ボウリング場での出来事 -12ページ目

あせだくのジョー

ボウリング場での出来事のショッピング



「はー汗・・・はー汗・・・ふー汗・・・ふー汗・・・暑いっす汗・・・。」



「冷房入ってんすかね?汗はー汗・・・はー汗・・・ふー汗・・・ふー汗・・・。」



「ほんと!暑いっす汗




ボウリング場の冷房はとっても大事です。



エコな世の中ですが



暑い日にボウリング場が冷房をエコると



お客さんのゲーム数は思いっきり減ります。


あからさまに減ります。



ボウリングとエコの調和は難しいですね。





ボウリング場での出来事-じょー


あせだくのジョー。



当時、彼は僕のいたセンターのJPBA公認インストラクター。



彼の弱点は暑さでした。



彼の実力は冷房無しでは発揮されません。



しかし、ひとたび冷房の風が吹くと彼はナイスなインストラクターとなるのです。



ナイスなインストラクターはお客さんのボウリングをとっても楽しいものにするのです。



彼のキャラを嫌がる者は一人としていませんでした。



しかし、暑い季節の彼から彼にとって大切な冷房を取り上げたとしたならば・・・・・




(レッスン教室)



ジョー 「おっ!!ニューボールですか!!良いですね!!ヘビーオイリーに強いですよこれは!!それにしても暑いっすね!!」



ジョー 「このボールはオイルの吸収が早いんですよ!!本当に暑いっすね!!」 



ジョー 「ちょっと見せてもらっていいですか?そのボール。・・・ふぅ・・・冷房効いてるのかな?」



ジョー 「この重さは・・・14ポンドですか!!そうですか、重さを上げたんですね。いいことです。・・・はぁ・・・それにしても暑いですね。」



レッスン生徒 「あのー・・・汗が・・・。」



ジョー 「・・・あっ!!すみません!!ニューボールに僕のオイルを吸い込ませてましたね。・・・すみません、暑くて。」



レッスン生徒 「・・・いやぁ・・・あはは・・・。」



ジョー 「でも、良く吸いますよ、このボール。・・・あっすみません・・・僕のオイルじゃだめですよね・・・あっ!!ちょっとすみません。」



ジョー 「支配人!!冷房は入ってますか?!」



僕 「ん?入ってるよ。・・・何?暑い?」



ジョー 「暑いっす・・・あっ!!今、風が来ました来ました!!すみません。オッケーです。・・・あっ!すみませんお待たせして。」



ジョー 「効いてきた効いてきた!!じゃ、始めましょうか!レッスン!」



ジョー 「もう!大丈夫です!!涼しくなってきました!!バッチリです!!お任せ下さい!!」




冷房は彼を冷静にする必需品。



冷房が効けば彼は集中できるのです。



彼はナイスインストラクター。



冷房が彼の実力を発揮させるのです。



                                   つづく



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柳ヶ瀬怪談・・・跡

小さな女の子は無邪気に遊ぶものです。



小さな女の子はお転婆なくらいが可愛いのです。



小さな女の子は純真で憎めないのです。




そして、小さな女の子は自分を受け入れてくれる人がわかるのです。




柳ヶ瀬チーフ 「支配人、ちょっと、いい?・・・。」



(ゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッ・・・んぁあー・・・コトッ)



ガラスコップに入れた水を一気に飲み干した彼はため息をつき、いつもとは違う顔で僕に話してきました。



僕 「どうしたの?何か問題でもあった?」



柳ヶ瀬チーフ 「いや・・・問題っていうか、何ていうか・・・その・・・。」




僕のいたボウリング場のレストランの厨房は喫茶のカウンター奥にあり



その厨房を抜けるとレストランへ繋がっています。



要するに、ボウリング場内の喫茶とレストランの厨房は兼用なのです。



喫茶はボウリング場の開店と同時に開店しますが、平日のレストランの営業は夕方からです。



なので、平日のお昼は喫茶を営業しながら、レストランの仕込みをするのが喫茶・レストランスタッフの日常です。



平日の昼間は比較的にお客さんも少ないためにアルバイトのスタッフは雇っておらず



長年、勤めている働き者の辛口Nさんと柳ヶ瀬チーフの二人でまわしています。



二人は仲良く言い合いの喧嘩をする時もあり



また、仲良く無言の重い空気を漂わせていたり



また、ただ単に仲良く会話をするような仲でした。



まあ、そんな事はどうでもいいですね。




話を戻します。



喫茶の横にはカラオケ施設の受付カウンターがあり



そのカウンター右手には場内からのお客さん用レストラン入り口があり



通路を挟んだ正面にはカラオケルームへの入り口がありました。



カラオケルームの入り口左手には15名様程度収容できる部屋と30名様程度収容できる部屋があります。



そして、入り口右手側には6名様程度収容できる小部屋が8部屋あります。 



そして、小部屋に行く前の一番手前に男女兼用のトイレがあります。



そのトイレの作りはちょっと不自然にできており



トイレ入り口から便器まで畳一畳分のスペースがあり



使用中にノックをされても、ノック返しが不可能な位置に便器があるのです。



さらに入り口は鉄製の頑丈な赤い扉で防音効果もバッチリなのです。



なので、「入ってます!!」と大き目の声でノックさんに伝えようとも、その「入ってます!!」は



赤い扉によって遮断されるのです。



なので、体調不良により滞在期間が長い場合の時は



ノックさんの雨嵐に遭遇するはめになってしまうのです。



これは例え用が終わったとしても、とってもそこから出にくい状況になってしまうのです。



長い時間に渡り、そのトイレに入られたお客様、大変申し訳ございませんでした。



しかし、今後もその作りは変わる事はありません。



皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご容赦下さいませ。



そして、話を戻します。



そのトイレにはもう一つ問題があります。



そのトイレの便器に向って右手の壁の向こうはお客様用レストラン通路があります。



そして便器に向って左手の壁の向こうはカラオケ小部屋の一室となっています。



トイレ入り口の赤い鉄扉は不要に防音効果バッチリなのですが



その小部屋側の壁の防音は全くもって貧弱なのです。



流石にトイレ側の音はトテツモナイ轟音を轟かせる用足しで無い限りは小部屋に聞こえませんが



小部屋側からのカラオケ音とお客さん盛り上がり音はとってもよく聞こえるのです。



まあ、この事は別に大した問題はありませんね。




田舎町の平日の昼間のカラオケはとっても暇なものです。



なので、平日の昼間のカラオケルームは穏やかで静かなものです。




長くなりましたが、その平日の昼間の穏やかで静かな空間での事でした。



この時の蒸し暑い季節のせいで一気に水を飲み干した にしては



スッキリ感のまるで無い、少し暗く、陰鬱な表情を浮かべるチーフの顔が僕の前にありました。



柳ヶ瀬チーフ 「・・・いや、今日ね・・・何とも変な事があってね・・・気になってね。」



僕 「だから、何?変な顔して。気持ち悪いな。」



柳ヶ瀬 「いや・・・今日ね、開店したてぐらいにトイレに行ってね・・・。時間がかかるほうのにね・・・。」



僕 「それで?」



柳ヶ瀬 「俺がしゃがんでいたらね、トイレの横のカラオケの部屋で壁をね・・・トイレ側の壁をね・・・トイレ入り口の辺りから・・・コンコンコンコンコンってね・・・俺のしゃがんでる辺りまで叩いてるんだよ、壁を・・・。」



僕 「それで?」



柳ヶ瀬 「いや、お客さんが入ったのか、辛口Nさんが部屋の掃除でもしてるのかなって思ってて、まあ、五月蝿いなって思って、用が済んだからトイレから出たんだよ。」



僕 「それで?」



柳ヶ瀬 「そしたら、お客さんは入ってもなくてね・・・まあ、開店したばっかりなんで、誰も喫茶やレストランにもいないしね、カラオケのお客さんも0だってね・・・。」



僕 「辛口Nさんじゃないの?」



柳ヶ瀬 「うん、俺もそう思ってね、辛口Nさんを探したんだよ。そしたらメカの通路から辛口Nさんが洗濯物を持って現れてね・・・。こっちにいなかったの?って聞いたら、ずっと裏でタオルの洗濯とかしてたって言ってね・・・。」



僕 「辛口Nさーん!ちょっと!ちょっとこっち来て!」



辛口Nさん 「何ですか?」



僕 「いや、今日の昼の事だけど。チーフの話の事。」



辛口Nさん 「あー、気持ち悪いですね。あー嫌だ。」



僕 「いなかったの?本当に?」



辛口Nさん 「いませんよ。私は裏で洗濯をずっとしてましたよ。私じゃないですよ、やめて下さいよ。」



柳ヶ瀬 「ね。・・・だから気持ち悪くてね。」



僕 「本当に聞こえたの?冗談じゃなくて?作ってなくて?」



柳ヶ瀬 「本当だって!!・・・それでね、変な事に気付いてね・・・前は全然、気にしてなかったんだけど・・・。」



僕 「何?」



柳ヶ瀬 「・・・位置がね・・・その・・・位置が低いんだよ。」



僕 「位置?」



柳ヶ瀬 「いい?ちょっと来て・・・。」



僕と柳ヶ瀬はそのカラオケのトイレの中に入りました。



柳ヶ瀬 「この辺りからここまで音がしたんだよ。・・・でね、高さがね・・・この高さなんだよ。変じゃない?」



柳ヶ瀬は壁を叩く音がした場所を指差しました。



その音の場所は大人の男性の膝あたりに位置していました。



僕と柳ヶ瀬はその音の発信源の部屋へ移動しました。



そのカラオケ部屋の壁にはちょうど3~4人がゆったりと座れる大きな青紫色のソファーが誰かが叩いたであろう壁にドッシリと添うように置いてありました。



柳ヶ瀬 「これって・・・無理・・・だよね・・・。」



僕 「うん。・・・無理だね。・・・どかしても、そのどかした音がわかるよね。」



僕 「本当に本当に聞こえたの?」



柳ヶ瀬 「・・・ちょっと来て。」



カラオケ入り口の左手にはカラオケの大部屋が2つあります。



その2つの部屋に入るには分厚いガラスがベースの扉があります。



そのガラス扉の前に立ち、ある位置を指差す柳ヶ瀬は僕に何かを訴えているようでした。



その指差す位置は先ほどの壁の音の位置と同じ場所でした。



柳ヶ瀬 「前は全然気にしてなかったんだ。時々あったけど気にしてなかったんだ。」



柳ヶ瀬 「遊びに来た子供の手跡かなって思ってて・・・その度に拭いてたんだけどね・・・。おかしいよね・・・絶対。」



その指差す場所にはクッキリと子供の手跡が付いているのです。



確かに沢山の子供さんは遊びに来られます。



元気に走り回り、無邪気にはしゃぐ子供さんは沢山来られます。




・・・低いのです・・・



・・・位置が低いのです・・・



・・・手跡の付いている場所が低いのです・・・



・・・いや・・・低すぎるのです・・・




壁を叩く音がした場所



手跡の付いている場所



いくら小さい子供でも膝の位置に顔があるのは生まれたての赤ん坊くらいです。



そして、手跡も小さいのです。



生まれたての赤ん坊ほどではありませんが小さいのです。




そして、生まれたての赤ん坊は歩けません。



生まれたての赤ん坊は大きなソファーを決して動かせれません。




柳ヶ瀬 「あ、一つ言い忘れてたんだけどね・・・トイレでね、その音が聞こえた後にね子供が走って出て行く音が聞こえたんだよ、隣の部屋から・・・。」




その当時に喫茶・レストランのアルバイトスタッフの間で噂になっていた話があります。



夜中の閉店作業中にカラオケルームの辺りから女の子の笑う声がすると。



その笑い声はうっすらと聞こえ、気のせいだったのかな?と思う程度だそうです。



しかし、喫茶・レストランのアルバイトスタッフの殆どが聞いているそうです。



僕は聞いた事はありません。



いや、聞きたくありません。



しかし、楽しい場所は子供の大好きな場所です。




今でも、小さな女の子は笑いながら楽しそうに走り回っているのかもしれません。



そして、時々、小さな女の子が気に入った人に悪戯をしているのかもしれません。



柳ヶ瀬チーフはその小さな女の子に気に入られていたのでしょう。



仲良くして下さいね。



冗談です。

                                   おわり


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柳ヶ瀬チーフ・・・誕生

発見から数日が過ぎました。



柳ヶ瀬チーフの体の痛みもほぼ回復しました。



そして、何よりもサム(親指)のピッチを変更したボールが完成しました。



実際にはスパンを1/16縮小し、フィンガー(中指・薬指)のピッチもリバースにとりました。



まあ、僕なりに少し握りやすくした感じです。




話は変わりますが、最近良く聞く、グローブフィット(CFD)の概要は知っていますが



そのマニュアルを僕は知りません。



有名ドリラーの日坂氏がCFD(センターフォーカスドリル)についてのドリラー講習会があったみたいですが



内容を知りたいです。実際の数値をどう出すのだろう?



前はCFDなんて言葉も聞いた事は無かったです。



ボウリングマガジンで見たような気もしますが、よく憶えていません。



知っている方がいらっしゃれば是非とも教えてください。


実際に今の最新のドリルマシーンは容易にCFDができるようですが・・・・・あー・・・使ってみたいなぁー・・・。





話を戻します。



僕 「出来てますよ。はい、どうぞ。」



柳ヶ瀬チーフ 「おぉぉっ!!いい?!」



僕 「いいですよ、どうぞ。さっそく投げてみますか?」


柳ヶ瀬 「投げてみるか!ニューボール!・・・じゃない・・・改造ボール!」




・・・・・柳ヶ瀬チーフ移動中・・・・・



・・・・・柳ヶ瀬チーフ準備中・・・・・


・・・・・柳ヶ瀬チーフ集中中・・・・・



・・・・・柳ヶ瀬チーフ投球中・・・・・




ボウリング場での出来事-チーフ


シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュル



身長169cmくらい体重62kgくらい血液型はA型 (中年時代)



●×高校元エース



柳ヶ瀬歌っテル



レストランの小さな巨人が投げる 歌っテルボールは曲がるフックボール



体を壊したことがきっかけでこのボールが生まれました。



歌っテルボールは決め球なのです。





そして、その決め球はボウリング版アンダースローから放たれるのです。



ドンッ!!



彼の野球ピッチングから放たれたボールは綺麗な弧を描きポケットに吸い込まれていきました。


ストラーイク!!



・・・・・柳ヶ瀬チーフ停止中・・・・・



・・・・・柳ヶ瀬チーフ絶句中・・・・・


・・・・・柳ヶ瀬チーフ実感中・・・・・

・・・・・柳ヶ瀬チーフ驚嘆中・・・・・




柳ヶ瀬チーフ 「マジで?何これ?うそっ!!」



僕 「・・・うそっ・・・野球なのに・・・・。」



柳ヶ瀬チーフ 「も、もう一回・・・。」




(ピッチャー、アプローチに立ち、構えました。)



(左右を確認し、呼吸を整えました。)



(プッシュアウェイして、第一球投げました!!)



シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュル



ドンッ!!


ストラーイク!!



柳ヶ瀬チーフ 「まただ・・・マジで?何で?うそっ!!」



僕 「何かいきなり、凄いんじゃない!タイミングは変なのに、綺麗に投げれてる!」



柳ヶ瀬チーフ 「何かね・・・力を入れて持たなくても楽な感じで振れて・・・握ってなくてもいい感じでね。」



僕 「うん、たしかに・・・僕もそのピッチにしてからは楽だけど・・・それにしても・・・。」



柳ヶ瀬チーフ 「思いっきり投げたんだけど、スイングが終る瞬間に スポッ って親指が抜けて、フィンガーに残る感じがあってね・・・何だか・・・。」



僕 「ここまで、変わるのか、へー何だか驚いた。体は痛くない?」



柳ヶ瀬チーフ 「肘はちょっと痛いけど、まあ、前よりは全然。」



僕 「いやーピッチは大事だな、でも流石に最初からこの角度はしないよ。それに、最初からそんなに投げれないのも珍しいよ。とっても。」



柳ヶ瀬チーフ 「あはは!でも、けっこう良い球を投げてない?」



僕 「うん、良い球だ。」




その後もチーフのピッチングは絶好調でした。



200UPもチョクチョク出し、以前のノーコン時代の面影は残っていませんでした。



彼を変えたサムのピッチは初めてのマイボールをドリル時にする事はまず、ありえません。



通常は少しずつ変えて行き、自分の最適なメジャーに辿り着くのだと思います。



その期間が短ければ、ドリラーの腕が良いのだと思います。



しかし、ボウラーの投球スタイルも変化して行きます。



以前に適合していたメジャーも投球スタイルが変化すれば、適合しなくなる場合もあります。



文頭に書いていたCFD(センターフォーカスドリル)は骨格に合わせたドリル方法。



この方法は投球スタイルの変化にはどうなのでしょうか?



是非、知りたいです。



しかし、適合したドリルを見つける事は大事な事であり、難しい事なのだと思います。



柳ヶ瀬チーフは見つけました。



自分にあったメジャー、ピッチを見つけました。



しかし、彼のボウリングは野球。



野球の投球スタイルでボウリングをすれば、体の負担が大きいのです。



遅かれ早かれ、何れは変わってくるのだと思います。



その変化に合わせメジャーを変更していくのだと思います。




彼は柳ヶ瀬歌つテル。



彼はボウリング場のレストランの料理人。



彼は高校野球の元エース。



ボウリングの経験は浅けれど、決め球を持つ男になったのです。



歌っテルボールは綺麗な弧を描くフックボール。



彼は歌っテルボールでストライクを出すのです。




(ピッチャー、アプローチに立ち、構えました。)



(左右を確認し、呼吸を整えました。)



(プッシュアウェイして、第一球投げました!!)




ボウリング場での出来事-チーフ

シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュル



ドンッ!!


ストラーイク!!



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