現役トップクラスの力を持つサートゥルナーリアの始動戦となる金鯱賞。昨年はダノンプレミアムを始めリスグラシューやアルアインとその後のG1戦で活躍を見せた。今年はやや寂しいメンバーだが、連勝中のロードマイウェイなど注目馬もおり金鯱賞をステップとしてG1に挑めるか鍵となりそうだ。
スタートはニシノデイジーがやや出遅れ。人気を集めたロードマイウェイはスタート直後横にヨレてきた、ブレスジャーニーに挟まれてしまい最後方となってしまった。ハナを取ったのはダイワギャクニー。
その後ろにマイネルファンロン、サトノソルタス、ギベオンと差がなく続いてく。圧倒的人気のサートゥルナーリアは5番手外と好位でレースを進めていく。前走大きな不利を受けたラストドラフトはサートゥルナーリアを見る形で後ろからレースを進めていった。
前半1000mの通過は63.6秒とかなり遅いスローペースで進んでいきやや縦長の展開に。ペースが徐々に上がりつつ隊列をそのままに直線へと入った。
直線へ入ると加速ラップへ突入。ダイワギャクニーが先頭で粘りを見せているが残り200m付近になるとサトノソルタスと楽な手応えでサートゥルナーリアが上がってきた。そのままサートゥルナーリアが一気に加速してノーステッキでの圧勝。
ここではやはり力が違った印象だ。2着にはサートゥルナーリアと共に伸びたが離されてしまったサトノソルタスが入線。3着争いには、粘りを見せるダイワギャクニーにギベオンとラストドラフトが猛追を見せるもののハナ差だダイワギャクニーがなんとか残し3着に入った。
ドスローからの瞬発力戦となったらサートゥルナーリアに敵なし。本番の大阪杯に向けて良い前哨戦となったであろう。
回顧
1着 サートゥルナーリア
ここでは力が違った。しかし、レース前には斤量不安や特に左回りへの不安視が上がっていた。しかし左回りでは確かに着内がないが、いずれもダービーと天皇賞秋の2戦。ダービーは距離の問題もあり天皇賞は相手が強い。左回りが不得意というわけではなさそうに思える。
2着 サトノソルタス
長く良い脚を使うように思える。今回8人気と人気を落としていたが、前走中日新聞杯で直線包まれスムーズさ欠く不利がなければ、ラストドラフトやサトノガーネットと差を縮めれたようにも思え展開も向いてはいなかった。今回買えた人は上手だと思う。左回り専門で走っているので次走もおそらく左回りを使ってみると思うので買いたいと思う。
3着 ダイワギャクニー
差す脚がない分今回の逃げの一手と絡まれない展開はとても向いたように思える。この馬が勝ちに行くにはこの手しかないと思うので今後は逃げ馬がいない楽な走りができそうなとこで狙いたい。それ以外ではあまり強くは狙えないと思われる。
差す脚がない分今回の逃げの一手と絡まれない展開はとても向いたように思える。この馬が勝ちに行くにはこの手しかないと思うので今後は逃げ馬がいない楽な走りができそうなとこで狙いたい。それ以外ではあまり強くは狙えないと思われる。
4着 ギベオン
直線で詰まってしまう不利。スムーズに差し脚を伸ばせれば上位に食い込めていたように思える。次走は前走不利馬として人気は集めそうだが、近走いまいち結果も出ておらず、過剰に人気を集めるようなら嫌いたい。
10着 ロードマイウェイ
連勝で臨んだ1戦だったが見せ場なく敗退。スタートでの不利と超がつくスローペースにより差し脚が届かない展開と直線壁ができるといった思うような競馬をできなかった。無観客開催の割にゲートで騒ぐ一面も見られまだまだ伸び代はありそうだ。
連勝で臨んだ1戦だったが見せ場なく敗退。スタートでの不利と超がつくスローペースにより差し脚が届かない展開と直線壁ができるといった思うような競馬をできなかった。無観客開催の割にゲートで騒ぐ一面も見られまだまだ伸び代はありそうだ。