福岡県北部でウキゴリとシマヨシノボリゲット！旧日本第63、64種目

今日は午後から福岡県北部の、とある沢へウキゴリを狙いに行った。

一通り下見をした後、道路の下を通って流れ落ちた沢水が作っている小さなプールが、岸がえぐれていてウキゴリがいてもおかしくなかったので、ここでやってみることにした。

ホリデー小継の穂先三本に 80 センチのたなご仕掛けを結び、板オモリを増やし、エサは生きたアカムシを使った。

まずは岸近くの石の陰に仕掛けを投入した。さてさて、鬼が出るか蛇が出るか。

と思ったら、石の陰や岸のえぐれからワッと何かが５、６尾も一斉に出てきたので驚いた。コーストレンジスカルピンを狙っていてプリックリースカルピンがワッと出てきたのを思い出した。

出て来たのはいいが、板オモリばかりに反応して食いついたり取り合いしたりしているので、オモリを底に寝かせて動かないようにした。すると、その内の一尾がどうやらアカムシに食いついたような仕草をしたので、アワセたところ、プルプルと揚がってきたのは期待通り、ウキゴリだった！こんな近くにウキゴリがこんなに多く棲息しているとは、全く知らなかった。

初めて釣ったウキゴリ

第一背びれの後端に黒い斑紋があるのが特徴で、これでスミウキゴリと見分けられる

初ウキゴリの俯瞰

これでこの沢を後にし、さらに車で北上して別の川の河口近くへ移動した。狙いはスミウキゴリだった。

だが、その川は両岸がコンクリートで切り立っていて降り口がなく、また、上流の降りられる堰のポイントではアタリはなかった。

そんな中、支流の河口近くは川に降りられたので、岸のすぐ前の水深 10 センチほどの浅場の石の陰を順々にアカムシで探っていたところ、こちらからは見えない陰に来た時、手元にプルプルっという感触が伝わり、上げてみると何かが掛かっていた。

さっきの今なので、ウキゴリ類ではないことはすぐにわかり、ヨシノボリだろうと思った。海に近いのでカワヨシノボリではないだろう、とするとトウヨシノボリだろうと思った。

だが尾柄部を見ても橙色班はない。それに体全体が青みがかっている。ひょっとしてと思って鰓蓋をよーく見ると、ミミズ状の模様が見えた。やった、シマヨシノボリだ！