UMAJIN公式サイト内
でリポートしている
藤田騎手のメルボルンカップ遠征密着取材。
このブログでそのときの写真を
満載にして再編集し
お伝えしていきますね。
それでは以下全8話
毎日更新でいきますので
ごらんください。
◆ ◆ ◆
「メルボルンカップに挑む“男”を密着取材してきてくれ!」
上司からそう切り出されたのは10月某日、
というか10月中旬。レース2週間前というあまりに急な出来事だった。
“男”こと藤田兄貴と“メルボルン”は興味深いが、
いきなりの話にとまどいを隠せない私。すると
「ああ、大丈夫。全部手配してあるから。よろしく頼むよ!」
上司はそういって私の肩をポンと叩きその場を後にする。
(ちょ、ちょっと…)
自分がリアクションする間もなくすでに動いていた話。
私には「YES」「NO」を選ぶ権利などなかったのである。
それでも先ほども言ったように
“男”と“メルボルン”は興味深い。
(楽しそうだから、まあいっかぁ)
そう前向きに考え直し、メルボルンCの予定を確認。
す、すると、
(雑誌の入稿とドンかぶりやんけ!)
毎月、月末月初は雑誌ウマジンの締め切り日。
そしてメルボルンC取材は10月31日の夜に出発。
さらに雑誌ウマジンは毎月13日発売だ。
最後のは単なる宣伝だが、
入稿作業が立て込むさなか、オーストラリアへ…。
う~ん、なんともハードなスケジュールだ。
それでも私は仕事前倒し(!?)でなんとか準備完了。
まあ荷作りを出発1時間前から
始めるという慌ただしいなか、
10月31日朝、東京競馬場に到着した。
渡航前になぜ東京競馬場に行ったかというと、
もちろん藤田兄貴の応援である。
そして、オーストラリア密着取材はここから始まる。
そう、この日兄貴がレースを終えた後に、
文字通り“密着”して同行。
同じ車に乗っけてもらいオーストラリア行く予定なのだ。
この日の兄貴はメインの天皇賞こそ惜しかったが、
1日2勝。レースの合間に兄貴に会いにいくと
「おっ、きたな、ヘッポココンビ!」
と愛情あふれるお言葉!?
ちなみにコンビのもうひとりも
私と同じマサシ。
彼もまた私同様に兄貴の追っかけのひとりである。
10/31東京8レースくるみ賞
カトルズリップスで優勝
天皇賞・秋ではシンゲンに騎乗。
天皇賞スタート
ゴール前
メインの天皇賞が終わり、
待ち合わせ場所で待機する我々。
するとしばらくして兄貴が登場。
すでに着替え終えていた兄貴は
お気に入りの黒いハットに黒いシャツ姿。
メインレースで結果を出せなかったことや、
レース後とあって疲れている様子だったが、
2勝を挙げることができ、
この日の結果に本人は納得している様子。
「それじゃあ、出発しようか!」
という兄貴の気持ちは
すでにオーストラリアにむかっているようだった。
こうして藤田兄貴と関係者、我々UMAJINスタッフを乗せたハイ
エースは一路、成田空港にむかう。
そして成田空港に着き
出国手続きを終えて
で飛行機を待つ間
ちょっと一休み。
ここでUMAJINネットに寄せられた
ファンからの応援メッセージを添えた横断幕。
「こんなにたくさんメッセージがきたんか!?
うれしいなぁ」
と兄貴
さあ、これからいよいよオーストラリアに旅立ちます。
(つづく)
※明日更新予定。