~1985年-1986年 輝之21歳~
りんご園。
すごい。
一面りんごだよ。
天気はまあよかった。
最初はね。
そのうち吹雪。
「津軽」になってきたぜ。
2回聴いた。
迫力あったよ。
凍てつく指に耐えかねて
ふとあなたの名をくちずさめば
降りしきる雪の彼方から
幽かな海鳴り
うずくまる・・・
その表現がぴったりのりんごの木。
すっくと上に伸びるのではなく
太い幹が横に広がり
何かを耐えているような木。
ただただ
春をじっと待ち続けている。
津軽によく似あうし
津軽はりんごと共に成長したのかもしれない。
もう百年以上も前になるのだ。
津軽の人はりんごをどうとらえているんだろう。
![輝之の自然道 ~投資編~-19](https://stat.ameba.jp/user_images/20130327/09/umanbanku/bc/84/j/o0253026212475076494.jpg?caw=800)