ボウリング場での出来事 -25ページ目

地獄の絶対ビンコーラ!!

十数年前のベンディングマシーン・・・・まあ、ようするに自動販売機の事ですが



その中に誰もが大好きなはずの瓶コーラがありました。



何故に瓶は美味いのか?



ラムネも



何でですか?



まあ美味いので別に良いのですが。



子供の頃に飲んだ瓶ファンタオレンジが飲みたいです。




その当時の僕はアルバイトでした。



寂しい時給650円の。



その仕事の一つに自動販売機にジュースを補充する作業がありました。




業者に委託せずにボウリング場スタッフが補充するのでジュース単価が安くなるのです。



その中に地獄の旧式瓶コーラ販売機がありました。



現在はメーカーさんが復刻版最新式の小さめの瓶販売機を設置されていますが



その当時の瓶販売機は似て非なる物です。




瓶は人気でした。




他のドリンク類より安価で何よりもボウリング場にピッタリなのです。



今の瓶販売機を設置されているセンターのスタッフさんの大変事は



瓶なので割れた時の処理や空瓶返却場所が違うためのゴミの分類作業や



ケースにいっぱいに詰まった空き瓶の重さだったりだと思います。



それはそれで大変だと思います。お疲れ様です。



が、しかし、僕の言う地獄は違うのです。




お客様30代後半さん 「おーい兄ちゃん!ジュースが出んぞー!」



僕 「はい!すみません!少々お待ち下さい!」



チャキッ・・チャリンッ(瓶販売機のカギを持った音)



タッタッタッタッタッタッタッタッタ・・・・・・(僕が急ぐ小走り音)



僕 「お待たせしました。ちょっと見てみます。」



カチャカチャ・・・(瓶販売機にカギを差し込む音)



ゴチャン・・・ンゴイッ・・・キィィィィー・・・ガチョン(瓶販売機を開ける音)



ガチャンガチャガチャ・・・(瓶コーラを中から取り出す音)



僕 「お待たせしました、すみませんでした。どうぞ。」



お客様30代後半さん 「あーなんか、よく詰まるなーコレ。」



僕 「はい、すみません。」



お客様30代後半さんは瓶の栓を抜き



ゴクゴク爽快に飲みながらボウリングを楽しみに行かれました。



お客様30代後半さんは瓶販売機の中が時々詰まっている事を



すでに体験されているようでした。





僕 「あ~あ~またか・・・面倒くさいな~はぁ~~~。」



瓶販売機の中を見ながら僕は毎度の地獄との対面をしました。




今の瓶販売機は一ボタン一列の横並び方式ですが



当時の旧式デカイタイプは一ボタン二列の交互縦並び方式を採用されていたのです。



この交互ってーやつが問題の地獄なのです。



瓶を交互に交互に縦に積み上げているので



瓶同士のズレが少しでも生じていると



縦に積み上げられた瓶の重みで下方の瓶はたちまちに



その整列が崩れるのです。



それがつまりの原因なのです。



それなら入念に注意し補充すれば良いと思います。



僕もそう思います。同感です。



しかし、スタッフは昼夜・日毎に入れ替わり



皆が様々な状況で補充します。



そして、点検してもその微妙なズレは見つけにくいのです。



今、もしもその瓶販売機があるなら今一度、その構造を調べたいくらいです。



あくまで くらいですが。



コレが5ボタンぐらいあったので結構、頻繁に詰まりました。



しかし、この詰まり自体が地獄ではないのです。




僕は片列十何本の瓶を上から順に取っていくのです。


二列分も一瓶づつ、目的地の詰まりまで。


とにかく取ります。




そして、地獄は音をたててやって来ました。



時刻は夜の8時を回ったところでした。




お客様20代前半 「あのー、瓶コーラ買いたいんですけど。いいですか?」



僕 「あっはい、どうぞ」



バタン! カッ・・・ッチャ(瓶販売機を閉めた音)



そして、お客様20代前半がご購入後に



また同じ作業をくりかえします。



その間に何度も何度も様々なお客様がご購入に来られます。



景気の良かったその時代の8時過ぎは沢山のお客様で大賑わいです。



週末はさらにお客様が来られます。



僕は瓶自販機の整理復旧ができるまでひたすら続けます。



目的地の詰まりを回復したあとは



瓶を自販機に戻します。



戻し続けます。



その間もお客様が瓶を求めてこられます。



瓶コーラは人気です。



皆大好きなのです。



絶対に瓶がいいのです。



僕の作業が終了するのには30分以上かかります。



何故にこんなに面倒な機械が存在するのだろう?



と、いつも思っていました。



しかし瓶コーラは美味いのです。



しかたが無かったのです。





ある時にセンターからその瓶自販機が消えました。



地獄の作業だったのにもかかわらず



ホッとした反面、悲しくなりました。



瓶コーラはボウリング場の必需品なのです。



ボウリングと瓶コーラは合うのです。




それから十年後、僕は地獄から天国に進化した瓶自販機に出会いました。



懐かしさと美味しさで毎日のように堪能させてもらいました。




旧式瓶自販機さんさようなら。



新型瓶自販機さんこんにちは。



そして、瓶コーラさんありがとう。




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S女王 ~その後~

「あのクソオヤジはほんまにアホやで~!」


「ちょろちょろちょろちょろと~!」


「なぐったろか~!ほんまに~!」


「どこに隠れよったんや~!アホ~!」



強烈な文言をぶちまけながら


プロショップ前の椅子に腰掛け


笑いながら



涙をこぼしていました。




S女王は


この数日間の出来事を生き抜くのに


普段の強さの代わりに


作り出した強さを精一杯に出さなければなりませんでした。





ドン・フライ・Kの噂は流れ


会う人、会う人にS女王の切なさを弄られました。


それでも、それでもS女王は自らの城を闊歩しました。


そこにS女王を知らないものはいないのです。


そこはS女王の強きプライドの城。


女の中の王は皆に 強き を求められるのです。


S女王は女王としての強き定めを精一杯守っているのです。





ボウリング場での出来事-S女王

未確認さん 「まあ、S(女王)ちゃん元気出せよ。」


S女王が涙を見せたのは旧友の未確認飛行じいさんでした。



ボウリング場での出来事-UFO長尾
未確認さん 「ほんにな~、K(ドン・フライ)さんは悪いやっちゃ!どうしようもないで!あんな人の事はもうええやないか。なっ!」


S女王はこぼれた涙を拭いながら熱い缶コーヒーを握り締めていました。


S女王 「・・・・・じいさんや、今月からダブルス杯を一緒にでようか?」


未確認さん 「ほおーっ!ええで! ほな練習しよかいな!一緒に!」


S女王 「やれやれ・・・じいさんは元気なな~」



S女王は女


しかし、女も人の子


人は支えあって生きているのです。



女王にも辛いときや悲しいときがあるのです。


しかし、たった一人でも味方がいるという事は心強いのです。



S女王はたった一人の味方と城を守るのです。


S女王は味方に救われながら、強さを取り戻すのです。



女王は強いのです。


しかし味方があればこそなのです。


     


ドン・フライ・Kは常に一人で行動しました。


唯一の味方を裏切りました。


強くともドンは王にはなれませんでした。


城を追われました。


ボウリング場での出来事-ドンフライK




S女王 「ほれ!じい!後もう一つや!頑張って本気出せ!!」


未確認さん 「わーとるわい!行くでー!」



シュルシュルシュルシュル~~~~バカン!



S女王 「やったー!やったがな!じいさん!本気だしたがな!」


未確認さん 「よっしゃー!やったでー!優勝や!S(女王)ちゃん!」



                            おわり





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しかしばなし

しかーし しかーしの事じゃったーーーーぁぁぁ


ある男に おにいさんとおばさんが ビビったそうなーーーー


おにいさんは球フェチばかり


おばさんは隣で見学してました。



おばさんが隣で見学していると


顔が見えないとこから


「ドン・フライどこ?ドン・フライどこ?」


と大きな男がやってきました。


おばさんはその大きな男に言えませんでした。


おにいさんが 「おう!今日は?」と挨拶をすると


大きな男は「バカッ!」とぶち切れて


「仲間が消えた!」と言われたそうな。


おにいさんとおばさんはビックリ!


仲間が消えたのは (ドンであろう・・・) と思いました。



(ドンであろう・・・) と思った おにいさんとおばさんは


すぐすぐには言えませんでした。



それから月日が経ち


(ドンであろう・・・)と思うことも無くなりました。


(ドンであろう・・・)が言葉に出なくなったある日の事


これ (ドンのだろう!) とお荷物整理をする事になりました。


球フェチのおにいさんはうらやましそうにしていました。


おばさんは (ドンのでしょ!) と断固拒否しました。



ロッカールームに行く途中で


有る問い?に気付きました。


このお荷物整理をすると


もうドンの面影は無くなると


しかし、仕事なのです。



有る問いに気付いたまま歩いていると


「俺がします!」 との声に気付きました。


見ればなんとあの大きな男でした。


大きな男は言いました。


「しかし・・・しかしながら残念です・・・」


ドンの物は持って帰られましたとさ。


空になったロッカーを確認のため


「中 確かめて! 中 確かめて!」


とおばさんは言ったそうな。


                    おしまい




なんだか変な感じになり、すみません。



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