酔っぱらったぁ♪「にいがた酒の陣」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

ここ新潟県は言わずと知れた酒どころ。

県内91の酒蔵、そして500種もの酒がが一堂に集まる「にいがた酒の陣」が
今年は3/14・15、朱鷺メッセにて行われました。

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ボクは初日のお昼から飲む気満々でバスで会場に向かいました。
今ではすっかり初春の風物詩となったのか、会場にはスゴイ人でにぎわっていました。

外国人の方々はもちろん、よく耳を傾けると関西弁の会話も聞こえてきます。

やっぱり、まだまだ新潟の酒は全国から注目を浴びるほどの人気なのだと、うれしくなりました♪


入場料は無料で見てまわるだけなら無料なのですが、
「試飲チケット」(前売り1,500円、当日券2,000円)を買うと、
この「試飲お猪口」と「特製仕込水」がもらえます。

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このお猪口は2日間有効で、91の各酒蔵のブースを試飲して回ることができ、
そのお酒が気に入ったらその場で買うことも出来るのです。

このお猪口さえあれば、新潟のウマい酒が飲み放題です♪


また、各酒蔵ブース以外にも企画ブースがあり、
「越淡麗バー」では新潟県での栽培に適した画期的な大吟醸酒用の
酒米新品種「越淡麗」(こしたんれい)をで仕込んだお酒が飲めます。

これまで新潟の酒米の主力品種である新潟県産の「五百万石」は
50%を超える高い精米に耐えられないことから大吟醸酒の醸造には適してなく、
他県産の「山田錦」が多く仕様されてきたのです。

そこで、県産米を100%用いた醸造を推進している新潟県酒造組合が声を上げ、
「山田錦」の様な精米に耐える強さの特性を母に、
「五百万石」の新潟県内での栽培適合の特性を父として、

新たな酒米品種の開発に成功したのです。

それが「越淡麗」なのです。

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新潟県産米を100%使用し、新潟県の水と風土、から生まれた「越淡麗」を醸した酒が楽しめるバーです。

・・・と言っても、お昼ですでに品切れ状態。
ちょっと、早すぎですよ。

でも、各蔵のブースでも「越淡麗」を使ったお酒は飲めます。

また、残されている文献から戦国時代に飲まれていたと思われるお酒を復刻し、
にいがた酒の陣オリジナルで「戦国武将の酒」として、毎日先着2,000名に
振舞われたらしいですが、これも終了です。

日本酒の副産物ですが、脂肪も少なくたいへん身体にいい「酒粕」を使った
ジェラートも先着順だったのですがコレは一口いただきました♪

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さっぱりしていますが、独特の風味がありとても美味しかったです。

もう一度列に並んじゃおうか、と思いました。

また、ココでは飲むだけじゃなくて、食べ物も充実していて
「鍋の陣」のと題してお鍋コーナーもあり、「越後もち豚常夜鍋」、
「海鮮 新潟おでん」などが特設エリアで食べられたり、
さまざまな地元の味が楽しめるお店がたくさん出店しています。

ボクはお昼ごはんもかねてきているので、
地元「村上牛」を使った「牛すじ煮込み」と「コロッケ&メンチカツ」。

日本海の幸をつかった「寿司セット」、新潟のお祭りではよく見られる「鯨汁」、

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そして写真、米粉を使ったパンに「越後もちぶた」のトンカツをはさんだ
「にいがたサンド」を食べました♪

・・・食べすぎかなぁ?


あと、食べすぎと言えばもう一つ「にいがた米の陣」と題して、
「新潟の米菓」や「おにぎり」、「もちつき大会」、
「米粉」を使った食品をPRする新潟らしいコーナーもあって、

「米粉」はあのアンパンマンファミリーのキャラクター、
「コメパンマン」っていうのがPRしていました。

そこでボクは炊き立ての「佐渡産コシヒカリ」を振舞っていたので
そちらも列に並んでゲットしました!

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あの「仕込み水」と「羽釜」を使って炊いたお米はとても甘くて、おかずいらずでした。

また、ステージ上でもつねにイベントをやっていて、
ボクがいるときは料理人「道場六三郎」がトークショーをやっていましたが、
ボクは飲み食いに夢中でした。

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その他、「葉巻の試煙コーナー」なんていうのもありましたし、

「きき酒セミナー」、「酒の器セミナー」、「きき酒セミナー」などの
学べるところや、次の日には「新潟清酒達人検定」というものも行われたようです。

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結局ボクは91蔵あるうち全部で30位は飲んで回ったと思うのですが、
もちろんすっかり千鳥足なので、正確には覚えてません。

もう、夕方になってくるといろんなところから「パリン!」「パリン♪」と音が聞こえてくるんです。

さて、何の音でしょう?

そうです、みんな酔っ払っているもんだから陶器でできた「試飲お猪口」を落としまくっています。

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最後は「古町芸妓」の舞にも酔わされて、新潟駅前の居酒屋へと消えていきました。

・・・って、まだ飲むんか!?

味や香りはもちろん、目、耳、頭でも日本酒を楽しめる「にいがた酒の陣」。
もう、かなりいい気分です♪