毎年、2月ごろに伊良湖へ行っているような。
まあ、もう、雪道が嫌だなと思うお年頃。
ちょうど菜の花や、気の早い河津桜も。
ということで、先週の木曜、金曜、元山仲間のＫ子さんをそそのかして、
わんこ旅してきました。
変わり映えしないとは思ったけれど、これが、意外と楽しかったのです。
まずは、急ぐ旅ではなし、ランチから。
実は、碧南に用事があって、後述、
で、レストランを探していたら、
見つけました。
碧南に九重味醂の本店があります。
そこに併設されたレストラン・・・K庵
知らなかったのは、かあちゃんだけで、それなりに人気らしい。
予約していった方がいい。もちろん、季節的にわんこ車内待機できます。
駐車場からは、こんな路地が続く。
どうやら、裏の駐車場から入ったらしい。
入り口
中に入ると、手前の暖簾が味醂の直売所 奥がレストラン
レストラン入り口
トイレは、外厠 でもきれい。
手前の樽の中ものぞいたけれど、何かわからない。
樽の真ん中に穴が開いていた。
昔のトイレ??????
メニューは、それほど多くはない。
焼き魚定食を頼みました。
一皿目が、まあ、オードブル
真ん中の、みりんの利き酒?の盃の中の
白菜らしいけれども、絶品 その後ろの鶏肉のハムも。
にんじんは、和風のラぺ。
メインはぶりの照り焼きにお味噌汁 雑穀ご飯
お味噌汁が、とてもおいしかった。リヒ゜決定。
予約していたので、窓際の席に。
狭いけれども、お庭がいい。馬酔木の蕾が満載。
まあ、中高年のおばさまたちが好きそうなお店でした。
佇まいがいいです。
碧南、なかなかです。
で、本来の目的は、碧南の美術館の村山槐多展。
実は、かあちゃん、美術展にはそんなに興味ありません。
ただ村山槐多展は、心が動きました。
関根正二も展示されていたのですが、いずれも、20世紀初頭、
夭折の画家として知られています。
村山槐多は、詳しい事情は知りませんが、「戦没画学生の絵」の無言館の
窪島さんが、一時、無言館の傍に「村山槐多館」を作られて、展示されていたみたいで、
その時見たのかな。
無言館と言えば、うららの故郷の塩田平なんです。
そんなこんなで、見たいなと。
夭折の画家ですから、作品数もそんなにないし、
御目当ての作品が来ているかどうかも、わからなかったけれど、
とりあえず、行ってみました。
作品は数点、でも、御目当てのは…・ありました。
普段は、長野県美術館にある。
小さな町の割に、立派な美術館です。
我が町には、美術館はないよねえ。
まあ、美術館って、箱物にもお金かかるけれど、
収蔵作品にもお金かかるから・・・・
市長さん、作らなくていいよ。他の町に見に行くから。
それから、これは、まったく、興味ない話かもしれませんが、
思わぬものに出くわしました。
どうして、碧南にこれがあるのか、わかりませんが、
「大本教」関連の資料が、美術館に。
出口王仁三郎の仏画とか、出口ナオの御筆先とか…・
うーん、大本教・・・・どうして・・・。
教育実習の担当教官が、若いころ調べていたとか、
それに、かあちゃん世代なら、なにがしかの感銘を持っている
高橋和巳の小説「邪宗門」の、なんか、元ネタのような・・・
さっき、邪宗門をググったら、高橋和巳の邪宗門ではなく、
北原白秋の方が先に出て来た…・悩める大学生の教祖みたいな人でした。
あの先生も、若くして亡くなりました。
あの本は、永久保存だと思っているので、まだ処分していないと思う。
また、読んでみようかなあ。
まーあ・・・古い話になってしまった…・。
さて、碧南から、せっせと運転して、めっくんハウスで、
いちごパフェを食べて…・これが、めちゃくちゃ美味しいのです。
ミルクがきっとおいしいからだと思います。
で、伊良湖岬の突端に一番近い浜藪の菜の花ガーデンに。
毎年のように来ていますが、去年、二月半ばは、まだまだ
七分咲き・・・・仲間は感動していましたが、
かあちゃんは、うーん、いまいち…と思っていましたが、
今年は、二月半ばで、ほぼ満開。
菜の花の香りが違います。もう、駐車場からすごいです。
行くなら、早めに…・
菜の花畑の奥は、太平洋。
でも、風すごい。過去一。関東では春一番が吹いたらしい。
K子さん、わんこ生活はしていないはずなのに、とても、
わんこ好きなようで…・まあ、そうでなければ、着いてこないですが。
油断すると、はるちゃんを抱きたがる。
我が家、あんまり、べたべたしない主義なんですがねえ…・
はるちゃん、迷惑そう。
もう、閉場間際に入ったので、あんまりゆっくりはできませんでした。
・・・・・・続く