こちらはR129 V12の最大の弱点、ADS(アダプティブ ダンピング システム)の故障を起こしてしまったお車です。
R129のV12車両には全車、油圧で車高を維持するADSが標準で装備されています。 (一部AMG V8 コンプリート車両もあり、V12も仕様と年式によって細かな差異あり) これは4本のショックアブソーバーを一括して油圧でコントロールするシステムで、セダンモデル(ロングボディ)、ワゴンに搭載されているレベライザーが前後についていると考えればお分かりいただけると思います。 非常に重いM120 V12エンジンをフロントに搭載するので、メルセデスはフロントにもレベライザーを装着する方式を取ったのです。
きちんと動作している間は、非常に高品質な乗り心地を提供する素晴らしいシステムですが、車高がどうしても腰高なのと、ワインディング路などで少しスポーティーに走りたいときなどはドライバーと車体の動きがリンクせず、頼りなさばかりが目立ってしまいます。 おもに直線高速道路での乗り味優先のシステムです。
すべてを油圧コントロールしながら「やさしい」のり心地を実現するため、コイルスプリングは非常にレートの低いものがつかわれております。 驚くほど柔らかい、細いスプリングです。 そうです、油圧ショックがほとんどすべての仕事を行っているためです。
そのためいったんトラブルが起こるとこのように完全に車高が落ちてしまい、まったく走行不可能になります。
だれですか? 低くてかっこいいなんて言っている方は!? ヽ((◎д◎ ))ゝ
トラブルの多くは
1)電気的なもの(後期型に多い)
2)油圧システムそのもののトラブル(前後期ともに多い)
3)1&2
にわかれますが、いずれにしても交換部品は高価で、かつ将来的にまた同じトラブルにみまわれてしまう可能性は残されてしまいます。
皆様の中には「ADSを全部取ってしまって、ただのコイルスプリングとショックアブソーバーにしてしまえばいいじゃない!?」と思われるかたもいらっしゃるかもしれません。 UBTもそう思います。
しかしそれを実現するには多くの困難が付きまといます。
それはV8に比べて200kg以上重いフロントを支え、かつしなやかな動きをするスプリングの開発と、その動きをしっとりと収束させる高い性能のショックアブソーバーの開発。 さらに、車体のシステムに張り巡らされたセンサー類のバイパスノウハウです。 単純に「ぽいっ!」と撤去しただけですと、車によっては80km/h以上スピードが出なくなったり、パワステポンプが焼きついたり、それはそれは多くのトラブルがまとわりついてきます。
UBTでは独自のノウハウでこのADSシステムのバイパス処理、およびSpecΩサスペンションシステムをインストールする方法を数年前に確立し、おおくのR129 V12車両の美しいローダウンスタイル、高次元にバランスされた走行性能、フラットでメルセデスらしいのりごこちを提供しながらADSの将来的なトラブルを回避し、かつインストール費用はADSシステムの修理費用と同等におさえる というテクニックを樹立しています。
皆様のR129 V12ももし故障してしまったら、もしくは将来的な不安を払しょくしつつ
美しいスタイリングと素晴らしい走行性能を同時に手に入れる UBT Spec Ω はいかがですか?
もちろんS6 V6 V8車両も、W201もW124も、W140まですべて対応しております。
どうぞよろしくおねがいいたします。


















