第2節「アルビレックス新潟vs鹿島アントラーズ」 | 馬の会長日記

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今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

いや~、まだ興奮が冷めませんよ♪

行ってまいりましたよビッグスワンへ!
J1リーグ第2節「アルビレックス新潟vs鹿島アントラーズ」。

アルビレックス新潟にとってホーム開幕戦です!

アルビにとって鹿島はJ1に昇格した2004年に1回しか勝ったことのない相手です。

だって、2年連続J1リーグチャンピオンの「鹿島アントラーズ」ですよ。

ゼロックス・スーパーカップで昨年のアジア王者「ガンバ大阪」を3-1でくだし、
第1節には一昨年のアジア王者「浦和レッズ」を2-0で完封した
あの「鹿島アントラーズ」ですよ。

きっと、現在はどのチームのサポーターも鹿島の強さは認めていると思います。

ただただ、今年のアルビは一味違いますよ~

なんたって、J1昇格してから初めての開幕戦勝利です。
しかも「FC東京」相手に4-1と勢いがいつもとは違います・・・
いや、違うと信じたいです。

開幕戦の「FC東京」はちょっと相手のミスもあり、運が良かった気がしますし、
荒削りで、危なっかしいところも目だっていました。

この勝利が本物なのか確かめるには、これ以上ない相手・・・っていうか、いきなり?

付入る隙があるならば、鹿島はACLの水原三星戦惨で敗した直後。
疲れていたらいいのになぁ・・・

なんて、やる前からサポーターが弱気になってちゃいけないッスよねぇ。
「今回は新潟が三星だ!」

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強風に小雨が降ったりやんだりのまだ凍える天気のわりには
37,808人のサポーターが集う昨年の12月以来の懐かしい風景は健在です。

ホーム初戦のアトラクションとして始まったのが、
アルビのマスコットの「アルビ君とスワンちゃん」の間に生まれた3つ子、
「アーくん、ルーちゃん、ビィくん」のパフォーマンス。

司会のお兄さんが、『先週の東京ドロンパのダンス・パフォーマンスはスゴかったです
ねぇ。 
君たち3人もあれぐらい踊れるといいんだけどねぇ・・・』
『え?!何だって、踊れるの?』

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そんで始まったのが、Perfume(パフューム)の「ポリリズム」にのっての
パフォーマンスが始まった・・・

何だ?このほのぼのとしたコントは?
東京ドロンパのダンスとは比べ物にならないお粗末なダンス。

スゴイっていうよりも、ダサい、笑える、かわいい、
でも、それが何だかアットホームな新潟らしくていいなぁ・・・



さて、いよいよキックオフ!

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今日、王者相手に真価が問われる時。

フォーメーションは前節とまったく同じ、大島のワントップに
矢野が右、ペドロ・ジュニオールが左。

そういえば、ペドロ・ジュニオールは味スタのスクリーンでは、
「P ジュニオール」と表記されていましたが、
ビッグスワンでは「ペドロ Jr」となっていました。

とくに、試合とは関係ありませんが・・・

ピッチ上は非常にスベリやすく、風も強いみたいで、
両チームまずはこの悪天候に苦戦していたみたいです。

とくに、ロングボールを出すと思うところにいかず、
外に出ちゃうシーンをあの鹿島ですらよく見られました。

一方アルビも対応には苦労していましたが、
昨年よりもコンパクトにした分悪くない感じです。


すると前半9分、松下の右サイドからのFKのチャンスが!
前節もこの松下からのセットプレーで先制しています。

蹴ったボールは矢野貴章の頭を経由して「フワリ」とゴール左角へ・・・

「ゴーーーーーーーーーーーーールゥ!!!」

なんと、王者「鹿島アントラーズ」に対して、
醜いアヒルの子「アルビレックス新潟」が先制!

これは相手のGK曽ヶ端も反応しても届かない、「ココしかない!」というピンポイントな位置。

狙って、撃ったならスゴすぎるヘディングだ!

ヤッタ~!やりましたよ!
ホーム初得点はこのアルビの顔、矢野貴章がやりましたよぉ♪

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見ててくれましたぁ? ビッグスワンに視察にきた日本代表、岡田監督ぅ?

どうやら、岡ちゃんは日本代表のあらたなセンターバックを見つけに視察にきたという噂があります。

するってぇーと、永田?

永田もがんばってますよぉ。

千代反田と二人で、あの昨年の得点王マルキーニョスに仕事させてませんよ。

それにしても、今年の貴章はイキイキしてます。

本人も言ってましたが、これまで前線いたためゴールに背中を向けるシーンが多かったけど、
今は前を向いてプレーできるので、持ち前のスピードを活かして前へ前へと行ってますね。

それに縦横無尽にピッチを走るあの運動量は昨年以上に攻守に貢献しています。

時には人数が足りないとセンターバックのポジションまでやってました。

中には『守備がウマいFWってどうなの?』低評価する人もいますが、
別に「FW」登録になっているだけで、ポジションの固定された以外の仕事を
やってはいけないということはないと思います。

要するに、チームが勝つにはどう動くかだと思うんです。


なんて、いろいろと貴章の成長した姿に感動している間もなく・・・その3分後。

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えぇ~~~!

信じられなぁ~い♪

きっと、鹿島のサポーターも信じられないと思いますが、
我がアルビのサポーターもビックリしちゃってます。

鹿島のDF伊野波のミスから、マルシオ・リシャルデスが奪いスルーパス!
ペドロ・ジュニオールがゴール前にドリブルで左側に進入し
逆サイドの隅に左足で流し込んで2点目ゲット!

これでペドロ・ジュニオールは2試合連続ゴールの合計3得点の現在得点ランキング1位!

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さすが、王者なだけに楽な試合展開ではなく、何度もピンチをしのぎましたが
なんとかこのまま、2-0で後半へ折り返し、

すると、鹿島のベンチがいっきに動き出しました。

興梠と新井場をさげ、小笠原と田代を投入してきました。

「わぁ~また怖い連中が出てきたよぉ~、まだ小笠原は復帰しなくていいよぉ」

と、ちょっと思いましたが、選手もサポーターもイケイケムードは変わらないッス。

鹿島の選手もイライラがつのりイエローカードの連発、ラフプレーが目立ちます。

イエローカードはアルビ0に対して鹿島は4枚。

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とくに、ジウトンに足裏でタックルしたマルキーニョスの行為は
一発レッドでもおかしくない気がします。

下手したら、ジウトンの選手生命を終わらすことになりかねない
卑劣なプレイに見えましたが、観ていたみなさんどう思います?

とにかく、後半は完全の守りに徹していたのか鹿島に攻めの時間が長かったですね。

後半30分は大島からチョ、後半44分は松から千葉へと交代してディフェンスを固めましたが、

だんだんとアルビは、攻守の切り替えでポジショニングが遅れ、
後手を踏んでしまう場面がよくありました。

ディフェンス陣はもちろん、全員守備でよくここまで耐えたと思います。

ホント体力的に限界まで戦ってはやく試合終了のホイッスルが鳴らないかなぁと思っての、
「ロスタイム5分」はキツイです。

鹿島のラフプレイで、試合が結構とまっていたもんなぁ・・・

そして終了間際、鹿島のFKから矢野貴章の足に当たってオウンゴールかに見えましたが、
岩政の意地のヘッドでゴールを許してしまい、2-1の勝利で終えました。

なんとか0点で抑えたかったのですが、勝ち点3を取っても浮かれず
課題がはっきり見えたのだから逆に大収穫の勝ちだったと思えます。


今日は以前事件を犯した鹿島が「大フラッグ禁止」に合わせ、
アルビもフラッグを出していないみたいなので、ちょっと寂しいですが、
ホーム初勝利の「大万歳三唱」で勝利の喜びを分かち合いました。

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次回は、アウェイで「大分トリニータ」戦です。

リーグ1の鉄壁の守りをする、昨年のナビスコCチャンピオンです。
アルビが楽が出きるチームは1つもありませんが、今度も苦しい戦いとなります。

今、何かと山形がマスコミに取り上げられちょっとジェラシーなので、
三連勝すれば、少しは注目してくれるんじゃないかなぁと思いつつ、

あと数日はこの鹿島戦のよろこびを噛み締めたいと思います♪