前回の記事で、
直撃されてしまうと、大きく点差が縮まる(広がる)ので
直撃されないように注意しよう
と書きました。
では、具体的にはどうすれば良いのでしょう?
直撃とは、振り込んでしまうこと
つまり、相手が待っている上がり牌を捨ててしまうことです。
ということは、相手が待っている牌を捨てなければ良い
ということなのですが。。。
逆から考えてみます。
振り込みとなる条件は何でしょうか?
まず、相手が聴牌していること。
そして、相手が待っている牌を捨てること。
この2つの条件が成立した時、「振り込み」という現象が発生します。
ですから、振り込みを避ける第一歩は、
相手が聴牌しているかどうかを察知すること
です。
これは、時としてとても難しいのですが、
比較的簡単にわかる場合もあります。
それは、
1.相手がリーチを宣言した
2.相手が3副露(フーロ)している
※副露とは、面子を晒すことです。
3.相手が真ん中辺の数牌を何度もツモ切りしている
4.牌が捨てられる度に、自分の手牌を確認している
5.混一色、清一色を狙っている相手が
集めている色の牌を捨ててきた
※一色役を狙う場合は、集めている色の数牌を
あまり捨てません。
というような場合です。
2~4は、必ずしも聴牌ではないかもしれませんが、
聴牌もしくは聴牌が近いと考えて良いと思います。
これらの状況が見え、相手が聴牌している可能性が
濃厚である、となったら、
相手の上がり牌を捨てないようにします。
といっても、相手の上がり牌を完全に読み切るのは
特殊な場合を除いて不可能ですので、
上がり牌である危険性が少ない牌を捨てることに
なります。
では、上がり牌になる危険性が少ない牌とは、
どのようなものかというと、
1.相手の現物牌
2.4枚目の字牌
3.3枚目の字牌
4.壁の外にある数牌
5.1枚以下しか見えていない字牌
6.相手の捨て牌のスジの牌
7.スジでない数牌
序列があやふやな部分もありますが、
数字が少ない程危険が少ない(安全度が高い)
と考えてください。
これらについては、次の記事で、詳しく説明します。