『新潟県民は、きんぴらゴボウが入っているお団子を食べる。』
と、先日、日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組
「秘密のケンミンSHOW」で紹介されていていました。
「秘密のケンミンSHOW」で紹介されていていました。
「えぇ!?ウソ!聞いたこと無いよ!」と思ったので、
さっそくボクの好奇心は動き出しました。
さっそくボクの好奇心は動き出しました。
番組の中の「新潟県民」の方は、
『食事としてじゃなくて、お菓子として食べる』
と言うのだから、ますます想像がつかない。
『食事としてじゃなくて、お菓子として食べる』
と言うのだから、ますます想像がつかない。
ま、聞くよりまずは食べた方が早いと思い、
笹団子で有名な「田中屋本店」のものを入手しました。
笹団子で有名な「田中屋本店」のものを入手しました。
ホント放送の通り、別に珍しくもなく日常に手に入るものだったのですね。
知らなかった・・・

知らなかった・・・

では、さっそく食べてみる・・・
まずはキメが細かく、フワッとやわらかいのに、
キレがよく、まとわりつかないお餅が口に入ってきて。
キレがよく、まとわりつかないお餅が口に入ってきて。
その次の瞬間想像を裏切る薫りが・・・
「甘ぁ~~~い♪」
中から、甘い醤油の薫り。
甘じょっぱい。
あぁ、これは、あの「みたらし団子」(しょうゆ団子)に近いぞ。
確かに、和菓子といえる味、スウィーツ♪
食事にはならないね。
食事にはならないね。
そして、噛むとシャキシャキシャキ・・・
食事として食べる「きんぴらごぼう」とは違い、
ごぼうや人参などは程よく刻んであり、あまり筋ばってなくやわらかい。
ごぼうや人参などは程よく刻んであり、あまり筋ばってなくやわらかい。
これは新食感デザートの発見かも!?
ナタデココやタピオカなどに出会った時に近いものがあるのでは・・・


そう言えば、新潟は「米どころ」。
逆に新潟は日本酒、米菓、お餅、そして団子と
他県にはない独自の米文化を歩んでいても不思議ではありません。
他県にはない独自の米文化を歩んでいても不思議ではありません。
しかし、昔は砂糖はとても貴重で、
それを使ったあんこも当然特別の日にしか食べられず、
それを使ったあんこも当然特別の日にしか食べられず、
昔の人は身近にある、きんぴらごぼうを日常のおやつ代わりにしていて、
それをよりおいしく食べられるようにお餅と融合して
うまれたのがこの「きんぴら団子」だと思います。
うまれたのがこの「きんぴら団子」だと思います。
笹に包まれた「笹団子」は日持ちもするので、
わりと県外までその存在を知ってもらえましたが、
わりと県外までその存在を知ってもらえましたが、
やわらかいお餅が繊細ゆえ「きんぴら団子」は、
県境を越えられなくて風土食として定着したのではないでしょうか?
県境を越えられなくて風土食として定着したのではないでしょうか?
パッケージには『本日中にお召し上がり下さい』と書いてありました。
ミスマッチの様で、想像を超える誰もが懐かしい味。
ぜひ、新潟にお越しのさいは、
「笹団子」はお土産に・・・
「きんぴら団子」はその場で食べて、
思い出にお持ち帰りください。