ちょっと間があいてしまいましたが、遅い夏休みに出かけた3泊4日「福井&岐阜旅行」の3日目は、
あいにくのお天気でしたが「日本三名泉」の1つ「下呂温泉」の街をブラブラと傘をさしながら散策しました。
あいにくのお天気でしたが「日本三名泉」の1つ「下呂温泉」の街をブラブラと傘をさしながら散策しました。

温泉街の散策の楽しみの1つは、最近どこの温泉場にも増えてきた無料の「足湯」ですね。
まずは「水明館」の向い、「JR下呂駅」のちょうど裏の通りにある「モリの足湯」に浸かりましたよ。
行ったときにはすでに女子大生ぐらいの娘たちがいっぱい浸かっていたのですが、
ボクが近づいていくと大雨の中、蜘蛛の子を散らすようにいなくなってしまいました。
ボクが近づいていくと大雨の中、蜘蛛の子を散らすようにいなくなってしまいました。

・・・まぁ、いいや。
ここは昨夜も通っていたのですが、8時~20時までなので終わってたのですが、
駅から近いということで電車の待ち時間に利用する人も多いらしいです。
駅から近いということで電車の待ち時間に利用する人も多いらしいです。
つづきまして再びお世話になった「小川屋」さん方面に戻り、
その目の前の坂道を登っていくと異人館風で外観の共同浴場「白鷺の湯」(300円)があり、
その玄関前に「ビーナスの足湯」があります。
その玄関前に「ビーナスの足湯」があります。
ここは温泉街のにぎわった通りが交差するところで、人がいっぱい。
さすが土曜日ともなれば「天下の名泉」、 たくさんの人でにぎわっています。
さすが土曜日ともなれば「天下の名泉」、 たくさんの人でにぎわっています。

趣のある和の世界が多かったこの「下呂温泉街」で、
欧調風のつくりに白いビーナス像一際目立ってますねぇ。
欧調風のつくりに白いビーナス像一際目立ってますねぇ。
ビーナス像を眺めながら浸かっていると、ここがどこだか忘れてしまう不思議な気分になりますよ。
ここも24時間いつでも入れるそうです。

その洋風の建物の脇にあることが似合わない、「日本三名泉発祥之地」の石碑です。
さて、「日本三名泉」ってどこだったでしょう?
何度も書いているので、覚えちゃいましたね。
そう!そこのあなた! よくできましたぁ♪
「林羅山」の唱えた「日本三名泉」のあと2つは「有馬温泉」(兵庫県)と「草津温泉」(群馬県)ですね。
「白鷺の湯」から左に曲がると、「鷺の足湯」があります。
ここが「下呂温泉」で最初につくられた「足湯」だそうで、
木つくりの湯船とベンチのシンプルなつくりは素朴で、
何かをやりすぎてしまった「白鷺の湯」に比べ、温泉情緒をかもしだしていますね。
何かをやりすぎてしまった「白鷺の湯」に比べ、温泉情緒をかもしだしていますね。

お湯にはたくさんの湯花が見られたのも、他にはあまりなかったです。
ここも24時間開いているのでうれしいですね。
この向かいには日本で唯一、温泉をテーマにした博物館「下呂発温泉博物館」があり、
そこにも「足湯」があるのですが、
そこにも「足湯」があるのですが、
博物館内にあるため入館料400円が必要となっちゃいます。
次回、時間のある時にきて博物館も見るときに浸かるということで、今回は断念です。
浸かれる時間は博物館が開いている9時~17時で、木曜日は博物館もお休みです。
行こうとは思っていたのですが、降りしきる雨の中、
地蔵堂から長く続く173段の石段を目の前にし、こちらも断念しました。
地蔵堂から長く続く173段の石段を目の前にし、こちらも断念しました。
・・・とダラダラと歩いているうちに、もうお昼の時間になってきました。
って、あんまりお腹は空いてないですけどね。
でも、ここ「下呂温泉」で食べたいものがあったんです。

それは、「トマト丼」です!
もう、名前からして魅力たっぷりですよねぇ♪
「フルーツトマト」はここ下呂周辺の特産品でもあるんですよ。
焼いた飛騨牛の上に切ったトマトが華やかに。
見た目は美しいけど、お味の方は・・・
見た目は美しいけど、お味の方は・・・
ん!? 意外にウマい!(・・・って言ったら失礼か)
トマトがまったく青臭くなく、こってり過ぎる感のある甘辛に炒めた飛騨牛に、
酸味と甘味がとってもマッチしていて、濃厚でもあり爽やかな味わいです。
酸味と甘味がとってもマッチしていて、濃厚でもあり爽やかな味わいです。
ん~これ、これから流行るかも!
ボクが食べたのは、「飛騨牛トマト丼」(1300円)。
食事だけでなく小物雑貨も販売しているお洒落チックなお店
「ブラン・デュ・エトワール」のオープンテラスで雨を眺めながら食べました。
「ブラン・デュ・エトワール」のオープンテラスで雨を眺めながら食べました。

デザートには「下呂牛乳」の牛寒に自家生の赤い実がのっていました。
「下呂牛乳」の響きってインパクトありますよねぇ。
ここは最近できた『飛騨牛にこだわったお店』だそうで、
メニューの「飛騨牛ほう葉みそハンバーグ」もおすすめだそうです。
メニューの「飛騨牛ほう葉みそハンバーグ」もおすすめだそうです。
ごちそうさまでした~♪
「ブラン・デュ・エトワール」 岐阜県下呂市湯之島789 電話:0576-25-2382 営業:9時半~18時半

お腹無ふくれて、再び昨日の夜に蛙ちゃんと一緒に浸かった足湯の「雅の足湯」の前を通りました。
ちなみに昼間は通っただけなのですが、ここは「下呂ロイヤルホテル雅亭」の
入り口玄関の横にあり、宿泊客以外でも24時間無料開放されています。
入り口玄関の横にあり、宿泊客以外でも24時間無料開放されています。
ここをスルーして行くところは昨日も行った「足湯の里 ゆあみ屋」です。

今回の目的は「足湯」ではありませんよぉ。
昨日は21時を過ぎていたので同じ場所にある売店が閉まっていたのですが、今日は開いてます。
っていうかにぎわっていますよ。
お店では地元作家による工芸作品やお土産品などが売られていたり、軽くお茶もできるんです。
そして、そのメニューの中にボクの目的がありました・・・

「温玉ソフト」(400円)です!
冷たいソフトクリームに、あったかい温玉を落としてあり、
『よくかき混ぜて食べてください』と店内には注意書きがありました。
『よくかき混ぜて食べてください』と店内には注意書きがありました。
「下呂温泉」の話題のグルメらしく、昨夜にはなかったのですが、
足湯の前にテレビがあり、このお店を取材したTV番組のビデオがエンドレスに流れていました。
足湯の前にテレビがあり、このお店を取材したTV番組のビデオがエンドレスに流れていました。
せっかくだから、「足湯」に入って味わいましょう♪
温泉卵のおかげで、っていうか当たり前だけど濃厚な味わいになってますよ。
温と冷のコラボ感は特になく、すぐ冷たいアイスに温玉は取り込まれてしまいますね。
ただ、「足湯」に入り温まりながら、冷たいアイスをほおばるのはなんとも優雅なひと時です。
ごちそうさまでしたぁ~♪
またここには温泉卵をセルフで茹でられるスペースがあり、
出来上がるまで「足湯」に浸かってのんびり待つといった楽しみ方もできますよ。
「ゆあみ屋」 岐阜県下呂市湯之島801-2 電話:0576-25-6040 営業:8時半~21時(12~3月は8時半~18時半、足湯は24時間) 定休日:水曜日(足湯は無休)
出来上がるまで「足湯」に浸かってのんびり待つといった楽しみ方もできますよ。
その他にも「下呂温泉」には無料で入れる「足湯」がいくつかあるのですが、
ボクが散策した温泉街中心から東の方、下呂市役所近くの公園内には
「田の神の足湯」があり、こちらも24時間自由に入れます。
「田の神の足湯」があり、こちらも24時間自由に入れます。
懐石宿水鳳園には配管の途中にゲルマニウムを入れてある「下留磨の足湯」。
懐石宿水鳳園が休みの日以外は7時~21時まで無料で浸かれます。
懐石宿水鳳園が休みの日以外は7時~21時まで無料で浸かれます。
さらにその上にある「下呂温泉合掌村」の村内には「合掌の足湯」があり、
村のオープンしている日で、8時15分~17時まで入浴可能ですが、合掌村入村料である800円は必要です。
村のオープンしている日で、8時15分~17時まで入浴可能ですが、合掌村入村料である800円は必要です。
雨じゃなければ入場料が不要なところは、全部まわるところだったのですが残念・・・

ぐるっと「下呂温泉街」を巡って、出発地点に戻ってきました。
お世話になった「小川屋」さんの近くには、龍の口から温泉の湧き出る「下呂温泉神社」があります。
聖地、出羽三山の一つ湯殿山神の御分霊を奉っていて、
その霊は神社で初めて箱根を越えたというほど、由緒ある神社なんです。
その霊は神社で初めて箱根を越えたというほど、由緒ある神社なんです。
そこで、これまでの下呂温泉でのひと時のお礼と、これからの旅の安全祈願をしました。

さらに「さるぼぼ」を奉ってある、「さるぼぼ神社」もありました。
「さるぼぼ神社」はもともと高山にあると聞いていたのですが、そこでも旅の安全祈願をしてきましたよ。
飛騨のシンボルとして人気の「さるぼぼ」は、もともと安産と子供の健康を願って、
各家庭で手作りされてきた人形のことなのですが、詳しくは後日ということで。
各家庭で手作りされてきた人形のことなのですが、詳しくは後日ということで。

・・・さてさて、車で飲む「ひだ下呂茶」と名産の「とまとじゅーす」を買って、
もうそろそろ次の目的地、飛騨の小京都「高山」に向かいましょうかねぇ。
もうそろそろ次の目的地、飛騨の小京都「高山」に向かいましょうかねぇ。
高山ではどんなことに出会えるか楽しみです♪
・・・しかし、まさか! 高山に向かう途中あんなことになろうとは予想もしていませんでした。
神社への願掛けのはしごが災いだったのか?
次回、「福井&岐阜旅行」は思いがけない出来事に巻き込まれます。
・・・つづく。