ボンジョルノォ~♪
イタリア旅行4日目。
雨が降ったりやんだりの4/17(金)の午後は、芸術の街「フィレンツェ」から
北に274km走ること4時間かけて水の都「ヴェネツィア」へ向かいます!
北に274km走ること4時間かけて水の都「ヴェネツィア」へ向かいます!

「ヴェネツィア」と言えば世界的な大観光地で、特にイタリア国内を含むヨーロッパには大人気の地です。
そんなところを目指して心はワクワクしているはずが・・・
ローマの石畳を2日間散々歩き、フィレンツェでも雨にうたれながらの散策、
この日の午前中もすでにクーポラ頂上までの464段を上っていました。
この日の午前中もすでにクーポラ頂上までの464段を上っていました。
普段の運動不足から筋肉痛ぎみで、ボクの足の裏には血豆もでき、
旅行も後半に差し掛かると、さすがにヒットポイントも残り少なく?
お疲れモードになってきました・・・
旅行も後半に差し掛かると、さすがにヒットポイントも残り少なく?
お疲れモードになってきました・・・
『あんまり、前半に飛ばし過ぎてると、後半バテますよぉ』と添乗員さんが
ローマで言っていたのは、ボクに対してのメッセージだったかもしれないと思い出しつつ、
ローマで言っていたのは、ボクに対してのメッセージだったかもしれないと思い出しつつ、
不覚にも道中のバスではイタリアの美しい景色を無視して寝てしまいました。
ま、天気も悪いので、ひとまずここで英気を養うことにします・・・

・・・山々に囲まれていた道を走っていたと思ったら、
気付くといつの間にか晴れ、道の左右に海が見えていました。
気付くといつの間にか晴れ、道の左右に海が見えていました。
「ヴェネツィア」はヴェネツィア湾にできた「ラグーナ」(潟)にある、177もの小さな島々の集まる都市です。
その集合は不思議なことに魚の形をしているのですが、
そことイタリア本土を海の上で結ぶ3850mもの「リベルタ橋」を渡っています♪
そことイタリア本土を海の上で結ぶ3850mもの「リベルタ橋」を渡っています♪
海の真ん中を走る電車と道路、向かう目的地は「ヴェネツィア」のみ・・・
海無し県の埼玉出身のボクはこの光景に、テンション上がりまクリスティの
ヒットポイント、ハイオク満タンになりましたぁ♪
ヒットポイント、ハイオク満タンになりましたぁ♪
復活です!

島の入り口の「ローマ広場」でバスとはお別れ、
この「ヴェネツィア」には自動車はもちろん、バイクや自転車も入れないのです。
(特別許可の例外はあるそうです。)
電車も島の入り口「サンタ・ルチア駅」まで。
(特別許可の例外はあるそうです。)
電車も島の入り口「サンタ・ルチア駅」まで。
150以上の運河が縦横無尽に交差していて、
400以上の橋がかかる「ヴェネツィア」での交通手段はもちろん徒歩か舟のみです。
400以上の橋がかかる「ヴェネツィア」での交通手段はもちろん徒歩か舟のみです。
舟の種類は基本3つ。
よくヴェネツィアといえばイメージされる手漕ぎボートは観光用の「ゴンドラ」。
また、大運河などの手漕ぎの渡し舟は「トラゲット」と呼ばれています。
また、大運河などの手漕ぎの渡し舟は「トラゲット」と呼ばれています。
大きな川にあるバス停を大人数を乗せて移動できるのが「ヴァポレット」(水上バス)。
せまい運河でも小型モーターボートで入っていけるのが「水上タクシー」です。

ボクらはまず「水上タクシー」に乗ってホテルに向かいます。
ヒャーーーッ! いきなり、舟と運河と橋と建物と・・・
初めて見るものがスピーディーに過ぎていく~!
向こうに見えるのは、このヴェネツィアで一番有名な橋「リアルト橋」ではないですかぁ!
いきなり見所ですかい!

水上タクシーは大運河「カナル・グランデ」から狭い横道(横運河?)に入り、
行きかうゴンドラをうまく避けながら進んでいきます。
川に向けて信号や標識があるのでやっぱり交通ルールはあるみたいですね。
不思議なことに気付いたのですが、川に沿って建てられている建物は、
だいたい川に向かって出入り口があるのです。
だいたい川に向かって出入り口があるのです。
って、ことはこの街ではほとんどの人が川を道として使っているということ、
そして、舟を持っていないとたいへん不便な生活になってしまうことがわかります。
そして、舟を持っていないとたいへん不便な生活になってしまうことがわかります。

ここが舟から撮ったホテルへの入り口です。
川から直接ホテルにチェックインです。
ホテルはさっき見ちゃった「リアルト橋」と、ヴェネツィアでもっともにぎわっている
「サンマルコ広場」の間にある4つ星ホテル「ボンベッキアーティ・ホテル」です。
「サンマルコ広場」の間にある4つ星ホテル「ボンベッキアーティ・ホテル」です。

小さくて古いホテルですが、部屋やフロントには
もちろん「ベネツィアングラス」を使った照明が飾られていて、たいへんかわいらしい感じがあります。
もちろん「ベネツィアングラス」を使った照明が飾られていて、たいへんかわいらしい感じがあります。
土地もう土地の無い「ヴェネツィア」には新しい建物が建たないので、
こんな一等地にあるこのホテルはけっこう有名な老舗みたいです。
こんな一等地にあるこのホテルはけっこう有名な老舗みたいです。

ボクらの部屋はホテルの陸側の入り口のすぐ真上の2階(イタリアでは1階)。
部屋によっては窓のすぐ下が運河というところもあるみたいですが、
この部屋からの風景も人の流れが見えて楽しい部屋です♪
この部屋からの風景も人の流れが見えて楽しい部屋です♪

「は~い、ボナセ~ラ~♪」
2階の窓から顔出しているのがボクですよ~
ウズウズウズウズ・・・早くヴェネツィアの街に飛び出して行きたいよ~
でも、もうこの明るさで時刻は夕方の6時です。
まだ春ですが、ヨーロッパは夏が近づいてくると遅くまで明るくなってくるんです。
まだ春ですが、ヨーロッパは夏が近づいてくると遅くまで明るくなってくるんです。
外出はホテル内のレストラン「La Terrazza」にてツアーの皆さんとディナーを食べ終わるまでガマン、ガマン。
やっぱり「ヴェネツィア」と言えば海産物が名物です♪

・・・ときたらコレが定番「ボンゴレビアンコ」です。
さっぱり塩味、磯の風味もしてまさに海の街。
日本で食べる「ボンゴレビアンコ」は現地のものをほぼ忠実に再現しているなぁと思いました。
それって、いいのか? 悪いのか? 複雑・・・
つづきまして、白ワインを飲みながらのメインは・・・

「舌平目のムニエル 温野菜添え」
って、この温野菜の量、半端じゃないッス!
「温野菜の舌平目添え」って感じですよ。
でも、舌平目はかなり美味しかったですよ♪
グリーンピースよりもごはんが欲しいって思っちゃいました。

最後は「フルーツカクテル」を食べながら、添乗員さんからのお知らせがありました。
『明日の午後は自由時間で、夕飯は各自でとってもらうのですが、
明後日、最後の都市「ミラノ」に移動してからの夕食は、
このツアーの最後の晩餐ということで豪華ディナーを予定しています。』
明後日、最後の都市「ミラノ」に移動してからの夕食は、
このツアーの最後の晩餐ということで豪華ディナーを予定しています。』
『そこでメインを肉料理「仔牛の肉」か、魚料理「鯛」かを選んで、
あらかじめレストランに連絡しなければなりません』
あらかじめレストランに連絡しなければなりません』
えぇ~!
食材を仕入れるために2日前から連絡しておくなんて、どんなに贅沢なディナーが予定されているだぁ?
食材を仕入れるために2日前から連絡しておくなんて、どんなに贅沢なディナーが予定されているだぁ?
うっひょ~! 楽しみぃ~♪
「ボクは仔牛のお肉でペルファボーレ♪」
・・・いやいや、とりあえず今は「ヴェネツィア」を楽しまねば!
さ~て、8時をまわって外も暗くなってきた。
「ヴェネツィア」の夜に出航だぁ!
・・・と、つづきはまた次回。
今回はこのへんで、チャオチャオ~♪