先日まで9月の終わりに行った「名古屋旅行」のレポートを書きましたが、
実は続きがあるんです。
実は続きがあるんです。
と言うか、正確には「名古屋市」ではなく「常滑市」なので、別なのですが。
常滑市は古くから焼き物の街としてよく知られ、
常滑焼は瀬戸、越前、信楽、丹波、備前と並び日本六古窯の一つとされています。
常滑市は古くから焼き物の街としてよく知られ、
常滑焼は瀬戸、越前、信楽、丹波、備前と並び日本六古窯の一つとされています。
そして、その中でも常滑は最も古く、千年の歴史が感じられる情緒ある街なのです。
悪天候だった名古屋旅行の帰り道。
最後の日だけは爽やかないい天気で、セントレア空港から近くということもあり
寄り道をしていくことにしました。
最後の日だけは爽やかないい天気で、セントレア空港から近くということもあり
寄り道をしていくことにしました。
まず、迎えてくれたのは「陶磁器会館」に向かう道路沿いのコンクリート壁にある
39体もの「御利益陶製招き猫」と、その上から見下ろす首だけの
巨大招き猫「とこにゃん」です。
39体もの「御利益陶製招き猫」と、その上から見下ろす首だけの
巨大招き猫「とこにゃん」です。
「御利益陶製招き猫」はそれぞれご利益が書いてあり
ボクは「勝負事必勝招き猫」と一緒に写真を撮りました。
ボクは「勝負事必勝招き猫」と一緒に写真を撮りました。
全国でよく見る2頭身で目がパッチリしている「招き猫」は
ここ常滑焼のものと言ってもいいくらい有名だそうです。

お土産で「招き猫」を買っちゃいましたぁ♪
ここ常滑焼のものと言ってもいいくらい有名だそうです。

お土産で「招き猫」を買っちゃいましたぁ♪
招き猫は「右手(前脚?)」を挙げている猫は「金」を招き。
「左手」を挙げている猫は「人」を招くとされています。
お店に置いてあるやつはだいたい「左手」ですね。
「左手」を挙げている猫は「人」を招くとされています。
お店に置いてあるやつはだいたい「左手」ですね。
ボクはもちろん「右手」です!
「両方挙げている猫がいいじゃん!」と思った欲張りなあなた!
それは「お手上げ万歳」という意味があるらしいですよ。
それは「お手上げ万歳」という意味があるらしいですよ。
・・・さて、「陶磁器会館」を起点に「やきもの散歩道」を歩きました。
AコースとBコースがあるのですが、空港で「味噌カツ」を
食べる目的もあったので、
短いAコースを2時間かけての~んびりと散策。
AコースとBコースがあるのですが、空港で「味噌カツ」を
食べる目的もあったので、
短いAコースを2時間かけての~んびりと散策。
途中には焼き物の工房とギャラリーが隣接されたお店が多数で、
工芸品に興味のある人は1日いてもまわりきれないかもしれませんね。
工芸品に興味のある人は1日いてもまわりきれないかもしれませんね。
また、途中にある茶店では串団子を食べながら散歩ができる様に、
茶店からしばらく歩いたところに小さい土管型の串入れが設置されていました。
茶店からしばらく歩いたところに小さい土管型の串入れが設置されていました。
なんとも暖かい、懐かしい感じのする街です。

写真の「土管坂」は、「はやきもの散歩道」を代表する風景でしょう。

写真の「土管坂」は、「はやきもの散歩道」を代表する風景でしょう。
明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶が壁面をおおい、
坂道は土管の焼成時に使用した捨て輪の廃材を使用しているそうで、
平日というのに、ここだけはたくさんの人が撮影していました。
坂道は土管の焼成時に使用した捨て輪の廃材を使用しているそうで、
平日というのに、ここだけはたくさんの人が撮影していました。
の~んびり散歩ということで途中、老舗窯元「にざまつ」でお茶に寄り、
名物の「ほとくれ餅」を食べたりしました。

「男は土をこね、女は餅をこねる」と言う「ほとくれ餅」は
柔らかくてほんのり甘い素朴な味わいが、
一旦火を入れれば窯の前を離れられない職人達の空腹を満たし、
疲れを癒したと言われています。
名物の「ほとくれ餅」を食べたりしました。

「男は土をこね、女は餅をこねる」と言う「ほとくれ餅」は
柔らかくてほんのり甘い素朴な味わいが、
一旦火を入れれば窯の前を離れられない職人達の空腹を満たし、
疲れを癒したと言われています。
さらにコレをあぶるとさらに香ばしさが増しておいしいとのことでした。
また、日本で現存する最大級の「登窯」や、
招き猫と並んで有名な「朱色の急須」も見てまわりました。
招き猫と並んで有名な「朱色の急須」も見てまわりました。
都会の「名古屋」から最後は懐かしい空気が流れる街で旅行を締めました。
セントレア空港をご利用の際には、ちょっと常滑に寄り道。
・・・おすすめです。