晩秋の長野へ「善光寺」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

紅葉もピークの先日の日曜日、気分も高揚させ(ダジャレ)、
車を買ってからはじめての県外へのドライブに出かけました。

突然思い立っての行き先は隣の県、長野の「善光寺」。


天気はいまいちでしたが、紅葉と霞ををまとった妙高山を右手に見ながら、
新たな相棒、アルファロメオ159で爽快にクルージング。

県を越えると「さすが長野!」
真っ赤なリンゴがなった畑がつづいていました。

計画性がないドライブだったので、
2時間半走って「善光寺」に付いたのは3時頃でした。

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今年の春、北京オリンピックの聖火リレーの時にちょっと話題にあがった「善光寺」。

まずは本堂に入って500円で「戒壇巡り」というものをしました。

まずはお参りし、本尊の阿弥陀如来が安置されている「瑠璃壇」という
小部屋の真下にある「極楽浄土への錠前」に触れに行くのですが、
そこまでは床下の真っ暗な狭い通路を壁を手探りで通っていくのです。

ちなみに「瑠璃壇」とは絶対秘仏の本尊が厨子に入れられ安置されている
ありがたい部屋とのことです。

その通路は明かりがまるで無い暗闇なので、
前が詰まっていると前の人に突っかかり、
後ろの人からは何度も小突かれ進んでいくのです。

はじめ子どもが迷惑なぐらい「怖ぁ~いよぉ」って泣き叫んでいましたが、
そのうち泣いても変わらないと悟ったのでしょう。

すっかり静かになりました。

ゆっくりと10分くらい歩くと、右壁の腰の位置ぐらいに、
20cmほどの南京錠みたいなのがありましたが、
手探りなのであまり形状はわかりません。

御本尊様とつながれたこの「極楽浄土への錠前」に触れると、
往生の際お迎えに来ていただけると約束されるそうです。




ぐるっと回ってまた本堂の同じところに出てきて、
次はやっぱり「おみくじ」は引いておかねばなりませんね。

結果は・・・・・・

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「吉」。

「後に良くなる」みたいなことが書いてありましたが、
先ほど、珍しく競馬が当たったばかりって事は、
これ以上にまだまだ運が良くなるってこと?




今度は入り口付近で「びんずる尊者」という木像にお参りをしました。

「びんずる尊者」はお釈迦様の弟子の十六羅漢の一人で、
神通力が大変強いお方だったそうです。

その神通力にあやかり、病人が自らの患部と同じところを触れることで
治していただくという信仰がある「撫仏」とのことで、
ボクは体全体をくまなくさわりました。

特に頭は念入りに、頭が働くように、
髪の毛が抜け落ちないようにさわりまくりました。



あとは、新しい車で初めてのドライブですので、
「交通安全のお守り」を購入しました。

突然のドライブだったわりには、これにより
この選択は正解だったと満足しています。


それから参道に出ると、左右にはお土産売りや、
魅力満載の食べ物やが並んでいます。

ここでもちろん長野のあの名物や、この名物を口にしましたが、
食べ物に関しては明日書いてみたいと思います。


並んでいるのはお店だけではなく、39もの「宿坊」が並んでいます。

それぞれに御堂があり住職がいて、善光寺如来様に奉仕し、
その護持に勤めると共に、全国から参拝に訪れる方々のお世話をしています。

朝には参拝の案内があったり、宿坊料理というのもあるので、
「善光寺」に参拝のさいには宿泊してみるのもいいかもしれませんね。


気ままにブラブラしていたら、すっかり日は暮れてしまいました。

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もう一度本堂に向かうと、夜の参拝客のために、
昼間は無かった行灯が参道の両脇に明かりを灯していました。

夜はまた幻想的な「善光寺」です。

ちょっと驚いたのは、お守りなどが売っているところは
閉まってしまったので、代わりに自動販売機でお守りが買えるように
なっていたことです。

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「遠くとも一度は詣れ善光寺」

みなさまもぜひ・・・