古い町並 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

最近仕事がバタバタしていて更新できなかったりですが、

お待たせしましたぁ~・・・って待ってないか・・・。

もう、1ヶ月経ってしまいましたが、9月の中旬、遅い夏休みに出かけた3泊4日「福井&岐阜旅行」のつづきです。

「一緒にボクと旅をしましょう!」と言っておきながら
まだ家に帰れない皆さま、たいへん申し訳ありませんです。

だいぶ記憶も失われてきちゃいましたが、
最終日の朝に、飛騨高山の朝市散策を楽しんだところで止まってましたね・・・

淡い記憶をたどりながら再び歩きはじめましょう♪

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目指したのはとっても風情のある「古い町並み」というところです。

今回は記憶がうっすらになってきたということもあるのですが、
絵になる風景が素敵なので写真を中心におおくりします。


名前のまんま、400年もの歴史と情緒ある様々なお店が連なる「古い町並」は

城下町の中心、商人町として発達した上町、下町の三筋の町並みを合わせてそう呼びます。

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格子のつらなる軒下には用水が流れていて夏は涼しげ、冬は降ろした雪を流すのに活用されているみたいです。

雪の積もった季節もとっても絵になりそうです。



また、麹の香りやみたらし団子の香ばしいかおりなどがする連なるお店は、

お土産屋さんやお食事どころはもちろん、地元の工芸品や地味噌屋なども並び、
老舗のあらゆる暖簾が並んでます。

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造り酒屋には新酒が出たことをお知らせする「酒ばやし」も下がっていますね。

そう言えばある約束を思い出しました・・・

前日の夕方この古い町並をぶらぶらして、フッと入った酒屋さんで、

飛騨の地酒蔵の「天領酒造」の方と出会いました。

その人と少しお話すると、『明日またここのお店にきてくれれば、朝に酒樽から直接ビ
ンに詰めてもって特別に持ってきてくれる』と言ってくれたのです。

おお!

詰めたてで、しかもビン詰めの時に火入れしないなんて、最高のお土産になるじゃなおかぁ♪

そうだ! このブログで行った「秋の大感謝祭」プレゼント企画の賞品は、

お酒の好きなブロ友「ぶーさん」だから、これならきっとよろこんでくれるぞぉ!



そしてコレが特別純米酒の「飛切り」というお酒を詰めた「渾身の一滴」です。

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自分用と「ぶーさん」用に2本買って、家に帰って自分のを飲んだのですが、
なかなか木の樽の香りがして、なかなかフレッシュ♪

もったいないのでチビチビと次の日に飲んだら、ちょっと味が変わってまろやかに・・・

さらに次の日飲んだら甘味が増したような気がしました。

気のせいかもしれませんが、日に日にカドがとれて熟成されていくような生きている酒の感じがしましたよ。

ぶーさんにも、普通のお土産屋さんでは手に入らない「渾身の一滴」
よろこんでいただけたみたいです。

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さらに、フラフラお店に立ち寄りながら「古い町並」の散策はつづきます。

ここはどうやら車両通行禁止ではないみたいですが、まったく車が通る気配はありません。

そのかわり、観光客を乗せた人力車が頻繁に通り過ぎます。

そして、その人力車は時々止まっては、引いているお兄さんが観光案内をしています。

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その観光案内をしているところを見ると、面白いからくり人形を発見!

そのからくり人形は下を流れる用水の力を利用して動いているんですねぇ。

人形が箱を開ける動作をするのですが、箱を開けるたびに中に入っている
飛騨の名物が毎回違うものが出てくるという手品を見せてくれます。

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なかなか面白くて、子どもたちがかじりついて見ている気持ちがわかります。


ふと良く見ると、そのからくりは御食事処「坂口屋」の看板娘ならぬ、看板人形でした。

「坂口屋」と言えば、実はこの目的なさそうな散策の、数少ない目的のお店でもあったのです。

その目的とはこれです!

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「飛騨牛にぎり寿司 」(2貫で600円)。

普段、カッパ寿司好きなボクにとって600円のお寿司は超高級ですが、
きっといい「飛騨牛」を使っているのでしょうね・・・

ちょっと薄味で、飛騨牛のトロリとした食感とシャリがマッチしていましたが、
やっぱりこれは、食べ歩き専用に開発されたのかなぁ?という感想でした。

ホントならお店の外の左端にある屋台で出していて、歩きながら食べられ、
最後は皿がわりのせんべいも食べてしまえるということで有で、

ボクが行ったのは開店してまだ間もないということで、
外での販売はまだやってなかったので店内で食べることにしたんです。


食べ歩かないなら、ごはんと牛肉は別々に食べた方がいいかもしれませんね。

しかも店頭のほうが100円安い500円ですし・・・

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でも、店内は飛騨特有の町家造りで、年季の入った囲炉裏や太い柱、
梁などの色合いがいい感じの和みの空間でした。

他の料理も地元産にこだわった、極上飛騨牛を中心としたメニューがあるそうです。

ごちそうさまでした~♪

御食事処 「坂口屋」

岐阜県高山市上三之町90
電話:0577-32-0244
営業:10時30分~15時30分
定休日:火曜日


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お昼も近くなってきたので、日曜日のこの日は人も多くなってきましたよ。

この「古い町並」ではお土産やさんに入れば、お菓子などが試食できたり、

酒屋さんに入ればお酒を試飲させてくれたりするのですが、
この日はこれから車に乗って新潟方面に帰らなければならないので、残念ながらお酒は飲めませんでした。

しかし、お味噌屋さんに入るとこんなサービスも・・・

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味噌汁の試飲コーナーです。

やっぱり、味噌も試飲しなきゃね♪

どちらかというと暑い日だったのですが、たくさんの人が炊き出しのように集まっていましたよ。

もちろんボクもごちそうになりましたぁ♪


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「飛騨の小京都」とよばれるだけあって「古い町並」はとっても風情のあるところでしたね。


・・・さてさて、お土産も「朝市」や「古い町並み」でたくさん買ったことだし、
これからはるばる新潟に向けて運転していかねばならないから、
こんなところで高山とお別れしましょうかねぇ・・・





あれ? なんだ何だ? たくさんの人が集まって活気付いているところがあるぞ!

予定を変更して、またまたちょっと寄り道で~す♪

・・・つづく。