『お前のことは皆キライだから。』



その言葉をきいて、もうここにはいられないと、その職場を辞めた。




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(暴力等が苦手な方は今日のブログはお休みください😊)




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私が今から10数年程前に、初めて勤めた職場は、とても職人気質な方がオーナーだった。





言葉は粗っぽいし、手も出ていたけれど、良くご飯に連れて行ってくれたり、そのオーナーが作る商品にすごく憧れていて…、何より初めての社会経験だったから、というか、世間知らずだった私は、『職人の世界ではこういう物か。』と思い、辞める事など頭になかった。 




だけど、一度手をあげ始めてから、それは段々エスカレートしていき、初めは周りに人がいる所で軽く頬っぺを叩かれる位だったのが、人のいない場所に連れて行かれたり、道具を使って殴られるようになり、毎日人格を否定する暴言をはかれるようになっていった。




そうなって数ヵ月がたつころには、怒鳴られないように、叩かれないように、と意識がそっちに行ってしまい、ミスを重ねて、更に殴られる悪循環になっていった。
何故か毎日鼻血が出たり、一度原因不明の腹痛で職場で動けなくなり、深夜の病院に救急で受診したり、身体に出るようになっていった。




それでも、仕事が終われば、職場の皆でご飯に行くし、そこではオーナーも普通に話してくれていて、今思うとただのおバカ辞めたいとは思わなかった。





だけどある日、オーナーは私に、『俺が殴るのは疲れるから、自分でやれ。』と、自分で自分を殴られと詰めより、怖くて少しの力で自分で頬っぺを叩いたけれど…、『何だそれは?!』と凄い勢いで殴られて…。





『皆、お前のことキライだから。』と言い捨てた。





職場の方は皆優しくて…、それもあって続いていた私は、その言葉で一気に気力を無くし、『辞めさせて頂きます。』と、その職場をさった。





その後から…、ちょっと男の人が手を上に上げるだけ(頭をかいたり)で、ビクッと頭を守り…、男の人に近づくことが出来なくなってしまった。





その後何年もかけて徐々に男の人が近くにいても大丈夫な状態にはなったけれど、まだ時々、自分でも気付かない所で顔を出す…。





多分、この経験から、『私は男の人に殴られる、怒鳴られるやつ』と意識にすりこまれて、夫にも同じような扱いをさせていたんだと思っている。





だけど、自分と向き合って、それは間違いだと、そんなやつではないと…、そろそろこの思い込みは手放したい。




私は今、起業支援に通っているんだけど、その講師の方が男性で、実はなかなか質問が出来ないでいた。




でも、そこでまさか問題に思っているとも気付いていなくて…、本当に無意識で。



つい最近になって、あれ?私はなんでこばさんに質問出来ないんだろう?とふと考えた。




質問しようとするとドキドキしてしまって…、打ち込む事が出来ない。




そんな時は、うん!自分で考えろって事だ…、と、そこを観ないようにしていた。





だけど…、当たり前だけどコバさんはあの人ではないし、とっても優しい方なのもわかっているから、思い出しこわいも、殴られる、怒られる前提も、自分の為にもうやめたい!





男の人がこわかった。
大きい人に殴られるのがこわかった。
痛かった。
怒鳴らないで欲しかった。
普通のトーンで話して欲しかった。
大切に扱って欲しかった。




私は、今から男の人がこわくても良いし、こわがらなくても良い。
大切に扱われないなら離れて良いし、私は私を大切に扱う。




ってか、大事にしないならマジでブッ飛ばしたるわ(#`皿´)!!!








重い話しにお付き合いして頂きありがとうございました✨





日向あおい