もう8月も終わってしまいますね・・・
毎年思いますが、なんで夏って短いんでしょう?
『雪国、新潟に住んでいるからじゃないの?』
と、いうご意見もあるとは思いますが、やっぱり夏は楽しいからなんでしょうねぇ。
ボクは花火に海に競馬がある新潟の夏が大好きです♪
そんな夏の終わりを惜しむように、先日ボクはこんな珍しいお店に行ってきました。

寿し そうめん「母」というお店。
「母」は「たた」と読みます。
ここは「寿し」とも書いてありますが、知る人ぞ知る「そうめん専門店」なのです。
このお店、ボクは人に紹介したいけど、有名になって混んでは嫌だと、
密かにあたためていたお店です・・・そうめんなのに。
密かにあたためていたお店です・・・そうめんなのに。

まるで人の家にあがりこんでしまった様なこの趣は、
お店の食へのこだわりを反映しているのです。
お店の食へのこだわりを反映しているのです。
食材は化学調味料などを一切使用せず、無添加で天然物の素材のみ、
そして地産地消にこだわっていて、飾らず自然のままであるという気持ちが店内からもにじみ出ています。
そして地産地消にこだわっていて、飾らず自然のままであるという気持ちが店内からもにじみ出ています。
玄関には「よき母は 百人の教師にも勝る」と書いてありました。
このお店の名前はこういう観念からきているのかもしれませんね。

席につくとまるで、久しぶりに従兄弟の家に訪れたときみたいな、
懐かしくて思わずくつろいでしまっちゃいそうで、
そんな静かな中にも緊張感のある様な雰囲気につつまれます。
そんな静かな中にも緊張感のある様な雰囲気につつまれます。
一番窓ぎわの席につき、開いた窓から自然の風が入ってきます。
・・・が、蚊も入ってきて刺されちゃいました。
これも自然のまんまですね。
これも自然のまんまですね。

メニューは季節によって旬の物を取り入れているので、いろいろと変更があるみたいですが、
秋になれば温かいそうめん「にゅうめん」というのも登場しますよ。
ボクは「母そうめん」(1000円)をたのみました。

「そうめん」と言っても、汁につけるのではなく、
味の付いた冷たい汁に浸っているのでそのままたべるんです。
味の付いた冷たい汁に浸っているのでそのままたべるんです。
まん丸の氷が鰹の出し汁に浮かんでいてカワイイですねぇ。
透明の汁なのにしっかりとした淡い上品な味で美味しかったですよ。
それから、「えのき」や「なめこ」「もろへいや」「キク」などの具もたっぷりで食べ応えもあります。

相方の食べたのは花びら茸の天ぷらがのった「花びらそうめん」(1200円)。
どちらも、特性のふりかけがかかった旨味の強い「こしひかり」のごはんと、
ちょっと辛いきゅうりの漬け物がついてきました。
ちょっと辛いきゅうりの漬け物がついてきました。
冷たい「そうめん」との合間にたべるあたたかい「ごはん」がまた、幸せな気持ちにさせてくれます。
ありのままの食材を、飾らない懐かしい趣の空間でたべるこのひととき・・・
なんだか何だか食の原点を思い出させてくれる気がします。
なんだか何だか食の原点を思い出させてくれる気がします。
麺と言えば、ラーメンやパスタ、蕎麦やうどんなどは定番になっていますが、
暑い夏にはもちろん、季節を問わずたまにはさっぱりと「そうめん」っていうのもいいですね。
知ると誰かに話したくなる、でもあんまり有名になって欲しくないお店、
ボクのお気に入りのそうめん専門店「母」です。
ボクのお気に入りのそうめん専門店「母」です。
ごちそうさまでしたぁ~♪
寿し そうめん「母」(たた) 新潟市中央区女池神明2-2-5 営業:11時~14時30分 18時~21時 電話:025-285-1417