第30節「アルビレックス新潟vs浦和レッズ」 | 馬の会長日記

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その時思ったことを気ままに更新してま~す。

昨日、ビッグスワンにてJ1リーグ第30節「アルビレックス新潟vs浦和レッズ」の
一戦を観戦してきました。

埼玉県出身のボクにとってこのカードは複雑な思いがあります。

その思いは後日改めて書くとします。

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・・・なぜか、いつもこのカードは天気が悪い、
雪が降ったり、大雨だったり・・・
浦和の方にはあまりいい思い出はないことでしょう。
今日も今にも雨が降りそうです。

しかし、いつもより車は渋滞、駐車場も全然空いていません。

レッズにあこがれ、何かと意識している新潟のサポは多いのです。
だからこそ、恥ずかしい応援、試合はできないという気合。

そして、ここで負けるとアルビは降格争いの戦場に足を
踏み入れる可能性が高くなるという思い。

そんな時にチーム軸であるマルシオは累積、松下も故障で不在。
ベンチ登録制限の18人に満たない、17人での戦い。
3試合得点なし。

いつものほのぼのとした空気は無く、厳しいと予想される戦いの前、
異様な緊張感がビッグスワンを包んでました。

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・・・そして、スタジアムに入るなり「さすがレッズ」だと思いました。

反対側のゴール裏は赤一色に染められ、
公式発表では観客数40,359人。
「オレンジ3:1赤」となるのはこの試合だけ。


ただ良く観るとちょっとレッズ側の雰囲気がちがいます。

旗や横断幕がいっさい出ていません。
サポも動かず腕組みをしています。
唯一見られる幕にはフロントに意見を言うものが・・・

レッズの特徴でもあるサポの大きな声が、今回はまったく聞こえてきません。

ACLを敗退し、公式戦で6試合勝ち星が無く、
ここで敗れたらJ1優勝争いも厳しくなっていってしまう。

「背水の陣」

この言葉のもとに挑んだのはレッズも同じでした。

それに対しレッズのサポーターが選んだのは無言のサポート。

選手が入場してくるときには、フロントへの意見の横断幕を下げ、
いつもの横断幕と「浦和の男ならプレイで声援をものにしろ!」みたいな
ことが書いた横断幕に変わりました。

アウェイ側が静かでほとんどアルビコールだけが鳴り響いていた
異様な雰囲気のビッグスワンですが、
いいプレイをしたときだけ赤い軍団はオレンジの声を掻き消しました。

それでも前半は、アルビもいいペースでいけていた気がします。
「背水の陣」はこちらも一緒。

負けられない!

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選手の気迫はアルビにしては珍しいほどプレイに反映できてました。
悪くない、勝てる・・・って思ったのですが
決定的なシーンもキーパー都築や坪井に削られてしまっていました。
でもこのままでいけば・・・

後半レッズは右を山田暢久、左が平川と入れ替えてきて、
高原を達也に交代し、動きが早くなった気がしました。

前半から動きが良くて、邪魔だなぁと思っていた細貝が
やっぱり元気でした。

1つのフェイントで千葉と洋司がつられてしまい、
ポッカリゴールまでの道ができてしまい、見事そこに蹴りこまれてしまった。

結果これが決定打となり0-1でまたもやホームで勝ち点をプレゼントしてしまった。

シュート数もレッズより上回っていたのに入らない
いい感じなのにゴールネットを揺らせない。

こちらが優勢にすすめていた試合に見えたのだが、
結果を出すところはさすがレッズだと言えますね。

一方、そんなチャンスが活かせないアルビは、決定力不足。
日本代表戦を見ているようでした。

心配していた雨は降りませんでしたが、心は雨です。

これでアルビは4試合連続無得点。
順位は13位に後退。
勝点37で降格圏の16位千葉とは3差となって本当に「排水の陣」です。

これからは、次節はアウェイで首位である鹿島アントラーズ戦。
その次はホームで勝ち点2しか違わない「大宮アルディージャ」と
直接対決があります。



・・・一戦一戦、絶対に負けられません!