厚労省の研究グループが、世界初!「靭帯の遺伝子を特定」
人の幹細胞のこの遺伝子を入れると「靭帯」に変化することが確認された。
「靭帯」にしかない特有のたんぱく質を発見しこのたんぱく質を作る遺伝子を骨髄から採取した人の幹細胞に入れたところ「靭帯」に変化した。
この再生は、膝の靭帯損傷や歯周病の歯周靭帯の治療法として研究される。
現在、膝の靭帯損傷の場合、患者の「けん」を切って靭帯に移植するかなり困難な方法から解放されることになり、患者負担が軽減される。
「靭帯損傷」は多くのスポーツマンが経験しやすい症例です。
靭帯は「断裂」が多いのですが、ここに自分の幹細胞で培養した「靭帯」であれば免疫的にも副作用は出ないし、手術も簡単で、患者負担が軽減されるなら、こんなに喜ばしいことはないでしょう。
多くのスポーツマンから待たれる技術ですね。
また、高齢者にも有効な治療となることも期待できますね。