9/28 公式戦観戦記(2) | Takumaのブログ

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穿ってゆがんだ愛で綴るジャイアンツとサインあれこれ…

 

そしてプレーボール。
巨人の先発はエースの菅野投手、チーム唯一の2桁(13勝)投手です。
 
きのうの菅野投手も、エースにふさわしいピッチング。
9回を投げて被安打5で無失点。
 
ただし、一方の打線もここまでやられ続けている横浜のルーキー・東をきょうも打ち崩すことができません。
8回ウラには先制のチャンスを掴んだものの、岡本選手の一打(走塁)が守備妨害と判定されてしまいます。
(写真は抗議する由伸監督)
 
そして、スコアレスのまま迎えた9回ウラ。
 
長野選手の値千金のサヨナラホームラン!
 
1-0で巨人が薄氷の勝利をつかみ取りました。
 
ヒーローの1人目は、菅野投手。
これで14勝目、さらにはチーム史上最多タイとなるシーズン7完封、防御率も2.25まで向上しました。
2年連続の沢村賞が、また一歩近づいてきました。
 
そして、もちろんながらの長野選手。
2011年シーズン最終戦の代打サヨナラ満塁ホームランを思い出しました。あの時も横浜戦でしたね。
 
2選手のヒーローインタビューの最中、レフトや三塁側スタンドに目をやりました。
そこには、続々と帰途につく横浜ファンの姿が。
 
このあとには村田さんがグラウンドを一周するというのに、4割くらいの横浜ファンがそれを見ずに帰っていきました。
これには個人的にびっくりしました。
 
この光景を見ていた20年来の横浜ファンの友人が、試合後に「TBS時代を知る横浜ファンの数が、これで分かるねぇ」としみじみ語っていました。
 
そして、村田選手がいよいよライトスタンドへ。
 
巨人時代の応援歌に手を振り、時に拳を振り上げて応えていきます。
 
私はスタンド3列目で観戦していましたが、「ありがとー!」とこちらまで聞こえてくるくらいに村田さんが叫んでいました。
 
そして、16年間守り続けたサードの位置で、両チームの選手による胴上げ。
 
「悔いがないといえばウソになります」と試合前の挨拶で語っていた村田さん。
ですが、グラウンドを去る際にオーロラビジョンに映った村田さんの顔は、やりきったという達成感に満ち満ちているように感じました。
 
村田さん、お疲れ様でした!