サケ釣りシーズン到来なので、ご参考までに、カナダにいた頃によくチャムサーモン(シロザケ)が釣れた、クロスカットラビットフライのタイイングの詳細を記しておこう。
材料
フック:ダイイチ2451、サイズ 1/0
スレッド:ピンク 6/0
ウェイト:0.035インチ径のレッドワイヤー
ボディ:ヘアライン社クロスカット・ツートン・ラビット・ストリップ・パープル/蛍光フクシン(XTT1)、パープル/ホットピンク(XTT2)
タイイングの実際
1. フックにレッドワイヤーを一重巻きし、スレッドで固定する。
2. テールのスキンの端をフックに巻きつけて固定する。
3. ボディのパープル/蛍光フクシンのファーのスキンの角を、テールを固定した部分にスレッドで固定する。
4. スレッドをレッドワイヤーの中央に持ってくる。
5. ボディファーを、スキン同士が重ならないようにハックル巻きする。
6. スレッドでスキンを固定し、余分なファーをスキンの所でカットする。
7. テールに使ったものと同じファーをそれまでのボディと同じ要領で固定し、スレッドをアイまで移動させた後、ハックル巻きする。
8. アイの所で余分なファーをカットし、しっかりスレッドでまとめて、ウィップフィニッシュ。好みでセメント固定する。
配色のポイントは、サケのブナ模様に似ているかどうかだろう。
ごく稀だがフックが折れることがあるので、心配ならTMC811S などのステンレスフックでもいいが、高価だ。
2007年11月にフレイザーリバー支流で同フライのウキフライタックルで釣ったチャムサーモン