お客様一人一人への思い | 【水戸っぽBlog】

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水戸っぽとは、水戸の三ぽい、【理屈っぽい、骨っぽい、怒りっぽい】または、【理屈っぽい、怒りっぽい、飽きっぽい】から来ています。その他、水戸生まれの水戸育ちの人間を【水戸っぽ】ともいいます。水戸っぽ深川隆成の日々の気持ちを綴っています。

昔、三波春夫さんは、

「お客様は神様です」

と、言われました。

昨年から個人事業主として歌手活動一本で色々とチャレンジしている中、集客の大変さを身に沁みています。



お客様がライブにお越しの際は、予定をやりくりしてお越しです。私の公演に貴重な時間を選んで頂き、ありがとうございます!という気持ちは常に持っていようと思います。



JAZZライブでは、出演者よりお客様が少ない場合はザラとよく言われます。

お客様0からでも、ドアを開けたら音楽が流れて来て良かったと思って頂ける様に心を込めてドアを向いて歌います。ドアを開けたら丁度目が合って感謝のお辞儀が出来る様に。

お客様一人の時のライブハウスでも、その方の為に全力で歌います。



コンサートホールが5分の1も埋まれば、だいぶ入った気になります。400人の収容人数に80人お越し頂ければ、こんなに沢山お越し頂き、ありがとうございます!という気持ちになって、一人一人見つめながら、歌い甲斐で溢れます。たとえガラガラであっても、一人一人、お越しのお客様に全身全霊で歌の心模様と景色を届けて、良い一日、忘れられない一日を過ごして頂き、またお会いしましょう!という気持ちで歌っています。

客席が半分しか埋まらない!と怒って帰ってしまった大歌手や、今日は疲れて気分が乗らないからMC中心で歌わないでいきますと歌わないコンサートをするメジャー歌手の様にはなりたくないものだと思います。

メジャー歌手のコンサートに行く為に、お金を貯めて、有給休暇を取って、職場の人達と仕事の段取りをやりくりして、カレンダーと睨めっこしながら、もう少し、あと少し!と胸を躍らせる一人一人のファンの方々。

人、一人一人に人生があって、音楽はその人の為の生きる活力にもなります。



そんな方々、一人一人の為に心を込めて歌い続けていける様に音楽に関わり続けていければと思います。

音楽の力は無限大だと信じています。

評論家の方が、私はお客様一人一人を観ながら歌うと何度か書いて頂きましたが、心のうちは、そういった事を思いながら歌っています。