
日帰り温泉ネタは久しぶりですねぇ。
ここ瀬波温泉には広大な露天風呂が魅力で有名な「龍泉」という日帰り施設もあるのですが、
今回は同じ通りにあるもう一つの日帰り施設「ゆ処 そば処 磐舟」に行きました。
『そば処』と大きく書いてあるので、普通に蕎麦屋だと思って通り過ぎそうなのですが、
瀬波温泉の有名で大型の旅館であり、ここも経営する「大観荘 せなみの湯」の
向かいにありますのでお見逃し無く。
向かいにありますのでお見逃し無く。
『日帰り入浴』の大きな看板もあったのはきっと見逃す人が多いんだろうなぁ・・・

広いとは言えない駐車場に慎重に停めて、入り口に入るとまずフロントがあります。
ここは泊まることもできるので、タイミングが悪いと宿泊客との入浴ともぶつかりますね。
まずはそのフロントで入浴料「大人700円」(小人400円)を払ったら、
長く急な階段を3階まで息を切らせながらのぼるんです。
長く急な階段を3階まで息を切らせながらのぼるんです。
これはちょっと身体の不自由な方には優しくないですねぇ。
のぼりきった先にはちょっとした休憩場所が・・・
そして、目の前の窓から左手をのぞくと『磐舟源泉』書かれライトアップされた「源泉やぐら」があり、
その情緒に温泉気分が、そしてその文字にお湯への期待が高まります♪

右は男子風呂、右は女子風呂、脱衣所は決して広くないですが、
脱衣カゴに加え、暗証番号式ロッカーやドライヤーなど最低限のものは設置されています。
脱衣カゴに加え、暗証番号式ロッカーやドライヤーなど最低限のものは設置されています。
浴室に入るといきなり素晴らしい眺望が大きな窓を通して広がります。
漁火がいくつも光る黒い日本海が一望です。
昼間にくると「粟島」なども見え、きっともっと視界は広く広がることでしょう。
内風呂はその大きな窓にそって長方形の大浴槽が1つあるのみです。
真っ黒な石造りである無機質な浴室には洗い場は4ヶ所のみで、ボディソープやシャンプー、
リンスが完備されているも、隣との仕切りも間隔も無くちょっと手狭な感じがしました。
リンスが完備されているも、隣との仕切りも間隔も無くちょっと手狭な感じがしました。

肝心なお湯ですが、源泉名は「瀬波温泉大観1号」で、
泊まらずして「大観荘 せなみの湯」と同じお湯に入れます。
泊まらずして「大観荘 せなみの湯」と同じお湯に入れます。
泉質は「ナトリウム-塩化物温泉」と表記されていますが、
実は瀬波温泉の中でも珍しく硫黄分を多く含むお湯でお得な気分♪
実は瀬波温泉の中でも珍しく硫黄分を多く含むお湯でお得な気分♪
源泉温度は88.0℃で、100%掛け流しだそうです。
お湯の色はほぼ無色ですが、とろろ昆布を入れたかのような大量の湯花が浮遊しています。
これには人それぞれ好みがあると思いますが、一緒に入っている子どもが、
『イヤ~ッ !ゴミがいっぱい浮いてるよぉ~!』と悲鳴をあげてました。
『イヤ~ッ !ゴミがいっぱい浮いてるよぉ~!』と悲鳴をあげてました。
「フ・・・おこちゃまにはこのお湯の濃さの象徴はまだ難しいかな?」
・・・などと、ボクは思ったのですが
ホントにお湯が濃いことを意味しているかは定かではありません。
ホントにお湯が濃いことを意味しているかは定かではありません。
匂いはかるく石油臭、しょっぱく苦味のある大人の味?
とっても個性のあるトロトロのいいお湯でしたよ。
そしてここの一番のおすすめはやっぱり露天風呂から眺望です。
内風呂のガラス越しからのと風景変わりませんが、
やっぱりで生で見るこの絶景は、まるでこの日本海の大海原を司った神にでもなった気分です。
やっぱりで生で見るこの絶景は、まるでこの日本海の大海原を司った神にでもなった気分です。
もう、全裸で立ち上がり、仁王立ちして高笑いしたい気持ちです。
で・・・でも、それはちょっと危険!
なんと、露天風呂の浴槽は柵ギリギリにあって、日本海だけでなく
向かいの「大観荘 せなみの湯」の宿泊棟や、先ほど自分の停めた車などもよく見えるのです。
向かいの「大観荘 せなみの湯」の宿泊棟や、先ほど自分の停めた車などもよく見えるのです。
ってことは、アッチからコッチも丸見えってことですよぉぉぉ!
そんなお粗末なものは見せないでくださいねぇ・・・特に昼間!
例え自分の持ち物に自信がある方でもダメ!
せっかくの「恋人の聖地」が「変人の性地」になってしまいますからぁ!
内湯と露天、2つの浴槽があるが、いずれも、美しい日本海を眺めながらの入浴が楽しめる。
きっと夕暮れが一番入り頃だと思うのですが、ゆっくりと肩まで浸かって眺めを満喫しましょう。
パンフレットによると、どうやら女性用の露天風呂は柵との間に
もう1スペースあるみたいなので大丈夫そうですよ。
もう1スペースあるみたいなので大丈夫そうですよ。
温泉を楽しんだ後には食事もしたかったのですが、「そば処」は営業時間11時~15時と17時~21時で、
もうラストオーダーの20時を過ぎていたのであきらめて、自販機でジュースを買って新潟市に帰りました。

※泉質、施設、アメニティ、料金、アクセス、雰囲気、清潔度、混み具合、
その日の気分、体調などなど、ボクの独断と偏見とわがままで付ける
★5点満点の温泉「お好み度」。
その日の気分、体調などなど、ボクの独断と偏見とわがままで付ける
★5点満点の温泉「お好み度」。
瀬波温泉「ゆ処 そば処 磐舟」
・・・お好み度★★★☆☆
狭い駐車場、急な階段、露天風呂は丸見え、無料休憩所が特に無い、
ってことで減点になりましたが、お湯と眺望は最上級ランクです。
ってことで減点になりましたが、お湯と眺望は最上級ランクです。
それさえ良ければという方は満点評価ですよ。
瀬波温泉「ゆ処 そば処 磐舟」 新潟県村上市瀬波温泉3-2-30 電話:0254-50-7488 営業:10時~22時(受付21時まで)