生演奏って、やっぱり最高! | 【水戸っぽBlog】

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水戸っぽとは、水戸の三ぽい、【理屈っぽい、骨っぽい、怒りっぽい】または、【理屈っぽい、怒りっぽい、飽きっぽい】から来ています。その他、水戸生まれの水戸育ちの人間を【水戸っぽ】ともいいます。水戸っぽ深川隆成の日々の気持ちを綴っています。

ジャズの生演奏は、それぞれの良さがあり、色々な演奏があっていいですよね。


JAZZの生演奏はカラオケや指揮者のついた演奏とは違い、毎回演奏者が違うので、毎回一期一会。同じ曲でも、印象が違って来ます。


こちらは、先日の埼玉県の武里サニーサイドで歌ったFly Me To The Moon。
聴き直して驚いたのですが、これぞ歌伴という様に歌より前に出ず、全体で一体感ある演奏になっています。丸八年間バックアップ頂いている師匠星野由美子先生のバンドとならではの阿吽の呼吸と思います。歌に被さる音なく歌詞を伝える歌がストレートに響きます。ストレスなく喋りの延長で自然にノリノリで歌っています。歌詞の心模様と景色を伝える事をテーマに歌っている私に寄り添ってくださる演奏。甲府の名店アローンのオーナーが私のCDの演奏を歌伴として全体的にバランス良くて素晴らしいと絶賛されていた事を思い出しました。
音響も、間近で息遣いが伝わる様な生演奏の良さが際立っていますね。

格好良い演奏の場合、何処かで演奏が歌と被さる時があり、歌詞が消されない様に声も普段より大きく出すようになって、心なしか少し力が入ります。それはそれで、演奏との調和で気分爽快に歌った爽快感があり、これぞJAZZといった一つの優れた作品になれるとも思います。


こちらは、銀座シグナスで美空ひばりさん最後のコンサートて演奏された御経験を持つハードバップの得意なベテランでテクニシャンの小野孝司さんのピアノトリオで歌った同じ曲。
心なしか声が少しばかり力強くなっています。
ノリノリというより、音を確かめながらしっとり歌っている感じです。
同じ曲でも、少し印象が違うのではないでしょうか。

それにしても、銀座シグナスの音響は相変わらずゴージャスでコンサートホールで歌っている様です。
YouTubeで聴くより、現場で聴くのは圧倒的にいい感じです。

音響にしても、店の大きさや作り、お店のオーナーのこだわりなど、それぞれの店のこだわりがあると思います。それぞれの良さがあります。

CDやデジタル配信で聴くのもいいですけど、やっぱり生演奏のLIVE、コンサートがいいのは、そんなところにもあると思います。

私も、これからより一層精進して、より多くの方々に楽しんで頂ける様に地道に歌い続けて参ります。