前回のTCK女王盃はいかがだったでしょうか
予想としては◎ラビットラン(3着)○ビスカリア(1着)と、まずまずではありましたが、さすがに2着のマルカンセンサーまでは読めませんでしたね。いくら地方馬が、そしてトレンドの4歳馬が来るにしても、前走大井のC1で負けた馬を取り上げるのは厳しかったです
もちろん
馬と的場文男騎手にはあっぱれといったところでしたが、それ以上にとんでもない内有利の馬場でしたね。昨年の馬場改修後に時々発生してはいましたが、今開催、特に水曜日まではイン取った馬が勝ちみたいな馬場でした。あんなに偏ってしまっては、とも思いました。
さて、今回の予想は、川崎競馬場で行われる中央交流G1、川崎記念です。G1ともなると、さすがに中央所属馬有利ではありますが、今回は頭数が11頭、そのうち中央馬が6頭と、なんとも寂しいもので、頭数的には今年も中央馬有利の感じがする構成となりました。
地方馬も大井1頭、川崎1頭、他の3頭は東海地区で、正直どの馬も頭打ちなメンバーです。
そんなメンバー構成ですが、まずは予想といきましょう。
川崎11R
川崎記念
◎ケイティブレイブ
○ミツバ
▲オールブラッシュ
△アポロケンタッキー
中央馬だけでいいとは思っても、G1(Jpn1)と呼ぶにはものすごく寂しいメンバー構成で、G2レベルというのが妥当なところです。ダイオライト記念にこの中央勢がそっくりそのままいても、なんの驚きもない、そんな印象です
そんな中で、ケイティブレイブの上位は揺るがないでしょう
去年同様、東京大賞典3着からの転戦ですが、その東京大賞典のレースや、去年1年間のレースを振り返っても、他のメンバーより強い競馬をしてるのは否めないと思います。年齢が1歳上がったとはいえ、東京大賞典から中3週半といったところなら、急に衰えるということも考えにくいです。間違っても連は外さないと思いますが、ルヴァンスレーヴやゴールドドリーム、オメガパフュームなどがいないのですから、きっちり勝ってもらいたいところです。
そして、対抗ですが、対抗以下のメンバーでさえ、いまいち強調に乏しいのが本音です
そんな中でミツバを対抗とするのですが、まず、いくら途中でダメージを残さないように追うのをやめて負けたとはいえ、3走前の金沢の白山大賞典は負け過ぎ感が否めませんし、前走の名古屋グランプリも、レースの「質」自体は高くはありません。ただ、その名古屋グランプリの勝ち馬チュウワウィザードは、次走東海ステークスでも2着に入りました。
昨年1年で考えると、中央重賞も馬券圏内に2度入るなど、まずまず戦えてますし、今回の鞍上が3歳時のくすのき賞以来の和田騎手に乗り替わりというのがなんとも言えないところではありますが、和田騎手はテン乗りや乗り替わりで評価を下げる騎手ではありません
メンバーを考えても、今回はそこそこには戦えるのではないでしょうか。
3番手はオールブラッシュです。この馬は2年前の勝ち馬でありますが、その時は連勝中の勢いと、ルメール騎手の好騎乗もあったかと思います。その後はムラのある成績で、たまに好走するかと思いきや、しばらく低迷し、かと思えば前走浦和記念を勝ってみたりと、掴みどころがない馬であります。ウォーエンブレム産駒なので、ムラがあるのは父から受け継いだ気性的なものもあるかと思います。
ムラ馬なので、近走を考えると連続好走は厳しいかもしれませんが、戦えないメンバーではないですのでこの評価にしたいと思います。
アポロケンタッキーを押さえにしました。昨年も2着ですし、川崎記念や交流G2ならば好走もできるでしょう。前走の東京大賞典は2番手の競馬で驚かされましたが、粘り腰はなく、この馬より前で競馬したホッカイドウ競馬所属のスーパーステションからは1.7秒も離されてしまいました。後ろからの競馬でも、以前のような末脚は影を潜めてしまいましたし、この馬には年齢の衰えがみられているかと思います。ですが、今回は東京大賞典のようなG1ではないメンバー構成ですので、馬券圏内ならあり得るかと思います。なので、この評価にしたいと思います。
他の馬としては、コパノチャーリーは先週の交流重賞を勝った森泰斗騎手が鞍上なのはいいと思いますが、ビスカリアと違い、今回はテン乗りであるので、ビスカリア程の能力を引き出すのはどうかと思うことと、地方重賞の実績がなく、オープンレベルで頭打ちで、年齢的にも上積みはなさそうと判断しました。
サルサディオーネは少し興味が湧きましたが、前走クイーン賞は特殊馬場で、レース後のダメージの面が心配なのと、惨敗も多く、勝ったレースも恵まれたものという印象が拭えないので、メンバーがメンバーとはいえ、牡馬混合のG1ではきついかと思ったので、この2頭には印は回しませんでした。
ただ、サルサディオーネに関して言えば、積極的にハナを叩きたいメンバーがいないので、展開は恵まれるかもしれません。当日の馬場次第では評価を上げる必要があるかもしれない一頭ではあります。
地方馬については、さすがに先週のマルカンセンサーのようなサプライズをもたらしてくれる馬はいないと思います。南関の2頭は、ポッドジョイはマルカンセンサーと同じ高野毅厩舎ですが、以前走った2000mのレースで2分10秒を超えるような馬ではさすがにスピードが足りな過ぎますし、ツィンクルソードは元々中央の芝の短距離を使われていた馬で、条件的には正反対のレースで、本追いきりでもキナ臭い話があったようなので、厳しいでしょう。
長くなってしまいましたが、ある程度の馬について評価させていただきました
発走は16時10分です
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