おはようございます✨
大切なあなたへ
カウンセラーひなたです。
私には子供の頃からどうしてもどうしても欲しい『愛情』があった。
(母の愛情)
幼い頃、母が宗教活動に忙しく出かけて行って、夜、いつも家にいなかった。
それが寂しくて寂しくて、私のことが大切じゃないから、宗教の方が大切だから、夜お家に居てくれないんだなぁと思っていた。
だから、いつからか私が欲しい愛情のカタチは、
『夜、一緒にいてくれること』になっていった。
***
妊娠するといつも、トイレの間隔が短くなったり、夜胎動が激しくなったりして、夜中起きてしまうことがよくある。
だから別に眠れないことはめずらしくなくて、昨日もただそんな夜だと最初は思っていた。
だけど、いつもは起きてもすぐ寝付けるのに、なぜだか眠れない。
しばらく一人で寝返りをうったり、お風呂に入って温まったりしたみたけれど、
なんだか寂しくて、暗闇が不安で、横に寝ていた夫を起こした。
そこでいつも、『こわい』って、『寂しい』って、素直に甘えられれば良いのに、私の口から出るのは強がりの方で。
「どうしたの?」と聞く夫に、『…眠れないの。一人で寝たいからあっちで寝て欲しい。』と子供達が寝ている別の部屋に行って欲しいと勝手に心とは反対の言葉が出てきて。
だけど、その言葉を聞いた夫は、
「一緒にいるよ。」って、「あおいちゃんが一人で眠れないと心配だから。」って言ってくれた。
それでも素直になれない私は、『大丈夫。○○くん、寝不足で具合悪くなると困るから、あっちで寝て欲しい。』と跳ね除けて。
それでも夫は、優しい声で、
「今日、ドラマみながらアイス食べたいって言ってたでしょ?じゃあ、それしよう。」と、
寝かしつけ後に私がやりたかった事を、
三女が何度も起きてきて叶わなかった事を、
やろうと電気をつけて、私が食べたいとねだって買ってきてくれた、苺チーズケーキのハーゲンダッツを出してくれた。
その優しい声に、
その行動に、
やっと安心出来て。
モヤモヤ苦しくなってた心がほぐれた感じがして、夫の脚の間に潜り込んで、
『…○○くんと一緒に寝たい。』と、やっと素直に言葉に出来た。
「一緒に寝る?」と、アイスを冷凍庫にしまって、電気を消して、横になった私に、毛布と布団をふんわり身体にかけてくれてくれて、頭を撫でてくれる夫。
その腕の中で、急に、
一緒にいて欲しかった
隣にいて欲しかった
その人の温もりで安心したかった
小さな私の想いがバーッと溢れてきて、
今は、もう、貰えるんだって、
一緒にいてくれるんだって、
あったかいなぁって、
あの頃欲しかった愛情をいっぱいいっぱい全身で感じた。
そしたら勝手に涙が出てきて
ポロポロ泣きながらも
あったかい気持ちの中で
安心して
いつの間にか眠っていた。
あの頃欲しかった愛情は
あの頃貰えなくても
今の私が望むなら
きっと叶う
ないと思っていた愛情は
きっと最初からあった
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