展開
絶好枠を手に入れたビアンフェが好スタートを切り一気にハナを取りレースは始まった。
1番人気のサリオスもスタートを決め好位に取りつく形に。
絶好枠を手に入れたビアンフェが好スタートを切り一気にハナを取りレースは始まった。
1番人気のサリオスもスタートを決め好位に取りつく形に。
2番人気のタイセイビジョンは中団後方から、3番人気のレッドベルルージュは行き足がつかず後ろからの競馬となってしまった。
ハナを切ったビアンフェは逃げ残りを計り単騎でどんどん飛ばしていき前半800mが45.4秒というハイペースの流れに。
サリオスの鞍上ライアン・ムーアも先行集団の中で抜け出しのタイミングを伺う形に。
4コーナーも目立つ動きはなくそのまま馬群は直線に入ると逃げていたビアンフェをサリオス、タイセイビジョン、タガノビューティーが一気に襲いかかる形になる。
残り200m時点では先頭にサリオス、2番手にタイセイビジョン、3番手にビアンフェとタガノビューティーとなりこの4頭で決まりそうな展開に。
そのままサリオスが後続を突き放して無傷の3連勝目を飾った。
タイムは1.33.0秒で2年前のダノンプレミアムの時計を上回るパフォーマンスを見してくれた。
2着には直線から加速してきたタイセイビジョン。
3着には直線一気に後方から飛んできた14番人気のグランレイがクビ差でタガノビューティーを差し切り3着に上がった。
2着には直線から加速してきたタイセイビジョン。
3着には直線一気に後方から飛んできた14番人気のグランレイがクビ差でタガノビューティーを差し切り3着に上がった。
馬連が6.6倍のところ最後グランレイが飛び込んできたことにより3連単は902倍という高配当となり今年の朝日杯FSは幕を閉じた。
回顧
1着サリオス
ハイペースで逃げるビアンフェの後ろをついていき直線で抜け出し後続を突き放す強い競馬を見してくれた。
前評判はかなり高いものがあったが先週リアアメリアが飛んだことによる馬券購入者側の不安からかオッズは2倍もついていた。
前につけた馬は苦しくなる中サリオスだけは疲れることなく残しスピードの違いを見せつけた。
今後はもちろんクラシック路線でも1番人気を背負うであろう。
距離延長も全く問題がないように思え、ハーツクライ産駒なだけに今後のさらなる成長がとても楽しみである。
2着タイセイビジョン
3コーナーでは前から12番目の位置に。4コーナーでは前から8番目の位置と中団後ろで脚を溜める形に。
直線ではこれまでの3戦上がり最速なだけに安定感のある伸びをみせてくれたが、勝ち馬が強すぎて届かずの2着まで。
ベストは1400〜1600mのように思え、2000mまでならなんとかこなせそう。
府中の2400mは厳しいと思われるので、来年NHKマイルカップ辺りを目指してほしい。
鞍上の武豊はこの朝日杯FSをまたもや制覇することができず、5度目の2着を手にした。
7着ビアンフェ
圧倒的なスタートセンスとテンの速さで一気にハナを切りハイペースで逃げていったが、さすがに速すぎる流れと距離の問題から7着へと沈んだ。
しかし残り200mまでは上位に残っており、やはりこの馬の適性は1200mであると思われる。
むしろ1200mならこの年代にチャンピオンに立てる器だと見ている。
今後は長くても1400mまでとして、スプリント路線での活躍が期待される。
圧倒的なスタートセンスとテンの速さで一気にハナを切りハイペースで逃げていったが、さすがに速すぎる流れと距離の問題から7着へと沈んだ。
しかし残り200mまでは上位に残っており、やはりこの馬の適性は1200mであると思われる。
むしろ1200mならこの年代にチャンピオンに立てる器だと見ている。
今後は長くても1400mまでとして、スプリント路線での活躍が期待される。
10着レッドベルルージュ
スタートで遅れを取ってしまいそのまま直線でも伸びることができず10着へと沈んでしまった。
レースを見ているとテン乗りのスミヨンとは合わなかったように思える。
また、前走は武豊の好騎乗が光ったレースで今回過剰人気感は否めない。
これまでの2戦でスローペースしか経験しておらず、今回のハイペースにはまだ対応ができていなかった。
スローペースになる展開なら今後も狙っていきたい。
また、喉鳴りの問題もあるので今後どのように出走させていくかよく考えていくべきだと思われる。
スタートで遅れを取ってしまいそのまま直線でも伸びることができず10着へと沈んでしまった。
レースを見ているとテン乗りのスミヨンとは合わなかったように思える。
また、前走は武豊の好騎乗が光ったレースで今回過剰人気感は否めない。
これまでの2戦でスローペースしか経験しておらず、今回のハイペースにはまだ対応ができていなかった。
スローペースになる展開なら今後も狙っていきたい。
また、喉鳴りの問題もあるので今後どのように出走させていくかよく考えていくべきだと思われる。