先日のミニ聖地では、アブラボテは釣れるには釣れたものの、豆サイズばかりだったので、今日は良型のボテを釣りに筑後川水系に足を運んだ。
その前に、一年前に思いがけずカネヒラが釣れたスポットへ寄ってみた。今年は水草が増えていて釣りにくかったが、キヂと秋田狐3号のウキ釣りで始めると、藻穴からポツポツメスが2尾釣れ、その後少し手前に入れると待望のオスが来たのでここを後にした。
ゴージャスなメスと
見事なオス
向かったのは、去年の秋に見つけたボテスポットで、今年の3月以来久しぶりに行ってみた。
ところが、深かった小渕には、自然にか、あるいは人為的にかどうかはわからなかったが、砂礫が溜まっていてかなり浅くなってしまっていた。
ボテの姿はなく、少し下流の方も当たってみたが同じだった。
そこで大きく下流に移動し、実績のあるポイントに来てみたが、ここも細長系とフナがちらほらいるだけだった。
ボテ去りし川になってしまったか。
そこで最初のカネヒラを釣った川に戻り、一年前にたくさんボテが釣れたスポットに寄ってみた。ここは今年の春にはボテが全くいなくなってしまっていた。
岸から覗くと、一年前と似たような光景が広がってくれていた。ボテは戻っていた!
昨年ほどの黒くて大きな個体は上がらなかったが、新調した黄身練りでポンポンとボテが釣れた。
リリース直前の1時間ほどの釣果
失ってみてわかる、「いるのが普通」の魚のありがたさを感じた秋晴れの午後だった。