11/9 巨人 対 MLB観戦記 | Takumaのブログ

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穿ってゆがんだ愛で綴るジャイアンツとサインあれこれ…

 

少し前のことになってしまいましたが、先週の巨人対MLB選抜の振り返りを…。
 
日米野球のエキシビションマッチとして行われた今回の一戦。
あくまでもいわゆる親善試合、さらにメジャー選抜はプロスペクト選手が中心。
ボンズ、ソーサ、マグワイアなどが居並び「大スター集団」の様相を呈していた昔の日米野球に比べてどうしても盛り上がりに欠ける部分があるものの、巨人ファンにとっては非常に大切な一戦となりました。
 
第三次原政権の船出、そして来季を占う一戦ということも勿論ですが、
 
やはり、この人の存在が大きいものがあります。
 
そう、松井秀喜さん。
今回、MLB選抜のコーチとして来日されました。
 
1988年生まれの私、小学校と中学校の在学期間がちょうどそのまま松井選手の巨人在籍期間と被ります。
私の人格形成に大きな影響をもたらした人物の一人であることは間違いありません。
そして、きっと同世代(特に男子)の多くも、松井さんに少なからず影響を受けている部分があると思います。
 
そして今回、松井さんと共にコーチ登録されて来日したH・ミューレンさん。
こちらも私の世代にとっては思い入れの強い選手の一人です。
「恐怖の8番打者」として、90年代中盤のヤクルトを支えられました。
あの頃のヤクルトは、本当に憎らしいほどに強かった…。
 
MLB選抜チームに引き続き、我らが巨人ナインが入場。
 
最後に登場したのは、久しぶりの「83」のユニフォーム姿の原辰徳監督。
第3次政権、どんなチームを作り上げてくれるのでしょうか。
 
始球式も、巨人との親善試合ということでゆかりあるメジャーリーガー2名。
 
高橋尚成さんと岡島秀樹さん。どちらも第2次長嶋政権~第1次原政権を支えた名選手です。
現役時代はどちらも主力でありながら、「大事な場面で打たれる」とか「10勝しても10敗するピッチャーは…」なんていうマイナスな評価もファンの中では少なからずありました。
でも、今になって思えばこういった「たたかれることも少なくないけど、でもいつも1軍(ブルペン)にいる」という選手が、今の巨人のピッチングスタッフには必要な気がします。

 

MLB選抜のD・マッティングリー監督と、原監督によるメンバー表の交換。
80年代の巨人とヤンキースの大看板をそれぞれ背負ったもの同士、言葉を交わしている時間も通常のメンバー表交換の時よりかなり長いように感じました。
 
巨人の先発は2年目の高田萌生投手。
今シーズンはイースタンで11勝を挙げ、最多勝・最優秀防御率・最高勝率の投手三冠を達成。
来シーズンにむけて、最も期待されているピッチャーのひとりです。
 
坂本選手のエラーもあって、初回から2点を失うなど苦しいピッチングだった高田投手。
それでも、初回のアウト3つを全て三振で奪うなど、ところどころで光る部分もありました。
今回MLB選抜相手に投げた経験を、来シーズンにきちんとつなげて欲しいところです。
 
ちなみにこの試合のサードコーチャーは、今秋新たに就任した元木大介コーチ。
引退後はすっかり「メディアの人」となっていたので、まさか再び、OB戦やファンケル野球教室以外で巨人のユニフォームを着る日が来るとは思いませんでした。
 
試合は両チームともに二桁安打の乱打戦の末、9-6で敗戦。
敗れはしましたが、4回に生まれた松原選手のランニング本塁打など、若手の躍動に見どころの多い試合にはなりました。
(というか、この時期に見られなければいったいいつ夢を見るのか、という話だとは思うのですが)
 
今年の巨人軍関係の活動も、これで残すは11月23日のファンフェスタのみです。