新酒の季節 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

みなさん、日本酒にも旬の時期があるのをご存知ですか?

そう!今これからが新酒の出る旬の時期なのです。



新潟県は米どころです。

代表として「魚沼産コシヒカリ」などのごはんがおいしいと言われていますが、
それはごはんだけでなく、お米を加工したものもおいしいということです。

アルビレックス新潟の胸のユニフォームスポンサーである
亀田製菓をはじめとするおせんべいなどの米菓、
サトウ食品や越後製菓のお餅は全国区、
そして、県内に100蔵ほどもある日本酒などなど・・・

お米の種類はさまざまですが、
お米のおいしさだけでなく、その清らかな水と空気
そして、そんな恵まれた環境があったからこそ発展した技術により、
新潟のお米を使った商品は基本的においしく、
それが米どころと言われる所以です。

そして、この時期は9~10月に稲刈りが終わり、
その採れたての新米を加工した商品が発売される時期でもあるのです。

今回はそのなかでも、新米で作った新酒を見つけました!

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菊水酒造の「新米新酒ふなぐち」です。

菊水酒造は新潟県の北の方の新発田という地域にある酒蔵です。

この商品の金色の缶はキオスク、コンビニなど東京でもよく見ると思うのですが、
実はこの時期だけ緑色の缶が発売されるんです。
しかも、これも新潟限定ではなく全国発売みたいです。

そして、全国でも今年採れた新米で作った日本酒としては、
たしかこのお酒が最も早いって話を聞いたことがあります。

実はまだ今年の新米新酒は飲んでいないのですが、
新米ならではのスッキリと爽やかな味わいがあるのです。

ふなぐちは生酒ですので、ガブガブ飲むというよりも
冷やして舌の上で転がしながら味わうといった感じで飲むのをおすすめします。


また、この「菊水のふなぐち」には赤い缶もあるのですが、
赤い缶は1年熟成したお酒なのです。

緑の缶 → 金の缶 → 赤い缶、と日が経つごとにまろやかになるので、
飲み比べたら楽しいですょ。

ちなみに中身は時間の経過の違いだけじゃなく、
緑は新米のお酒として、赤は1年経って熟成したときに美味しくなるように
違ったものらしいです。

イメージ 2


これは10/27(2と7でふなぐちの日らしいです)の
「新米新酒ふなぐち」の新聞広告なのですが、

大きな緑の球体は「杉玉」、もしくは「酒林」と言い、
新酒ができると、酒蔵や酒販店の軒先にぶら下げられ、
「新酒ができました!」とお知らせするものです。

もう間もなく、新潟県内の酒蔵の玄関には、
この青々とした「杉玉」が見られるようになります。

それも、趣のある晩秋の好きな風景です。


お酒の好きな人も、苦手な人も、
ぜひ、旬の香りを楽しんでみてくださいね。



・・・※お酒は20歳になってからですよ。