立金が少なかったからなのです。

ってことはお恥ずかしい話、ボクの馬券はあまり当たらなかったということなのですよ。

とほほほ・・・

みんな出資金額は同じなのですが、その中でもたくさん的中して積み立てている人もいれば、
ほとんど貢献できずに旅行に連れて行ってもらうって感じの人もいます。

で、ボクはその貢献できなかった人の一人なのですよ。

貢献順位のシンガリは東京厩舎の1人なのですが、新潟厩舎組ではボクが最下位だったもので、
2人で幹事をやっているってことです。

会長とは名ばかりで、稼げない者は働きまくって恩返しなのです。

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でも、激安ツアーのわりには、幹事もなかなかいい働きするでしょ?

見てください、この景観♪

湯の川温泉のホテルのすぐ外は足湯があり、目の前には津軽海峡が広がります。
また、すこし霧がかっていますが、右側には函館山が見えますよ。

さて、荷物も置いたことだし函館の街に繰り出しましょう!

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さすが、温泉街だけあって「湯の川温泉停留所」のそばにも足湯がありました。

ここは24時間無料開放しているそうですが、昔来た時にはこんなの無かったなぁ。

まあ、今日は温泉宿に泊まるので、足湯はスルーです。


函館空港からホテルまではタクシーで来て、料金は1,050円のところを1,000円にしてくれ、
10円、20円切り盛りしてきた旅行なので幹事としてはスゴいうれしかったです。

でも、せっかく函館にきたので、タクシーなんて贅沢はしないで、風情ある路面電車に乗ることにしました。

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おっと、反対の路線にはこれまた「函館競馬場」のリニューアルを告げるラッピング車両が!

やっぱり函館では競馬も観光資源の1つとなっているんですねぇ。

新潟競馬場ももっと観光地としてピーアールしなくっちゃね。

さていよいよ、湯の川温泉から10分ぐらい路面電車に揺られていくと、
ついに見えてきましたよ「函館競馬場」!

『グランドオープン』と書いたアドバルーンもあがっていて、たくさんの人で賑わっています。

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・・・って、あれ? あれれれ? 電車は通り過ぎていくよ?

せっかく「函館競馬場」が目の前にあるのに降りないの?

え? 次の目的地は「函館競馬場」じゃないのかい?

あららら? 最大の目的地「函館競馬場」をスルーして、
いったいこの北の大地のどこを目指しているのでしょうか?

はたして競馬好きのオッさんたち6人の運命はいかに!?


この、珍道中のつづきは次回です。




・・・つづく。