今日は珍しく仕事がなかったので、いつものフレイザーリバー支流へマウンテンホワイトフィッシュ狙いに行き、午後3時頃着いた。

今日は前回故障したオクマのアルミナ AL-15 に替わって AL-20 を筆下ろしする目的もあった。

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いつものポイントには先行者がいたので、少し上流に腰掛けて仕掛けを作り始めた。

おおかた出来上がって、さあグラスミノー SS にハリを通そうとした時、視界の中で何か動くものがあった。

見ると、それはサケの稚魚だった。大きさはフィンガリングサイズで、どうやら急に減水したので岸に取り残され、石の下にいたけどその水も引いてしまったので跳ねながら出て来たらしい。

取り上げて水の中に浸すと、しばらくはピクピクくらいしか動かなかったので、ダメだろうと思ったが、突然泳ぎ出して石の下に潜って行ったので驚いた。レスキュー優先だったので撮影はできなかったが、もうあんなサイズになっていたのかと、季節の移り変わりを感じた。

サケを助けたご利益か、釣り始めてすぐに、減水して露出した岸の底からスチールヘッド用の黒いフライを拾った。リーチパターンかな。

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だがそれで運も尽きたのか、その後はいつものストレッチでも全くアタリがなく、念のために上下流 500 メートルチェックしてみたがダメ。

前回はまだサケ稚魚の荒食いモードになっていないなどと書いたが、実際はもう稚魚の大半は川を下ってしまったようで、それを追ってマウンテンホワイトフィッシュもどこかへ行ってしまったようだ。約4ヶ月続いたマウンテンホワイトフィッシュシーズンもついに終了。

ちなみにアルミナの AL-20 は AL-15 と変わらず、よく飛んで巻き心地も良かった。

それから今日は日中15度くらいまで気温が上がったようで、河原を移動していると暑くなってしまった。なので米アマゾンから買った冬用のヘビーデューティウエーダーも今日限りでシーズン終了とした。

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LaCrosse Super - Tuff 1000 - gram


一シーズン使ってのインプレッションとしては、確かにネオプレーンのウエーダーに比べてかなり頑丈で、履く時に爪で引っ掻いたり、薮漕ぎしても穴は開かないだろうと思った。ただしその分かなりゴワゴワしていて、河原の低い石に腰掛けるのもちょっと難儀した。さらに釣り専用ではなくむしろ湿地でのハンティング用らしいので、ブーツの底にフェルトがなく、浅場でも底が丸石だとかなり滑り、ゴワゴワしているので滑った時のとっさの動きも取りにくくかなり動きが制約された。あのマイティトンプソンでは絶対に使えない代物だろう。ネオプレーンの耐久性の低さに閉口して買ったものだったが、結局安いネオプレーンのフェルト底のものを一シーズン使い捨てのつもりで買った方がいいのかもしれない。

ところでこの支流はこの後雪代水で水位が上がってノーザンパイクミノーの天下になり、その後秋が来てサケシーズンになってその後にまたマウンテンホワイトフィッシュが釣れ出すので、次に来るとしたら12 月だろう。なのでそれまでにマウンテンホワイトフィッシュを釣るとしたら、早くても9月に内陸部の川で、ということになり、それまでしばらくはあのおちょぼ口ともおさらばだ。今シーズンも楽しませてもらってありがとうと言いたい。