10/19 東都大学野球観戦記 | Takumaのブログ

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穿ってゆがんだ愛で綴るジャイアンツとサインあれこれ…

 

昨日は朝から神宮へ。
東都大学野球【中央大学 対 日本大学】の一戦を観戦してきました。
 
東都は現在、中央・青山・国学の3大学で三つ巴の優勝争いを展開中。
うち、中央と青山は今春のリーグ戦では日大と共に同じく三つ巴の最下位決定戦を展開していた訳ですから、まさに”戦国東都”ここにありといったところですね。
(ほんとうに、”戦国東都”というキャッチコピーを捨てなければ良かったのにと思うきょうこの頃)
 
母校には何としても、優勝を勝ち取って欲しいところです。
 
絶対に負けられない中央は3回、ドラフト上位候補と目される4番・森下選手のタイムリーで1点を先制。
4回にも1点を加えると、投手陣が踏ん張って日大打線を中盤まで抑え込みます。
 
ところで中央にとっては、昨日が今リーグの最終戦。
ということで、応援団もほぼフルメンバーの大所帯で参戦していました。
3部(リーダー、チア、ブラス)で80人~90人くらいはいいたでしょうか。
私が現役で所属していた時代は3部で50人居なかったですから、ものすごい成長ぶりです。
団員が減少して休部になる大学応援団が少なくない中で、後輩たちの頑張りが本当に有難い限りです。
 

応援団以外にも、平日朝9時開始という超早い時間の試合にも関わらずスタンドには多くのお客さんが詰めかけていました。

 

おそらく各球団ともにドラフトにむけた視察も終了したのだと思いますが、各球団のスカウトの姿はほぼ皆無。

その人たちを取材する新聞記者の姿も全然見かけませんでした。

 

ということで、客席にいた人の大半は一般観客だと思われます。

一般観客の数だけみると、以前に比べてもかなり増えているんじゃないでしょうか。

 

ドラフト候補を次々に送り出す東都大学リーグが進める大改革、いったいなぜ?(JBpress) - Yahoo!ニュース

 

↑この記事によると、数年前に就任したリーグ事務局長がかなりの切れ者な様子。

大分や福島などでの地方開催、ZOZOマリンでの一部リーグ戦実施などは賛否両論を呼びましたが、今のところリーグ改革は順調に進んでいるようですね。すごく良いことだと思います。

 
さて、この試合での中央側の見所はなんといっても3番と4番に座った、北村選手(背番号1)と森下選手(背番号6)のドラフト候補コンビ。
 
8回表には森下選手がレフトスタンドにホームランを放ちました。
打った瞬間にそれとわかる完璧な当たりで、きっと森下選手本人としてもかなりの手ごたえがあったのだろうと思いますが、小躍りしながら叫び声をあげつつグラウンドを一周する姿は実に印象的でした。
 
また、先にも書いた通りこの日は中央にとってのリーグ最終戦。
 
4年生にとってはこの日が大学生活最後のリーグ戦ということになるので、毎年この試合には、それまで出場機会に恵まれてこなかった4年生が記念として出場するのが通例となっています。
 
この日もそういった選手が途中出場する場面が見られ、そういった選手をスタンドやベンチで下級生が応援する光景が今年も観られました。良い光景です。
 
試合のほうは、終盤に日大に追い上げられたものの3-2でなんとか辛勝し、優勝に望みをつなぎました。
中央はこれで全日程終了なので、あとは青山と国学の最終戦の結果次第ということになります。
(来週25日に、青山と国学が共に敗れれば優勝決定)
 
優勝しなければ森下選手にとっては、8回に放ったホームランが”大学生活最後の打席”ということになります。
そのほうが納まりがいいのかも知れませんが、OBとしては明治神宮大会で躍動する森下選手の活躍をまだまだ見たいと願うところです。