有馬記念を振り返って。スーパーホースの頂点はリスグラシュー | メグの競馬予想と的中ブログ

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展開
競馬界のスーパーホースが揃ったこの大舞台で、ハナを切ったのはこれが最後のレースとなるアエロリット。
 
その後ろに同じくこれがラストランとなるクロコスミアが続いていった。
昨年先行して見せ場を作ったキセキは今回出遅れる形に。
 
アエロリットは得意のハイペースの逃げでリードを広げ、前半1000mを約58秒台で逃げる展開に。
2番手以降を大きく突き放し3〜4コーナー中間までそのリードを保った。
 
しかし直線入る頃には残念ながらアエロリットが脱落。一気に後ろで脚を溜めていた馬たちが遅いかかってきた。
残り300mになるとここでファン投票1位となったアーモンドアイが突き放そうと先頭を伺う。
 
並んで昨年の菊花賞馬フィエールマンも先頭に立とうとする。
しかし断然の1番人気だったアーモンドアイがまさかの失速。
代わりに上がってきたのが世代No. 1のサートゥルナーリアと海外G1帰りの引退馬リスグラシュー。
 

会場の悲鳴とともにリスグラシューはアーモンドアイを完璧に突き放した。
そのままムチを入れることなく圧巻のパフォーマンスで突き抜け有馬記念を制した。
2着にはリスグラシューとともに上がってきたサートゥルナーリアが。
 
3着には後方から一気に飛んできた今年の菊花賞馬ワールドプレミアムが突っ込んできた。
断然人気のアーモンドアイは9着と初めての惨敗を決した。
なにが起きるのかが分からないのが競馬。それが楽しさでもあり教訓ともなる素晴らしいレースだった。
 
 
回顧
1着リスグラシュー
直線素晴らしい末脚で突き抜け優勝を飾った。
宝塚記念と有馬記念を制覇した牝馬は史上初の快挙であり、年度代表馬への選出に最も近い存在となった。
鞍上のレーンもこの日が中山での初騎乗であり神捌きを見せリスグラシューを導いた。
ゴール寸前では後ろを振り返ることなく手を天に向けて突き上げるポーズも決まった。
 

リスグラシューはハーツクライ産駒らしい成長力を見せ、まだまだやれそうな雰囲気もあるがこの有終の美をもって引退となる。
最高のパフォーマンスという結果で締め括ることができた。
 

また、ワールドベストレースホースランキングで22位だったこの馬が今回5馬身差の圧勝劇を見せたことでランクが急上昇するのは間違いない。
大逆転Vも考えられる。そして名牝となり何年後にリスグラシュー産駒が活躍していることを心から楽しみにしている。
 
 
2着サートゥルナーリア
世代トップの実力とともに期待された天皇賞秋では古馬との力の差を見せつけられての完敗。しかし今回は違った。
得意の右回りと実績のある中山では古馬を完封。
 

今回は精神状態も落ち着いており折り合いもしっかりついたのが好走へと導いた。
休み明けにパフォーマンスを高くしてくるので、このまま大阪杯や宝塚記念といったG1に前哨戦を使わず望んでもらいたい。
能力の高さは間違いないのであとは、左回りをこなせるよう頑張ってもらいたい。
 
 
3着ワールドプレミアム
上がり2位の35.0秒といい伸びを見せ、最後には世代トップのサートゥルナーリアに詰め寄るところまでいけた。
神戸新聞杯ではサートゥルナーリアに及ばずだったが菊花賞を取り有馬記念では0.1秒差。成長が恐ろしい馬である。
来年の天皇賞春での活躍が大いに期待されるとともに、宿敵サートゥルナーリアを負かす日が来るのか今後が非常に楽しみな一頭である。
 
 
9着アーモンドアイ
史上最強牝馬。現役最強ホース。
その名の通り数々のG1タイトルを手にしたこの馬が今回掲示板外にも入ることができないと誰が予想できたであろうか。
 

直線を向きこのまま一気に突き放すような構えから伸びることはなく失速。
元々参戦する予定のなかったローテーションが原因なのか。
血統による不適性なレース選択だったのか。展開やペースが合わなかったのか。
 

ここまでの惨敗に理由をつけるため色んな憶測が飛び交う。
しかしたったの1度惨敗しただけであり、これで弱いと決めつけるのはまだ早い。
SNSやネット上では叩く声もあがっているが、来年まだアーモンドアイ旋風を起こしG1タイトルを必ず勝ち取ってほしい。
それだけの力はもちろん持っているので東京コースでの無双を期待している。
 
 
 

 

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大川啓次郎

 

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