この旅では前にも書いたように幾度となく幸運に恵まれてきたが、今回もアメリカウナギの情報を検索していたら、偶然ニューブランズウィック州内の釣りゾーン4 (サウスイースト) 内のクリーク池にはストライプトバス (釣り禁止) とマミチョグしかいないという文章を見つけた。

マミチョグもこの旅のターゲットの一つだったが、ピンポイントのスポットを掴んでいなかったので、この貴重な情報に大感謝だった。

早速行ってみたが、最初は駐車スペースを見つけられなかったので、近傍の停めやすい別のクリーク池を先に探索してみることにした。

池を覗くと、岸辺には小魚が。だがよく見るとどうもトゲウオのように見える。とにかく釣って確認しようと思い、タナゴタックルにまずは各種人工エサを試してみたが、どれもつつきもされなかった。

そこでミミズの先端をカットし、さらにハリに付けた後で極小サイズにカットしたところ、これには岸辺の障害物の陰にいた色の濃い個体が食いついた!

手にとって見る。イトヨ (スリースパインスティックルバック) にしては細長いし色も違う。次にブルックスティックルバックかと思ったが、背鰭の棘を数えたら5本ではなく9本ある!「ナインスパインか!!」と叫んでいた。やった!!

うまっこのブログ
ナインスパインスティックルバック (キタノトミヨ)。ようやく出会えた。


本種もこの旅のターゲットの一つで、州内のある州立公園の一箇所と、オンタリオ北西部で探そうと思っていた。この日も釣れたのはこれ一尾で、他のトゲウオで釣れたのは全てイトヨだったので、とてもラッキーだった。