サッカー好ゅきだからぁ | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

「FIFAワールドカップ南アフリカ」日本代表の発表から1日経っていろいろと思うことがありました。

サッカーに対してとってもマニアックで、とっても私感ごとなので、
いろいろ賛同いただけないところもあると思いますが、
ちょっとマジメにボクなりに思うところを書いてみます。

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・・・矢野貴章の召集を一番期待していなきゃいけない、アルビレックス新潟サポーターのボクなのに、
まさかの「矢野」の言葉に思わず耳を疑ってしまいましたよ。

だって、貴章は自分のゴールよりもチームが勝つためのプレイや、
それを導ける身体能力はボクらや岡田監督みたいに彼を見つづけている人には理解できますが、

他のチームのサポーターや、サッカーを知らない世の中の人々は、
『なぜ、今季の得点が0の人間を選考する?』と疑問だらけになることは当然予想できたことでしょう。

そして、発表から岡田監督や貴章に対して、悲しいほどのバッシングです。

数字に表れていないのだから当然ですよねぇ・・・


当然そうなるから、世間体を気にしたり、負けたときの言い訳が効かないから、
貴章の召集は、お恥ずかしながらボクも「無い」と思い込んでいちゃったのです。

でも、岡田監督をナメていました!

あの人は本気で「ベスト4」を狙っていると核心しましたよ。

それは、今季公式戦に1度も出ていない川口GKの召集からもうかがえるように、
勝負はピッチの11人の選手とベンチの控えの選手と、
試合を行っている90分間だけでは無いということですよね。

川口GKを『第3のキーパー』と言っているように、事実上試合に出ることはめったにないでしょう。

それでも、世の中かがなんと言おうとも勝つために川口GKを呼びました。


そして、貴章のことを『ドローの時に投入し』とも言っています。

スタメンではなく、現状況が打破できないときの打開策として使うようですね。

岡田監督も『うまい選手を上から選んだ訳ではない』と言っているように、
タイプの違う選手をそれぞれ状況に合わせ、役割を持たせて選んでいます。

と言うことは、この発表からベスト4に勝ち抜くまでの期間、
それを進んでいくためにはどう現状況にチームを対応させて組み立てていくか?を
23人の限られた人数の中でシュミレーションしているのです。

いや、選手だけでなくスタッフも1人のメンバーとして計算されているかもしれません。


なので、かならずしもゴールを取ることだけがFWの仕事という見方だけではなく、
チームが勝つために日本代表選手として何をやるべきなのかが一番大事だということでしょうね。

FWだから点を取るとか、DFだから守らなきゃいけないという固定観念だけじゃ強豪相手には勝てない。
サッカーファンなら絶対理解ができるでしょう。

DFの闘莉王が得点しても、FWの貴章が守っても勝てばいいんです。

FWだけで言うと、田中達也選手も前田遼一選手も佐藤寿人選手もとっても素晴らしい選手だし、
結果も数字でわかるように出しています。

しかし、高さやスピード身体能力を売りにする貴章とはまったくタイプの違う選手です。

『なぜ、ウチの選手が選ばれないで、貴章が選ばれるんだぁ?』という
他のチームサポのバッシングも耳に届きました。

しかし、それらの選手と貴章ではまったくタイプが違う選手なのは明らかなので、
比べるのはあまり意味がないと感じてます。

どちらかと言うと、スピードがあって切り込んでいける玉田選手や大久保選手に近いのではないかなぁ?とも思いますが、岡田監督はそのタイプの選手の中では彼らを選んだのでしょう。

個人的には昨年J1リーグ得点王で今年も調子のいい前田遼一選手は欲しいとは思うのですが、
岡田監督のイメージの中では誰かと重なるとか、うまくかみ合わないという判断があったことでしょう。

もちろん貴章が選ばれたと言うことで、誰か1人が選ばれなかったというのはあると思うので、
彼にはそんな選手やサポーターたちの思いを背負って戦ってもらわないと困ります。


まあ、もちろんサッカーが好きと言うよりも、
それ以上に自分のチームを愛しているというサポーターの方たちもたくさんいらっしゃるので、
その方たちにとっては、つまらないワールドカップになってしまうのもよ~く分かります。

だだ、もしサッカーが好きな気持ちが少しでもあるのであれば、
もうここまで来たらも言ってもしょうがないバッシングはやめて、
ボクらも岡田監督や決定した日本代表の戦士たちと上を向いて戦いませんか?


やる前から「ベスト4」という目標は無理だとあきらめている方。

ボクにとってはナゼまだ上があるのに目標が「ベスト4」なのか分かりませんが、
日の丸背負ってマジで「ベスト4」を目指している、日本人たちを信じて少しは応援しませんか?

ボクらはサッカーで日頃一喜一憂している、サッカー好きの日本人ですもん。
日本代表のサポーターになれない訳がありませんよ。

ワールドカップはサッカー人にとっては夢の舞台です。

これまで、日本も出場したくて出場したくて、これでやっと念願の4度目の舞台です。


その苦労して手にしたキップを今手に持っている国であるという幸せを感じつつ、
ボクは日本からワールドカップを楽しみたいと思います。


がんばれ!ニッポン!