前回の記事 古谷敏さん、二瓶正也さんトークショー(名古屋)1  の続きです。


■まずは二瓶さんのお話。

その間、古谷さんは一旦退席されました。
二瓶さんは「話したい事全部話しちゃったよー」と仰りながらも、
ご自分の出身地の事や、ご家族の事などから始まり、色々お話して下さいました。
二瓶さんのご出身の学校は進学する人が多いそうですが、進学せず東宝の養成所に入られたそう。


お話は撮影話に。
一番初めにウルトラシリーズに出演したのは、ご本人ではなく、車。
「ウルトラQ第9話 クモ男爵」で、ご自分の車が、自分より早く出演したそうです。
「それが良かったのかウルトラマンに出演が決まった」と仰っていました。


ウルトラマンで一番最初に撮影したのは、「第2話 侵略者を撃て」のベッドから落ちるシーン。
その後、羊を数えるシーンを撮られたそうです。


大阪ロケでのお話も。
ロケで宿泊したホテルに女の子が何人かいて、仲良くなったそう。
聞くと女の子達は武田薬品の人で、
「ウルトラマンのCMもタケダだ」という話をしたら、大量のサンプルをくれたそうです。
その時キャップが居なかったので…
「4人で山分けしたら、後でキャップに見つかって怒られた」


そのままお話はムラマツキャップ=小林昭二さんの話題に。
「キャップはちんちくりんだけど、オーラが入って大きく見える」
ちんちくりん発言に会場大笑い。
会場を笑わせた後はしっかり、キャップがいかに凄い俳優さんかを語っていらっしゃいました。


マイティジャックのお話もされていました。
「マイティジャックをやったけど、視聴率が悪かった。あれは裏番組で巨人の星をやってたからだ」


色んな発言に、会場内は笑いっぱなし!

二瓶さん、身振り手振りも大きく、動く動く…!
現在は体重を落とすためダイエット中だそうです。
「来年は今と違う自分を見せれます」
と仰っていました。


たまに「今何をされているのか」聞かれるそうですが
「芸能人は自分から引退って言わないと引退じゃない。
引退じゃなかったら、それは充電だ!
と仰っていました。
「だから、その辺の飲み屋街とかで放電して歩いてる」
会場内はまたまた大爆笑。


笑いっぱなしで二瓶さんの持ち時間30分は終了。

ラストにはスーパーガンと、主催者様が作成されたという手作りのマルス133を持ってポーズを撮って下さいました。
めざせ!ウルトラ検定1級ブログ-20111113-1
「二丁拳銃だ!」と笑って構える姿に、感動しました!



■変わって、古谷さんのお話に。
その間二瓶さんは一旦退席されました。


初めに、古谷さんから来場者にプレゼントが。
めざせ!ウルトラ検定1級ブログ-20111113-2
古谷さん・二瓶さんのポストカード
古谷さんのお名前シール
古谷さんのブログカード
これは嬉しい!


お話は、金城哲夫さんの話題から始まりました。「金城哲夫研究第2号」から、古谷さんが寄稿された文章を朗読。

めざせ!ウルトラ検定1級ブログ-20111113-3
古谷さん、桜井さん、ひし美さんと、沖縄に行かれた時のお話です。古谷さんの金城さんに対する思いが書かれていました。


古谷さんは山形県教育センターからの依頼で教員用の本に載せるための文を書かれたばかりだそう。
残念ながら一般の人は読めないようですが、もしも手に入ったら、その文をご自身のブログに載せると仰っていました。

古谷さんのブログです↓
http://jinntiyann.blogspot.com/


古谷さんはこのトークショーの前日、マムシさんの独演会に行かれたそう。
その時電車で見かけたある親子について。
小さな子供が母親に話をしたくて仕方ない様子で母親を見ているが、
母親は子供を無視して携帯をいじっている…
また、別の時、レストランで子供が騒いでいるのに、全く知らない顔をしている父親…
そういう場面に出会ったそうで、
子供に親が接するのがどんなに大切かを語られました。


著書「ウルトラマンになった男」のお話も。
怪獣ショーにお金がなくて入れず、古谷さんと一緒に会場に入った男の子が見つかったそう。
「嬉しかった」と仰っていました。


現在古谷さんは2冊目の本を執筆中だということ。苦しかった時代の事を書かれているそうです。


我慢することについて
我慢し続けると、諦めになり、その後、スッとするそう。
一度皆にその体験をしてほしいと仰っていました。

ウルトラマンのスーツアクターという過酷な仕事をされた古谷さんだからこそ語れる体験だなと思いました。


最後に、著書「ウルトラマンになった男」から
読んで欲しい所のリクエストや、ここはこう書いてあるけど違うんじゃないかという質問がないかということ。
思い切って、バスで子ども達がウルトラマンの話をする場面を読んで欲しいとリクエストしました。


この場面は、読むと、私も頑張ろうと勇気づけられる場面です。
古谷さんご本人に朗読していただけるなんて、滅多にない機会!

本をお持ちの方は皆さん朗読を聞きながら一緒に読んでいらっしゃったようです。
私も持ってくればよかった!


古谷さんのお話の後、一旦退席されていた二瓶さんが再登場。
二瓶さん、古谷さんの顔を見るなり
「俺きっちり30分で終わったのに、お前、長いよ!」
会場大笑い。


二瓶さんのお話30分、
古谷さんのお話40分、
たっぷり楽しめました!

お二人が揃った所で、サイン会にうつりました。


続きはこちらです。

古谷敏さん、二瓶正也さんトークショー(名古屋)3


この記事の写真は、古谷敏さん、二瓶正也さん、主催者様のご好意により撮影許可・ブログ掲載許可をいただきました。
ありがとうございました。