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2017年10月、また本州へ秋の遠征へ出掛けた。春に続いて再び訪れた琵琶湖では、デメモロコを狙った。

 

今は無き上州屋長浜店でアカムシと、オーナーの特注オリジナル・投モロコ仕掛と言う、2.5号の秋田狐のエダスが5本ついたものを買い込み、車中泊。

 

翌日早朝からめぼしいポイントを周り、四ヶ所目でようやく、今まで他の方々がデメモロコを釣られているポイントだと確信が持てた。

 

そして投モロコ仕掛のハリ5本全てにアカムシをチョン掛けし、スピニングタックルでチョイ投げ。

 

すると5秒ほどでアタリがあり、向こうアワセで何かが掛かったようなので、巻いてくると、銀白色の細長系が一尾、一番下のハリに掛かっていた。

 

目の前に持って来ての第一印象は、「スゴモロコ?」だった。

 

だがよくよく見るとスゴモロコにしては体高があり、また目が小さく、まさしく狙っていたデメモロコだとわかった。まさかこんなに簡単に、一投一尾目から釣れるとは思わなかった。

 

初めて釣ったデメモロコ

 

初デメモロコ別影

 

この後、少し沖合へ投げると、またすぐにアタリがあり、またしてもデメモロコで、やはり一番下のハリに掛かっていた。

 

二尾目のデメモロコ

 

二尾目のデメモロコ別影

 

デメモロコの顔

 

デメモロコの俯瞰。出目と言われれば出目かな。

 

デメモロコの腹側

 

デメモロコの存在自体は随分前から知っていたが、同定の難しい魚種という印象を持っていた。だが次第にネット上でのデメモロコの画像や情報が増えるにつれ、同定はまず間違えるおそれはなくなった。

 

またその棲息分布である琵琶湖と濃尾平野のうち、琵琶湖の方が釣れる確率が高いことがわかった。だが広い琵琶湖のどこでいつ釣れるのかはなかなかわからずじまいだった。

 

そんな中、とうとうわかる人にはわかるポイント情報をつかむことに成功し、初デメモロコをめでたく手にすることができた。情報提供者の方には感謝に堪えない。

 

2019年春に琵琶湖北湖東岸某所でマッシュポテトとグルテンのミックスでニゴロブナ狙いの外道として釣れたデメモロコ

 

デメモロコのハビタット