移動中は無駄にのんびりするべきか、効率よく何かをすべきか、等と考えた事は誰しもあるはずです。

本を読む人、ボーとしている人、景色を見ている人、きょろきょろしている人、寝ている人、音楽を聴いている人、歌を歌う人、勉強する人といろんな人がいますよね。

今は、電車の中ではスマホを見ている人が圧倒的ではないでしょうか?その人たちも、動画を見たり、調べ物をしたり、ゲームをしたり、読書をしたりと多種多様です。

こうやって考えると、みんなスマホを見ている車両の中の空気に不気味さを感じる人も多いと思います。しかし、これは大きな問題ではありません。静かにしないといけない所で最も便利なツールがスマホだから、みんな目的が違ってもツールとしてスマホを使っているだけなのです。大人同士の社交中におとなしくなった子供を見ると、みんなスマホで好きなことをしているときですよね。大人にもこの行動が当てはまっているということだけなのです。

 

私が、注目したいのは「移動中に何をやっているのか。」「無駄を大切にしているのか、それとも無駄無く何かを行っているのか。」ではありません。移動が「好きか」「苦手か」です。過去の経験によっても違ってくるでしょう。

ここでは、移動好きの頭の中身を覗いてみましょう。

「移動中は妄想したりして、仕事から頭を離れられる。移動も仕事のうちだから、勤務中に頭を休められる唯一の時間だ。」「通勤時間が長いから、ここでプライベートと仕事の切り替えができる。朝は遊びのことを整理して仕事のスケジュールを組み立てる。帰りは残った仕事を頭で整理して遊びの準備。」「いろんな人を観察して、朝礼のネタにしよう。」「今日会社であんなことが出来たなぁ。」「昨日、日本負けたけどアイツと語らなきゃ。」なんてことをボーっと考えていることが多いようです。意外と、私は移動中には「絶対音楽を聴く。」とか「本を読む。」、「ゲームをする。」などと決めている人は少ないようです。また、「移動中は座れるから。」というのも喫茶店を楽しむような感覚になります。だから、音楽も聞けるし、本も読めるから好きという感覚なのでしょう。

 

こうやって覗いてみると余計に、どうしても移動が好きになれないという人もいるでしょう。そこには「不安」とか「危険」、「汚い」などが心理として出てくると思います。運転には注意が必要だし、満員電車には痴漢やスリなど危険があります。潔癖症の人には移動空間は耐えられないものです。移動好きなんて言っている人は平和ボケしている証拠でしょう。

 

でも、そんな移動が好きと思える人がいるくらい、不快感の少ない平和な時代で暮らせているのだと、感謝できれば良いのではと思います。どこでもすぐに行ける時代だからこそ、時刻表とニラメッコするよりも、移動が好き嫌いにかかわらず、気持ちにゆとりを持って空間を楽しめる人でありたいと思います。