それは、ちょっと遅い夏休みに出かけた3泊4日「福井&岐阜旅行」、
雨の3日目に三大名泉の1つ「下呂温泉」を堪能した後、 飛騨の小京都「飛騨高山」に向かって
愛車「アルファロメオ159」と共に国道41号を北上している途中でした・・・
雨の3日目に三大名泉の1つ「下呂温泉」を堪能した後、 飛騨の小京都「飛騨高山」に向かって
愛車「アルファロメオ159」と共に国道41号を北上している途中でした・・・
まさか、休憩をかねて寄った道の駅「飛騨街道なぎさ」で
雨の中の北アルプスに囲まれた雄大な景色に浮かれて撮った写真が、
雨の中の北アルプスに囲まれた雄大な景色に浮かれて撮った写真が、
最後のこいつの元気な姿になろうとは・・・

「飛騨街道なぎさ」には、やはり道の駅らしく、地元の名産や特産、お土産がたくさん置いてありました。
ボクはそこで売っていた飛騨高山の美味しい水で作った
地サイダー「飛騨高山サイダー」(180円)のレトロなラベルにテンションがあがり、
地サイダー「飛騨高山サイダー」(180円)のレトロなラベルにテンションがあがり、
駐車している「アルファロメオ159」の屋根の上に置いて、
「飛騨街道なぎさ」の象徴である高さ13mの「縄文シンボルタワー」をバックに写真をとっていました。
「飛騨街道なぎさ」の象徴である高さ13mの「縄文シンボルタワー」をバックに写真をとっていました。

すると、1台の黒い大型ワンボックス(デリカだったかなぁ?)が、
駐車場はまったく広々と空いているのに、
ボクの「アルファロメオ159」の前にバックで駐車しようとしていました。
駐車場はまったく広々と空いているのに、
ボクの「アルファロメオ159」の前にバックで駐車しようとしていました。
ボクはゆっくりとバックしているデリカは視界の左端に入ってましたが、
特に気にもぜず写真のアングルなどを模索していました。
特に気にもぜず写真のアングルなどを模索していました。
そうしたら・・・
「ボゴッ!!」
っと、「アルファロメオ159」の頭の方から聞える鈍い音、そして揺れる車体!!
「おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいお~~~~~~いっ!!」
うわぁぁぁ~~~~~~!! 接触してるじゃないかぁ!
ボクは真っ青になってデリカに駆け寄り、これ以上バックしないように窓を
「バンバンバババン!」と叩きました。
「バンバンバババン!」と叩きました。
デリカは少し前進・・・
あぁ~あ、やっちゃてくれましたよ、デリカの後ろについているタイヤを支える
金属のポールみたいなのがめり込んだようですよ・・・
金属のポールみたいなのがめり込んだようですよ・・・
デリカの中からは、気の弱そうな運転手の年配のお父さんと、
その奥さんと思われる人、そして、どちらかのお母さんだと思われる3人が慌ててでてきました。
その奥さんと思われる人、そして、どちらかのお母さんだと思われる3人が慌ててでてきました。
その中で、すかさず『すみません、すみません、お父さん、何やってるのぉ、
何でこんなに空いているのにバックするのぉ!?』
何でこんなに空いているのにバックするのぉ!?』
と必死になってボクに謝罪する奥さん。
その中で『いや・・・もうちょっとさがれるかなぁ・・・と思って』と
謝りもせず呆然としちゃっているお父さん。
謝りもせず呆然としちゃっているお父さん。
そして、心配そうに無言で見つめるおばあちゃん。
「まぁ、とりあえずキズを良く見てみましょうよ」精一杯の紳士的な対応をし、
トランクからタオルを取り出して、雨に濡れたボディを拭いてよく見ようと思ったら、
その、ボーーーっとしたお父さんもナゼか素手でボクの「アルファロメオ159」のボディをなでている。
しかも手のひらから『カツンッ!カツンッ!』って音がしていますよ。
なんでぇ?
いやいやいやいや、お父さん、指輪が当たってますからぁ!
ボディと指輪の金属がメロディを奏でてますから!
ボディと指輪の金属がメロディを奏でてますから!
ナンバーを見ると「所沢」。
きっと、定年を迎えた夫婦が、自分の母親を連れての、
埼玉からはるばる遠距離を運転してきた「飛騨高山旅行」なのかもしれません。
埼玉からはるばる遠距離を運転してきた「飛騨高山旅行」なのかもしれません。
っもう、そんな状況でそれを見たら接触音の割にはたいしたキズも目につかなかった
し、
どちらも楽しい旅行中で、それに時間を費やすのも面倒くさいって思って
し、
どちらも楽しい旅行中で、それに時間を費やすのも面倒くさいって思って
「いいです、もう大丈夫です! 問題ないです!」って言うしかありませんよ。
心の中では、もうなでるのはやめて~! って叫んでいたんですけど・・・

で、家族がいなくなったあとゆっくりと検証してみたら、
エンブレムの脇に1cm弱の小さなヘコミがありました。
エンブレムの脇に1cm弱の小さなヘコミがありました。
写真を撮っても写るか? 写らないくらいですね。
ホント音の割にはたいしたことなかったみたいで良かったのですが、
人間で言えば、ちょうど鼻の頭にエクボができた感じです。
人間で言えば、ちょうど鼻の頭にエクボができた感じです。
それって、キュートですか?
いやいや、初めてボディについちゃったキズですもん、
しかも自分でつけた傷ならまだしも、他人に目の前でつけられたとなるとかなりディープブルーですよ。
しかも自分でつけた傷ならまだしも、他人に目の前でつけられたとなるとかなりディープブルーですよ。
せっかくのイケメンにキズですよ・・・
ちょっと、「飛騨高山」までの道のりが暗いムードになったことは言うまでもありません・・・。
昨年10月からイタリアからの部品?待ちだったのですが、
やく11ヶ月経った先日やっと対応してくれたのです。

春に一度、ディーラーに「まだですかぁ?」と問い合わせたところ、
『昨年の8月からお待ちのお客さんもいらっしゃるので・・・』
『昨年の8月からお待ちのお客さんもいらっしゃるので・・・』
と、『もっとガマンしている人がいるんだからお前もガマンしろ!』みたいなことを言われ
不愉快になったこともありましたが、やっとですよ。
不愉快になったこともありましたが、やっとですよ。
窓枠をはずして黒い接着剤で着けたらしく、
ボディにもその接着剤がくっついてましたが、指で擦ったらとれました。
ボディにもその接着剤がくっついてましたが、指で擦ったらとれました。
っていうか、それが着いているってことは、ちゃんと作業をした証拠ですよね。
それが戻ってきたばかりで気分良くドライブしていた矢先ですよ・・・
まぁ、実はもう一つすでにトラブルは発生していたんですけどね。
ボクの「アルファロメオ159」には駐車するときに車体の周りに障害物が近づくと
「ピピピピッ!」と鳴ってお知らせしてくれるセンサーがあるんですけど、
「ピピピピッ!」と鳴ってお知らせしてくれるセンサーがあるんですけど、

フロントの左前のセンサーが何も無いのに気まぐれで鳴るようになってしまったのです。
バックしていてもなので駐車で切り替えしているときに突然なるとハッキリ行って「ドキっちょ」しますよ。
最初、何かくっついちゃっているかもしれないと、キレイにセンサー周りを拭いてみたのですが、変わらずで、
結局、窓をみてもらったと同時にセンサーを交換してもらったのですが、やっぱりまだ鳴るんです。

また、そのことで近いうち入院予定ですよ。
ホント「ケータイ電話」につづいての入院です。
は~・・・ため息ついちゃう。
話はずいぶんそれましたが、そんなこともあって「福井&岐阜旅行」の3日目は「飛騨高山」に移動することとなりました。
アルファロメオ 奮闘記 第10章「イケ面にキズが!」。