オールカマーのデータ | 必勝!岡井塾ブログ

必勝!岡井塾ブログ

塾長・岡井が異色のキャリアを通じて磨き抜いた眼力をフル活用し、週末のメイン重賞で“買うべき馬”を徹底ジャッジする「必勝!岡井塾!」の見どころや元専門紙記者・小笠原が週末のレース結果速報などお届けし、あなたの競馬ライフを完全サポートします!

こんばんは。UMAJIN編集部です。


今週取り上げる重賞は、日曜中山11R・オールカマー(GⅡ)。


過去10年、①人気は【4.2.0.4】、②人気が【1.2.2.5】。上位人気2頭が揃って連対を外したのは04年の1回だけで、2桁人気馬が3着以内に入ったことは1回もありません。秋の中長距離路線の始動戦という位置づけだけに、堅めに収まる傾向が強い重賞と言えるでしょう。馬連平均配当も1,775円、3連単も①②人気が揃って崩れた04年以外は3万円台が最高なので、穴狙いに徹するのは控えた方が良さそうです。


GⅠ級のメンバーも参戦してくるだけに、重賞実績はかなり重要なファクター。連対馬20頭中10頭にはGⅠ3着以内の経験があり、6頭にはGⅡ、GⅢ勝ちの実績がありました。残りの4頭にしても、3頭にはGⅡ、GⅢ2着歴があり、1頭にはGⅢで3着の経験あり。つまり重賞で3着以内に入ったことがない馬は、ここでは通用しないということになります。3連勝で一気にオープンまで昇り詰めたヴェルデグリーンも、重賞初挑戦の前走で10着と大敗。ここでは実績不足と見るのが妥当でしょう。


続いてはローテーション。6連対の札幌記念組と宝塚記念組が主力で、好走の目安は両組とも9着以内。アスカクリチャンは札幌記念で2着に健闘しましたが、ここでも走破圏内の1頭と見て良さそうです。


あとは3連対の新潟記念組に注目ですが、こちらの好走の目安は3着以内。8着止まりのカリバーンには厳しいデータとなりました。


最後に脚質面。14頭立て以上と多頭数になった06~09、12年は、4コーナーを1~2番手で通過した馬が連対を果たしています。18頭が登録して少頭数は望めないだけに、不器用な差し馬は買い控えるのが賢明かもしれません。差し脚強烈なサトノアポロ、ムスカテールですが、不発に終わるケースも頭に入れておくべきでしょう。


推奨馬=アスカクリチャン、ダノンバラード、メイショウナルト


→→→月刊UMAJIN公式HPはコチラ←←←

★オンラインショップはコチラ
→Amazon
→セブンネット
→楽天ブックス
→Fujisan.co.jp

※全国書店・一部コンビニ・競馬場ターフィーショップにて発売